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NetApp ASA

 : オールフラッシュSANアレイが登場

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Sandeep Singh
Sandeep Singh
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NetAppは、データ ストレージのリーダーとしてよく知られています。証拠は、数々の評価をご覧ください。多くの人にとって、NetAppは、非構造化データ(ファイルとオブジェクト)とユニファイド ストレージのどちらでも、広く有名なリーダー企業です。実際私たちは両方のカテゴリを扱っており、1992年にNASを企業に導入し、2002年にファイルとブロック両方に対応する業界初のユニファイド ストレージをリリースしました。以来NetAppは、ユニファイド ストレージ システムの中で最も革新的で、かつ顧客中心のソリューションを提供し続けてきました。

では、ブロック ストレージ(SANストレージ)についてはどうでしょうか。NetAppにとっては単に趣味でやっている添え物でしょうか?とんでもありません。NetAppは20年以上にわたり、高速で信頼性と効率性に優れた、データを保護するSANストレージ ソリューションを構築してきました。NetAppをSANソリューションとして信頼しているお客様は2万社以上にのぼります

多くのお客様が、ユニファイド システムでSANを実行することで、最大限の柔軟性を得ています。そうしたお客様にとって、NetAppが今もユニファイド システムのリーダーであることに変わりはありません。一方、専用ブロック ストレージによって環境を簡易化し、耐障害性を最大限に高めたいという、特有の要件を抱えるお客様もいらっしゃいます。

新登場のオールフラッシュSANストレージ アレイ

このようなお客様にサービスを提供するために、この度投入したのが、NetApp® ASAです。ASAシステムは、NetApp AFF ファミリーやFASファミリーと同じく、NetApp ONTAP®ベースの包括的なストレージ ポートフォリオの一部です。

ASAシステムは、ミッションクリティカルなアプリケーション、データベース、VMwareインフラ向けに設計された、使いやすいハイパフォーマンスSANストレージです。業界最高水準の実効容量に加え、業界 をリードする生データから利用可能なデータへの変換、4:1のストレージ容量削減保証(NetApp Advanceに含まれる)、統合データ プロテクション、卓越したハイブリッド クラウド接続が標準で搭載されています。

ところで、先ほど「ミッションクリティカル」と申し上げましたが、耐障害性と可用性についてはどうでしょうか。IDCの検証によると、NetApp ONTAPシステムは、NetAppインストール ベース全体で平均99.9999%以上の可用性を既に実現しています。NetApp ASAには、一般に高価なハイエンドアレイにしか見られない対称アクティブ / アクティブ アーキテクチャを採用しました。この堅牢でシンプルなソリューションにより、インストール ベース全体で99.9999%以上の可用性が得られるだけでなく、すべてのASAシステムで、これを実現できると私たちは自信をもって申し上げます。

NetAppはこの自信から、すべてのNetApp ASA システムに、99.9999%の可用性保証を付けています。ASAシステムに年間31.56秒を超えるダウンタイムが発生した場合は、NetAppが修正措置を施します(ベストプラクティスが適用されていることを確認するために、NetApp Cloud Insightsを使用する必要があります。また、その他の規定が適用されます)。

詳細については、今週行われたすべての発表について解説した、こちらのブログ記事をご覧ください。

サイロ化した特定用途向けの複雑なインフラにピリオドを

ONTAPベースのポートフォリオに、この度NetApp ASAが加わりました。なぜこれが重要なのでしょうか?実は他のベンダーだと、お客様は、特定用途向けのインフラ サイロという複雑さに悩むことになるからです。他社の場合、SAN向けのソフトウェア スタックが1つ、NAS向けのソフトウェア スタックが1つ、さらにコンテナ向けのソフトウェア スタックが1つあるのが一般的です。NetApp ASAシステムは、NetApp AFFやFAS アレイとまったく同じAPI、CLI、System Manager GUIを使用します。お客様のチームは、1組のスキルを身につけ、1組のスクリプトを書くだけで済み、非構造化データ環境向けに構築した自動化機能を、ブロック環境にもシームレスに適用できます。これは間違いなく、めでたいことです。

ONTAP One for SANは、NetApp ASA専用のソフトウェアで、SANワークロードに関連する包括的なデータ サービスを提供します。複数のソフトウェア バンドルを選択する手間がかかりません。NetAppは数か月前に、AFF Cシリーズで初めてONTAP Oneをリリースしました。今回のリリースでは、ONTAP OneをAFF AシリーズとFAS システムにも広げ、ONTAP Oneが、ONTAPオンプレミス ハードウェア システムすべてに標準で搭載されるようにしました。

また、NetApp AFFシステムやFASシステムと同様、NetApp ASAシステムにもNetApp Advanceを提供し、業界をリードするストレージ ライフサイクル プログラムで、テクノロジの更新をスムーズに行えるようにしました。プログラムに含まれるアップグレード オプションを利用すれば、3年ごとに追加料金なしで、システムを停止することなくコントローラをアップグレードできます。NetApp Advanceでは、前述のストレージ容量削減保証も利用できます。NetAppのシステムは、競合他社のオールフラッシュ アレイと比べて、温室効果ガス排出量が最大で50%低くなっています。そのメリットに加えて、優れたパフォーマンスと効率性を実現し、さらに、エネルギー使用量と二酸化炭素排出量を最小限に抑えることができます。

NetApp ASAシステムは、NetApp AFF Aシリーズのモデルとほぼ同じく、ASA A150、ASA A250、ASA A400、ASA A800、ASA A900で構成されます。この包括的なファミリーは、耐障害性と拡張性に優れた使いやすいSANストレージを提供し、価格とパフォーマンスの最適なバランスを求めるエントリレベルと中堅企業のお客様から、大規模な拡張を必要とするグローバル企業のお客様まで、幅広いニーズに対応します。

最新の環境に対応したデータ ストレージ

NetAppはNASストレージのリーダーです。NetAppはユニファイド ストレージのリーダーです。さらにこの度、SAN戦略を推し進めて、きわめて要件の厳しいワークロードに堅牢な可用性と効率性を提供する、専用ブロック ストレージを提供することになりました。NetAppは技術革新を続けることで、お客様にお届けするデータ ストレージが、変化の絶えない複雑な今日の世界に必要なシンプルさ、セキュリティ、コスト削減効果、持続可能性をもたらすよう務めています。他のベンダーとは異なり、この4つのメリットから、いずれかを選択するようお客様に求めるべきではないというのが、私たちの考えです。もちろん、NetAppのポートフォリオなら、その必要はありません。

NetApp ASAは、妥協のない最新化を実現します。

このブログ記事で言及している保証には、それぞれ所定の条件が適用されます。

Sandeep Singh

Sandeep Singhは、NetAppのエンタープライズ ストレージ担当シニア バイス プレジデント兼ゼネラル マネージャーです。20年以上にわたってエンタープライズクラスのテクノロジに携わってきた経験があり、その範囲は、データインフラ、データ管理、クラウド サービス、ハイブリッド クラウド、ハイパーコンバージド インフラ、AI Ops SaaS、プライマリ ストレージ、ストレージ サービス、バックアップ サービス、ディザスタ リカバリ、ランサムウェア リカバリと多岐にわたります。

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