世界が直面する気候変動問題には、ビジネスと技術の両面において革新的な解決策が必要です。イノベーションはNetAppのDNAであり、イノベーションこそがあらゆる面で私達の企業文化を形作っています。NetAppは、お客様がエネルギー消費を削減し、CO2排出量の削減目標を達成できるよう、エネルギー効率の高いテクノロジの開発に全力を注いでいます。
大手パブリック クラウドがネットアップ製品を使用する今日、効率性は何よりも重要です。そのため、環境に対する取り組みにおいて、ネットアップは最高水準以上を目指しています。ネットアップがテクノロジに真の持続可能性を組み込んでいるのは、その重要性を理解しているからこそです。
データの格納に必要なエネルギーは、それだけでデータセンターの10~15%を占めており、決してささいな量ではありません。だからといって悲観する必要はありません。エネルギー効率を向上させる優れた方法をご紹介します。
エネルギー効率の向上など、クラウド テクノロジを使用するメリットは多数あります。AWSは、データセンターと比較して3倍以上の改善効果を報告しています。
ハードウェアの使用、データとストレージが及ぼす影響、クラウドの要件など、持続可能性に関してITはいくつもの課題を抱えています。ただし、エネルギー効率を最大化することが実証されている戦略は存在します。まずはそこからスタートしませんか?優先すべきは次の4つの分野です。
エネルギー消費を改善するためには、ストレージ ハードウェアをはじめとするオンプレミスの運用と消費状況をより正確に把握することが重要です。
NetAppは、ストレージに特化したプロバイダとして初めてMITコンソーシアムに参加しました。MITコンソーシアムは、合理化されたライフサイクル アセスメント手法であるPAIAを採用しています。
システムの消費電力をリアルタイムで表示する、環境ダッシュボードを無料で提供しています。
ONTAPは、データ削減やクローニング、階層化、フラッシュ技術により、データセンターに格納する物理容量を削減します。
ストレージ アレイの使用状況をまとめた無料レポートで、消費電力の大きいワークロードを特定できます。
ネットアップのAIとアナリティクスは、エンタープライズ データの使用状況とその価値、最適な格納場所について、より深い分析情報を提供します。
NetAppでは、データのカタログ化と分類、移行プロジェクトの支援、ストレージ コストの削減、持続可能性の向上にAIアルゴリズムを活用しています。
ONTAPには堅牢なファイルシステム フレームワークが備わっているため、ボリューム内の主要なデータ ポイントを可視化して、データ管理に関してより的確な意思決定を行うことができます。
多くの場合、クラウドのエネルギー効率はデータセンターのそれを上回ります。このメリットを活かして、ストレージをクラウドに移行するタイミングを見極めましょう。
ONTAPは大手クラウドにネイティブ サービスとして統合されているため、必要な場所で必要な機能を利用することができ、不要なオーバーヘッドをなくすことができます。
使用しているクラウドに関係なく、アプリケーションへの影響ゼロで、使用頻度の低いデータを自動で階層化します。クラウドへのワークロードの移行も簡単です。
ハイパースケーラには、再生可能エネルギー、低炭素建築、最適冷却、気候変動対策に関する誓約、CO2排出量の透明化の観点からメリットがあります。
クラウド インフラを自動化し、継続的に最適化することで、クラウドのコンピューティング コストを最大90%削減し、カーボン フットプリントを減らすことができます。
NetAppのポートフォリオには、インテリジェントなクラウド サービス、データ サービス、ストレージ インフラが含まれています。この統合されたアプローチにより、ハイブリッド マルチクラウド環境全体で運用を一元化し、これまでにない可視性とシンプルさを実現できます。
ネットアップはEcoVadisのゴールド メダルを取得しました。EcoVadisは、環境、労働と人権、倫理、持続可能な調達プロセスといったテーマでサプライヤを評価する、世界をリードするエビデンスベースのESG評価機関です。ネットアップはEcoVadisが評価した企業の上位7%にランクインしています。
ネットアップは、国際的な環境基準を満たすだけでなく、その基準を上回る環境に配慮した製品やサービスを提供し、継続的な環境改善の実現に取り組んでいます。
ネットアップは、ソリューション、製品、サポート、サービス、ビジネス プロセスを継続的に改善することで、お客様とパートナー様の要求に応え、満足度の向上に取り組んでいます。