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データ管理はじめの一歩!

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藤田 竜也 -Tatsuya Fujita
藤田 竜也

2019年からの働き方改革からペーパーレス化・電子化が促進され、2020年のCovid-19のパンデミックを契機に多くの組織がリモートワークを取り入れることで、デジタルデータでのビジネスが急速に進みました。全世界で生成されるデジタルデータは爆発的に増加しており、2025年には180ゼタバイトになるという調査結果もあります。組織がビジネス活動の目的を果たすためには、生成されつづけるデータを適切に管理・保護・廃棄し、また、データを必要とする人が適時に利用できるよう整っていることが重要です。

データ管理、できていないとどうなる?

適切に利用できるようデータが管理されていない場合、以下のような課題が出てくることが考えられます。これらの要素は互いに関連性があり、ビジネス判断の機敏性に大きく影響を及ぼします。 

  • コストの増加 

アーカイブや削除の基準が定められていないと、古いデータや不要なデータを永続的に保管することになります。これはストレージ領域のコストと管理コストの増加に繋がります。 

  • セキュリティリスク 

重要度の分類の規定がない場合、全てのデータを同等に扱うことになります。適切な利用範囲とアクセス権が不明確になり、データの不適切な利用や漏洩の可能性が高まります。また、適切なデータ保護レベルの適用ができずセキュリティコスト増加に繋がったり、不正利用や漏洩時の影響範囲の特定を困難にしたりする可能性があります。 

  • 業務効率の低下 

適切にデータ分類されていない場合や、古いデータなどが大量に存在する場合、必要なデータを見つけるのに時間がかかり、適切なタイミングで利用できない可能性があります。 

どこからデータ管理を始めたら良いのか?

ビジネスにおけるデータの重要度を定義し、この重要度に対応する取り扱い範囲および保護レベルを規定します。また、既にあるデータ資産を洗い出し、策定されたルールに基づいて重要度分類を適用した目録を作成する必要があります。このステップはさまざまな情報セキュリティガイドラインで言及されており、これを避けてデータ管理を進めることはできません。 

しかしながら、ビジネスアクティビティがデジタルデータ中心に移った際に明確なデータ管理指針が存在せず時間が経過してしまっている場合、既に膨大なデータがストレージに散在しているかもしれません。また、オンプレミスのファイルサーバやデータベース、クラウド上のストレージなど、データ格納先プラットフォームが多種にわたっている可能性もあり、これら全てのデータをIT管理者のチームリソースだけで把握・分類することは困難です。このため、複数のプラットフォームを横断してデータの内容を確認し、一定のポリシーに基づいて自動的に分類ができるツールの活用が肝心です。

いまあるデータは可視化した。そのあとは?

ビジネスが生成し続ける新たなデータにも同様にルールを適用していかなければ、データは再び散乱してしまいます。既存データの監査・分類を行う中で、データの生成・保存・活用・アーカイブ・削除などのデータのライフサイクルが把握できるようになります。この情報をもとにデータ管理ポリシーを整備し、保存場所やアクセス権限がポリシーに準拠していることの確認や、アーカイブや削除の処理を自動化する仕組みの導入を検討します。

まとめ

ビジネスは常に形を変えながら継続していきます。データ管理の在り方もビジネスとともに継続的に変化していくプロセスです。ビジネスに即したデータ管理のためのアクティビティは相当の負荷を要するため、テクノロジーを活用して対応することが不可欠です。ネットアッププロフェッショナルサービスでは、BlueXP Classificationを使用したデータ分類レポートをもとに、データの適切な管理方針の策定や、データ管理テクノロジーの実装に関するコンサルティングサービスを提供しています。ぜひ、ご相談ください。

藤田 竜也 -Tatsuya Fujita

藤田 竜也

2020年にNetAppへ入社して以来、ONTAP、およびオブジェクトストレージ製品であるStorageGRIDの設計・構築を中心に活動しています。ストレージ以外では、NetAppの統合監視ツールであるActive IQ Unified Manager(AIQUM)の設計・構築支援のサービスを提供しています。

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