NetAppのストレージとデータ管理テクノロジにより、Be the Matchの研究の発展、データベースのパフォーマンス向上、ロールアウトの高速化が実現され、これまでより2倍近くの患者を救えるようになりました。
ドナー候補者
1987年以降に実施された骨髄移植
NetAppソリューションを利用したマッチングの年間件数
全世界で年間推定124万人が発症していると言われる血液がんでは、骨髄移植や臍帯血移植が治療における最善または唯一の希望となる場合があります。しかしながら、患者の家族でドナーの適応基準を満たすことができるのは、わずか30%です。
世界最大の造血細胞移植レジストリを運用するBe the Matchには、世界中で4,100万人以上のドナー候補者が登録されています。これにより、医師は患者に合ったドナーを容易に検索することができます。Be the Matchは、過去35年間で12万件以上の骨髄移植を支援し、世界各地で446を超える医療機関と米国内の156の移植センターの橋渡しをしてきました。
また、移植研究や財政支援のほか、移植が行われる家族に対する対面でのサポート、支援、教育も提供しています。
Be the Matchが開発したアプリケーションは提携病院のシステムと統合されているため、医療チームは患者に適合するドナーを容易に検索できます。ただし、データベースが拡大し、世界中でマッチングやリサーチのためのアプリケーションを使用する組織が増えていることから、Be the Matchでは機密データの正確性と安全性を確保する必要が生じています。
組織のITインフラは、オンプレミスのデータセンターと12マイル離れた場所にあるバックアップ センターの2つを中心に構築されています。ストレージ インフラは約1PBの規模で、SQLデータベース、Oracleデータベース、ファイルシステムの3つに分割されています。また、数百のハイパーバイザーと数千のVMで構成されたVMware環境を使用しています。
NetAppは、Be The Matchがインフラの複雑さを軽減し、より多くのサービスを開発、提供し、セキュリティを強化できるよう支援することで、移植のマッチングをサポートしています。
10年ほど前、当組織はインフラを再構築するためのパートナーとしてNetAppを選びました。今では、毎年2倍近くの患者を救えるようになりました。
Be the Match, 最高情報責任者, Mike McCullough氏
Be The Matchのデータ環境の中核を成すAシリーズAFF A700アレイ、ONTAP®、SnapCenter®ソフトウェアなどのNetApp®テクノロジは、患者とドナーのマッチングの件数や質に直接的な影響を及ぼします。
従来のシステムやテープによるバックアップ ソリューションから移行することで、Be The Matchのアプリケーションやデータベース運用が大幅に改善され、バックアップのリカバリ時間が15分未満に短縮されました。データベース管理者は、自己管理型およびセルフサポートの環境により、開発を迅速化できるようになりました。
組織の目標が拡大されれば、それに応じてインフラも拡張していく必要があります。NetAppは、組織のチームがインフラの複雑さを軽減し、より多くのサービスを開発、提供し、セキュリティを強化できるよう支援しています。
複雑な環境でも、チームは効率性を向上させることができます。開発チームは、ビジネス ニーズの変化にすばやく対応しながら、生産スピードや生産性を高めることができます。
ご質問がある場合でも、製品をご利用いただく準備ができている場合でも、NetAppのスペシャリストがメッセージを受け付けています。
現在および将来的なビジネス要件について、NetAppのエグゼクティブやエキスパートにオンラインでご相談いただけます。
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