スコープ1と2の炭素排出量
NetAppは、2030年にはスコープ1と2の目標達成率が42%になると見込んでおり、科学に基づく目標の達成に向けて順調に進んでいます。戦略として、再生可能エネルギーの継続的な購入、不動産の炭素排出量の管理、エネルギー効率に優れたラボやデータセンターの運用などに取り組んでいます。
NetAppの活動はすべて、お客様と私たちが住む世界により良いサービスを提供するためのものです。それには、全社で二酸化炭素排出量を削減し、データを管理するお客様が、持続可能性の目標を達成できるよう支援しなければなりません。持続可能性はNetAppのDNAの一部です。
NetAppの2022年の重要課題評価では、特にバリュー チェーンにおけるエネルギー管理と温室効果ガス(GHG)排出削減が最優先課題に選ばれました。私たちは、データ ストレージが環境に与える影響を認識しており、お客様やサプライヤとの協力を通じて今すぐ変化を起こすことで、環境への全体的な影響を抑えようと考えています。
データ ストレージ最適化がビジネスにもたらす潜在能力を最大限に引き出します。「The Futurist」の最新エピソードを視聴して、革新的なコラボレーションが環境に優しい未来をどのように形作っているかをご確認ください。
NetAppはデータ主体でGHG排出量を継続的に監視し、社内目標を策定しています。直接排出量と間接排出量のどちらにも、思い切った短期の脱酸素目標を設定しています。サプライヤやお客様と協力して、排出削減を効果的に達成することを目指します。
NetAppは、2030年にはスコープ1と2の目標達成率が42%になると見込んでおり、科学に基づく目標の達成に向けて順調に進んでいます。戦略として、再生可能エネルギーの継続的な購入、不動産の炭素排出量の管理、エネルギー効率に優れたラボやデータセンターの運用などに取り組んでいます。
私たちは、2030年までにスコープ3の排出量を50%削減するという、思い切った目標を設定しています。スコープ3に分類される「購入した製品やサービス」と「販売した製品の使用」は、NetAppの総素排出量の90%以上を占めるため、削減に向けた取り組みには、サプライヤやお客様の協力が欠かせません。
NetAppのオフィスは世界中にあり、そのほぼすべてをカバーした環境マネジメント システム(EMS)で、ISO14001:2015認定を取得しました。私たちはこのEMSで環境への影響を管理し、持続可能性を前進させる機会を探り、エネルギー、水、廃棄物を管理するための強力な戦略で、全社の二酸化炭素排出量を削減しています。
コークにあるNetAppの国際本部は、アイルランド最大の都市再生プロジェクト実施地域に位置し、LEEDプラチナ認定を取得しています。
ウィチタ州立大学イノベーション センターにあるNetAppの施設は、風力エネルギーで電気をすべて賄っています。
インドのバンガロールにあるオフィスは、風力、水力、太陽光を組み合わせて電力の85%以上を生成しています。
ノースカロライナ州リサーチ トライアングル パークのデータセンターは、冷却塔に再生水を使用しています。
NetAppは、お客様がエネルギー消費を削減し、CO2排出量の削減目標を達成できるよう、エネルギー効率の高いテクノロジの開発に全力を注いでいます。これは、ONTAP Storage EfficiencyとONTAPハイブリッド クラウド階層化によって、2022年1月以降に削減されたと想定されるエネルギー量の概算値で、エネルギー使用量に国際的な基準の平均係数を乗じて、CO2排出量に変換して算出しています。この見積もりは、NetAppのお客様に対して個別にもあるいは全体としても、現在または将来のパフォーマンスを保証するものではありません。詳細については、こちらを参照してください。
NetAppは、事業の上流と下流を、より持続可能にする方法を絶えず模索しています。メーカーと協力して製品パッケージを改良したり、お客様向けに無料の製品回収プログラムを用意するなど、考え抜いた方法で循環型経済に貢献しています。
一部の製品については発泡スチロールの使用をやめ、100%リサイクルされた素材で作られた完全に再生利用可能な緩衝材に変更されています。
製品の出荷に使用する段ボール箱や木製パレットを小型化し、環境負荷をさらに低減しています。
一部の製品の強度を高め、積み重ねられるようにすることで、輸送効率を50%向上させています。
NetAppの製品は、お客様が目指す持続可能な企業の実現に役立ちます。
EcoVadisは、環境、労働と人権、倫理、持続可能な調達の4つの領域でサプライヤを評価する、エビデンスベースのESG評価会社です。NetAppは、業界をリードする同社からゴールド メダルを授与されました。これは、EcoVadisが評価した企業の上位5%にNetAppがランクインしていることを意味します。
CDPは、企業が環境への影響を自ら管理するためのグローバルな開示システムを運営しています。NetAppは10年近くにわたり、率先してCDPの質問書に回答し、2022年には気候変動と水セキュリティの両方でBスコアを獲得しました。
NetAppは、国際的な環境基準を満たすだけでなく、その基準を上回る環境に配慮した製品やサービスを提供しています。ISO14001認証を取得しているだけでなく、適用される国際的な法や規則をすべて遵守しています。その数は決して少なくありませんが、電気電子廃棄物(WEEE)指令、特定有害物質使用制限(RoHS)指令、REACH規則(Regulation for Registration, Evaluation, Authorization and Restriction of Chemicals)など、重要な規則が含まれます。