NetApp ITのストレージ エンジニアリング マネージャーであるToby Cherasaroが、ITインフラ業界での自身の歩みを通じ、NetAppテクノロジーがいかにストレージに対する彼のアプローチを変革し、彼にとっての万能ナイフとなったのかを振り返ります。
インフラ分野で20年を過ごした後になぜNetAppに来たのかを聞かれるたびに、私はストレージが柔軟性と透明性に欠けた壊れやすいものである必要はないことに初めて気づいた瞬間を思い出します。ストレージは、柔軟に対応でき、効率的で、仕事を難しくするのではなく楽にしてくれる存在でありえます。私にとって、それを悟ったのが初めてNetAppを導入した瞬間だったのです。
しかし、この話はもっと以前に遡ります。私がITマネージャーとして、データ センター全体がまず信頼できないブロック アレイ上に配置されていることに不安を抱えていた頃のことです。
私の最初の仮想化プロジェクトは、HP LeftHand Networksブロックアレイ上で実行されるVMware ESX 3.5でした。約60台のサーバーにあらゆるものが収容されており、その内部で実際に何が起こっているのかはほとんど可視化されていませんでした。シンプロビジョニングされたLUNが突如フルになり、ストレージの停止はランダムに発生するようでした。自分の持っているツールがいかに足りないかを痛感する毎日でした。
それらの経験が私の原点となりました。ストレージには、容量とパフォーマンスだけではなく、制御、観測性、予測可能性も重要であることを教えてくれました。そして私はまだ、そのどれも手に入れていませんでした。
その後、大手ITソリューション プロバイダーのインテグレーターとなり、NetAppを含むさまざまなアレイを顧客向けに導入するようになりました。そして、そこですべてが変わったのです。
何も教えてくれなかったブロックLUNと比べると、これは革命的だと感じました。
そのときから、私はNetAppをストレージの万能ナイフと呼ぶようになりました。統一されたプロトコル、データ効率、柔軟性、数多くのオプション。他のアレイが、まるで一芸しかない小馬のように感じられました。
ある学区では、1年間毎日の完全なVeeamバックアップ実行を望んでいました。他のシステムではまずありえない話だったでしょう。しかし、ONTAPの重複排除でそれが可能になりました。
5TBのCIFS共有を提供したところ、80TBの物理ディスクは使用せずに80TBを超えるバックアップを効率よく保存できたのです。重複排除の理論上の最大値に達したときには、新しいボリュームを作成して作業を続けました。
大々的なアップグレードは必要ありません。予算会議でもめることもありません。ただ、スマートで効率的な設計が実現するのです。
別の顧客の話になりますが、オフショアVDIを使用しているSAP開発環境がレイテンシーにより機能不全に陥っていました。予算は限られていましたが、パフォーマンス要件は膨大でした。
All Flash FAS(AFF)とNetwork File System(NFS)を使用して、ソリッド ステート ドライブ(SSD)のシェルフの半分だけを使い、完全にプロビジョニングされた100台のデスクトップをホストする500GBのデータストアを構築しました。
これがプロジェクトを救いました。そして、他のアレイでは太刀打ちできないビジネス上の問題を、NetAppなら解決できるという私の確信は固まりました。
クラスタ化されたONTAPが登場したとき、私が最初に感じたのは不安だったことは否定できません。複雑そうに見えたのです。しかし、無停止運用が何を意味するのかが分かると、すべてが理解できました。
NetApp ITに入社したとき、「自分たちで作ったシャンパンを飲む」ということをいかに真剣に考えているかに、うれしい驚きを覚えました。
NetAppは、販売するすべての製品をITで使用しています。
私のキャリアは小規模ITショップから始まり、インテグレーター、AWSを経て、現在はNetAppに在籍しています。そのすべてを経て、私が今ここにいる理由は単純です。NetAppは、実践者に実際の問題解決のための実際のツールを提供するのです。
NetAppは柔軟で、効率的で、強力です。それはストレージに対する私の考え方を変えた、万能ナイフなのです。
Toby Cherasaroは、エンタープライズ ストレージ ソリューションの設計と導入において20年以上の経験を持つ、データ インフラストラクチャーのリーダーです。NetApp ITストレージ エンジニアリング チームを率い、統合データ管理とAI主導の自動化におけるイノベーションを推進し、企業のインフラ新興テクノロジーとともに進化することを確実にします。