お客様から常に耳にするのは、ランサムウェア攻撃を阻止することと、運用を簡易化してIT担当者の時間を節約することの2つが、最大の課題であるという話です。NetAppは、この2つの分野で業界をリードするストレージ ソリューションを提供し続けています。今月初めに発表されたNetApp® ONTAP®データ管理ソフトウェアの最新リリースでは、自律型ランサムウェア対策がさらに簡単かつ強力になりました。また、ますます簡易化された統合ワークロードの管理により、ビジネス ニーズに応じたアプリケーションのリソースを容易に利用できるようになりました。
NetAppは、毎年ONTAPの新しいバージョンをリリースすることで、最新のイノベーションと機能強化をお客様に提供しています。NetAppが重視しているのは、オンプレミスとパブリック クラウドのリソースにわたってお客様のストレージ環境のセキュリティ、柔軟性、簡易性、パフォーマンス、効率性を高めながら、TCOを削減できるよう支援することです。
今回は、NetAppの最新の機能強化が、お客様のITの課題を解決するうえでどのように役立つかについてご紹介します。
NetAppでは、2年前に自律型ランサムウェア対策を導入しました。これは、機械学習をベースとした業界トップクラスの機能で、ファイル共有に関する予期しない範囲外のアクティビティを検出できます。ONTAPでランサムウェア攻撃の開始が疑われるアクティビティが確認されると、管理者にアラートが自動送信され、影響を受け始めているデータのNetApp Snapshot™コピーが作成されます。
自律型ランサムウェア対策では新たに3つの機能が強化され、データ保護がさらに簡単かつ強力になりました。
ONTAPを基盤とするストレージ環境には、複数のワークロードの統合やプライベート クラウドの管理に役立つ、業界をリードする機能が組み込まれています。これらの機能により、優れたパフォーマンス、拡張性、信頼性、データ保護が実現されるだけでなく、ブロック、ファイル、オブジェクトにわたる統合環境を構築できます。
この最新のONTAPリリースでは、オンプレミスの統合ワークロードの管理がさらに容易になりました。
この最新のONTAPリリースにはほかにも、データの可用性、ストレージ効率、インフラの拡張性、オブジェクト データの管理をさらに向上させる多くの機能拡張が含まれています。ONTAPは、ブロック、ファイル、オブジェクトの対応に実績のある、業界最高クラスのユニファイド ストレージ環境です。
最新リリースのONTAP 9.13.1は、5月4日に一般公開されました。業界で最も包括的なデータ管理スイートであるONTAP Oneを使用すれば、ご利用のデータセンターにもすぐに導入できます。ONTAP Oneには、AFF、ASA、FASシステムに対応したNetApp ONTAPソフトウェアがすべて含まれているため、オンプレミス環境でもシンプルに利用できます。また、NetApp Cloud Volumes ONTAPを使用すれば、パブリック クラウドにもONTAPを簡単に導入できます。さらに、新しいNetApp BlueXP™統合コントロール プレーンを使用すると、ストレージ環境全体でONTAP機能を有効化、管理、最適化できます。
NetAppは、お客様のITの課題を解決できるよう支援します。詳細については、NetApp ONTAPのWebページにアクセスしてください。
Jonは、NetApp ONTAPデータ管理ソフトウェアのシニア プロダクト マーケティング マネージャーを務めています。2010年にNetAppに入社し、新しいソリューションの立ち上げに必要とされるチーム間のコラボレーションを指揮しています。NetAppに入社する前は、HPのビジネス クリティカル システム部門で、ドイツを拠点としていた3年間を含め、10年以上にわたってマーケティングに携わっていました。オフタイムには、ランニングやサイクリングに出かけるほか、サンノゼ シャークスのホッケーの試合観戦に行ったりしています。