今日のビジネスの世界で、企業はさまざまな課題に直面しています。IT予算は厳しい状況が続いており、常に監視されています。テクノロジの進化が止まらず、その複雑さとITスキルのギャップが大きな障害となっています。経営陣の間では、ランサムウェアの脅威が真っ先に対処すべき問題として浮上していますが、今や持続可能性も戦略上の必須課題です。さらに、どの組織にも、クラウドの柔軟性とパワーが必要です。こうした課題に対し、ITインフラの最新化で障害を克服しようとするときに、きわめて重要な役割を果たすのが、データインフラです。データインフラは、効率的なデータ管理、分析、活用を実現し、情報に基づいた意思決定、イノベーションの推進、競争力の維持を可能にします。
私たちNetAppは、実践的な戦略と最先端のテクノロジを探り続けることで、ITプロフェッショナルがこれらの課題に対処し、データインフラに潜む変革のパワーを活用できるよう支援しています。
今年初めにNetApp® AFF Cシリーズ システムをリリースしたのは、そのためです。AFF Cシリーズ アレイは、NASとユニファイド ストレージのユースケースに、フラッシュとほぼ同じ高速パフォーマンスをハイブリッド フラッシュの経済性で提供し、インフラの高速化、高密度化、持続可能性の向上を低コストで実現します。私たちの期待を大きく上回るペースで、導入が急速に進んでいるのも不思議ではありません。AFF Cシリーズは、低コストながら高品質のストレージ ソリューションです。ハイブリッド フラッシュも1万本のハード ドライブをベースにしたストレージ システムも同じ価格で更新し、オールフラッシュに最新化できます。
しかし、NetAppはそれで終わりにはしません。製品ポートフォリオを拡充し、5月にNetApp ASA Aシリーズ システムを投入しました。これにより、NetApp ONTAP®環境をブロック向けに最適化されたオールフラッシュ ストレージ システムにまで拡張し、VMwareとデータベースのワークロードに最適な高速の最新データインフラを実現しました。
AFF Cシリーズの成功を受けて、この度、Cシリーズのメリットをブロック ストレージにももたらすことになりました。それが、NetApp ASA Cシリーズ ファミリーです。ASA Cシリーズは、ブロック ストレージ専用の大容量フラッシュを必要とするお客様向けです。耐障害性と柔軟性に優れたこのソリューションは、大容量を必要とするワークロードに最適な密度でコストを最適化します。
ASA Cシリーズ システムは、データベース、VMware、バックアップとリカバリなど、容量を大量に消費するものの、1ミリ秒未満のレイテンシは必要としないビジネスクリティカルなワークロードに適しています。多額の資金を投じなくても、手頃な価格でオールフラッシュSANに最新化し、インフラのスピードと密度を向上させ、持続可能性を高められるというのが、その理由です。
ほかにも理由が必要な方のために、NetApp ASA Cシリーズでできることを以下に挙げましたので、ご覧ください。
NetAppのユニファイド ストレージは、SAN、NAS、統合環境のすべてで大がかりな運用を簡易化し、ITの生産性を高めてリスクを軽減するという、他社には真似できない利点をもたらします。ブロック、ファイル、オブジェクトの3つのストレージを単一の堅牢なストレージ環境(ONTAP)に統合できるため、さまざまなメリットが得られます。たとえば、一貫した管理と自動化は、スキルの再学習と自動化の再実装を不要にします。分断されたサイロから解放され、信頼性に優れた標準化されたデータ セキュリティ モデルを構築できます。リカバリ ランブックを1度実装するだけで、データ保護を合理化できます。頼れるサポートと共通のベンダー環境により、安心してご利用いただけます。NetAppは、お客様がストレージ環境を自信を持って運用し、ストレージを簡単に効率化して信頼性に優れたセキュリティを実現できるよう、強力に支援します。
まとめると、ASAファミリーは、卓越したパフォーマンスと信頼性を提供する、最新のオールフラッシュSANインフラに最適な究極のソリューションです。信頼できるNAS製品としてNetAppを以前から使用し、ONTAPの使いやすさを気に入っていただいているお客様は、ASAシステムを導入することで、ブロック ワークロードにONTAP環境をシームレスに提供し、一貫したデータ管理、自動化、セキュリティ、保護、優れた使い勝手を実現できます。
この機会に、NetApp ASAファミリーでストレージ インフラを刷新してはいかがでしょうか。運用の簡易化、データ セキュリティの強化、包括的なデータ保護、一貫したシームレスなユーザ エクスペリエンスを実現する統合された1つのプラットフォームのパワーを、ぜひ体験してください。
インフラ最新化に妥協は必要ありません。詳しくは、NetAppの営業またはパートナーの担当者にお問い合わせください。
Sandeep Singhは、NetAppのエンタープライズ ストレージ担当シニア バイス プレジデント兼ゼネラル マネージャーです。20年以上にわたってエンタープライズクラスのテクノロジに携わってきた経験があり、その範囲は、データインフラ、データ管理、クラウド サービス、ハイブリッド クラウド、ハイパーコンバージド インフラ、AI Ops SaaS、プライマリ ストレージ、ストレージ サービス、バックアップ サービス、ディザスタ リカバリ、ランサムウェア リカバリと多岐にわたります。