![[Stub] nas-for-beginners - Hero [JA] b9c1c1](https://images.contentstack.io/v3/assets/blt8710a579a77cafed/blt4b0088c60eb8267c/69e30e3b9276b9adfb9236e8/what-is-nas-hero-940x784_tcm24-103436.jpg?width=940&format=pjpg&disable=upscale)

NASとは、ネットワークを介してファイルを保存・共有できるストレージです。NASと同じLANで接続されたデバイスは、どこからでもNASにアクセスすることができます。NASとはどのようなものでしょうか。またストレージとして、DASやファイルサーバー、オンライン(クラウド)ストレージやSAN、ユニファイドストレージといったものもありますが、それぞれどのようなことができるのでしょうか。NASのメリットや機能、選び方についても確認していきましょう。
NASは「Network Attached Storage」の略で、ネットワークを介してファイルを保存共有できるストレージ(記憶媒体)です。
数T(テラ)Bの大容量のハードディスクドライブ(HDD)や、ソリッドステートドライブ(SSD)を搭載しています。NASはLANケーブルでネットワーク上にあるルータやハブに接続し、ファイル単位でNFSやCIFSといったプロトコルを用いてデータを読み書きします。
コンピュータに直接つなぐわけではないため、同じネットワーク(LAN)上のデバイスは、一台のみならず複数台NASにアクセス可能です。また、NASはRAIDという、万が一のNAS内のHDDやSSDの故障時もデータの復旧やアクセスを可能にする仕組みがあります。
近年では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、リモートワークを余儀なくされている企業が増えています。NASを用いることで、会社のデータに自宅からのリモートアクセスも可能になります。
DAS(内蔵HDD、外付けHDD、外付けSSD)とは
DASとはDirect Attached Storageの略で、コンピュータに直接接続されたストレージを指します。コンピュータに内蔵されているHDDや、外付けHDD、 外付けSSDなどはすべてDASに分類されます。
パソコンの空き容量が少ないとき、ストレージ容量を増やせるのがDASです。
外付けHDDや外付けSSDは、USB接続などで取りつけて使うため、着脱が容易な点は大きなメリットといえます。
ファイルサーバーとは
ファイルサーバーとは、ネットワーク上でファイルを共有するために設置される装置や仕組みです。ファイルサーバーという名称の機器が存在しているわけではなく、NASやSAN、オンラインストレージもファイルサーバーの一種といえます。
ネットワークに接続されたコンピュータに、ファイル共有のための設定をしたもの(NFS、CIFS環境を構築したもの)をファイルサーバーと呼ぶことが多く、区別のため、この記事ではファイルサーバーをこの意味で扱います。
コンピュータをファイルサーバーとして用いることで、詳細な情報セキュリティ対策が可能となるのです。反面、設定の煩雑さはデメリットといえるでしょう。
オンラインストレージ(クラウドストレージ)とは
オンラインストレージとは、インターネット上でデータの保管場所を提供するサービスです。 クラウドストレージと呼ばれることもあり、代表的なものとしてGoogleドライブやOneDriveなどが挙げられます。多くのインターネットストレージサービスは無料または月額制(サブスクリプション)、従量課金制で提供されています。そのため、自身でストレージを用意する必要がなく、導入コストが少なくすみます。アカウントの導入さえしておけば、インターネットを介して提供されるデバイス上で、データを扱うことができます。複数のユーザー間でのデータ共有や共同編集も容易です。
反面、情報漏えいやサイバー攻撃のリスクは高まります。アカウントのパスワード管理の徹底や、データの運用ルールの作成が必要です。
SANとは
SANとは、Storage Area Networkの略で、複数のコンピュータとストレージの間を結ぶ高速ネットワークです。固定長のブロック単位で、FC、 SAS、 SATA、 iSCSIといったプロトコルを用いてデータを読み書きします。SANは専用の独立したネットワークを生成し運用します。 ストレージをまとめられるため、ストレージを効率よく使えるようになり、管理も容易になるのは大きなメリットです。
複数のストレージに対し複数のサーバーからアクセスできるため、サーバー集約やストレージ統合といった大規模サービスに適しています。一方デメリットとして、ハードウェアのコストが高いこと、構築と管理には専門知識を必要とする点が挙げられます。