仮想化がもたらすコスト削減以外のメリット

真の仮想化 IT 環境の潜在能力を引き出すには

今こそ、厳しい現実を見据えた対処が必要です。IT 投資に予算を好きなだけ使える、などということはめったにありません。ところが、データは驚異的な速さで増加する上、追加されるアプリケーションやサービスの数は、使用をやめる数よりずっと多くなっています。また、予算は減る一方なのに、作業量は一向に減りません。これまでと同じリソース、または少ないリソースで、以前よりも多くの作業をこなさなくてはならないことすらあります。昨今の厳しい経済状況では、この問題は深刻化するばかりで、IT リソースを増やすことなくビジネスニーズを満たすのはほぼ不可能といえるでしょう。そこで、コスト削減に効果的な手段としてしばしば挙げられるのが、仮想化です。

データセンターのインフラの仮想化は IT の経済効率に大きな変化を及ぼし、より少ないリソースで業績を上げることを要求される多くの CIO が仮想化を採用してきました。仮想化とは IT 環境を統合することだと思われがちですが、単に統合したり、コストを削減するだけではなく、多様な効果をもたらすテクノロジでもあるのです。仮想化の導入によって、既存の IT 環境を、変化するビジネスニーズに迅速に対応できるダイナミック・データ・センターへと進化させることができます。

サーバの仮想化は、ダイナミックなデータセンターによって競争力を大幅に強化するためのプロセスの第一歩にすぎません。仮想化によって得られる効果をすべて引き出すには、サーバ、デスクトップ、ネットワークおよびストレージのすべてを仮想化する必要があります。ストレージを全体的な仮想化プランの一部に組み込むことで、パフォーマンス低下や予算不足に陥ることなく、データ量の増加にあわせて迅速かつ簡単に拡張可能な IT 環境を構築できるようになります。

「我々の業界は急激に成長しています。景気刺激策の次に期待するのは、成長力に牽引されるスリングショット効果です。信頼性が高く、一元管理方式の効率的な NetApp® ストレージソリューションを採用してから、当社は知的財産をより効率的に制御し、かつ確実に保護できるようになりました。また、再生可能エネルギーの需要の急増に備えて、うまく対処できる体制を整えることができました」
—RMT, Inc.、IT マネージャ Darin Zimmerman 氏

NetApp の戦略は、お客様の仮想化環境の価値を最大限に引き出すことです。これからも、仮想化管理製品とシームレスに統合できる単一のユニファイド・ストレージ・アーキテクチャを提供するため、革新を続けていきます。NetApp は、CiscoCitrixMicrosoftOracle、および VMwareと協力して数々のソリューションを開発しており、受賞の栄誉を受けています。また、NetApp は、多くのテクノロジパートナーと提携しています。NetApp は、より高く、一貫したレベルのサービスを低価格で提供できるよう、仮想化ソリューションの改良を重ねてきました。

「私たちは、サーバのスプロール現象を排除し、飛躍的に効率を上げることができました。…現在の仮想サーバと物理サーバの比率は 60 対 1 です。ストレージに関しては、NetApp のテクノロジを導入することによって、非効率な容量の使用をなくし、さらに以前のインフラで大きな負担となっていた管理、スペース、電力のすべてのコストを削減することができました」
—AISO 社、創立者・最高技術責任者 Phil Nail 氏

「私たちは、よりよい IT サービスを提供できると信じています。また、過去に対処した数々の課題についても、もっとよい対処法を常に追求しています。… Tier 3 の信条は、仮想化、最適化、そしてなにより簡略化です。NetApp の各種システム、NetApp MultiStore®、および VMware を導入したことで、当社のデータセンターは、サーバ、ネットワーク、ストレージ・リソースを安全に共有できる環境へと変わりました」
—Tier3 社、社長 Jared Wray 氏

最近、メモリサイズの増加や I/O の性能の向上など、ハイパーバイザーが進化したため、パフォーマンスと拡張性が向上し、企業の IT 部門は、さまざまなアプリケーションを仮想化の対象として検討できるようになりました。NetApp のお客様でも、Exchange などのビジネスクリティカルなアプリケーションやデータベース(開発やテスト用のデータベースも含む)、SharePoint®、SAP® またはその他の ERP アプリケーションを仮想化するケースが増えています。このように IT インフラのより高い層で仮想化を実装すると、特に信頼性と可用性の面で、ストレージに対する要求が厳しくなります。これらのビジネスクリティカルなアプリケーションでは、バックアップソリューション、業務の継続性、パフォーマンス、管理の容易性といったもののすべてが重要性を増し、妥協のないソリューションが求められます。

さまざまな進化したツールを利用できるようになった今、ダイナミックな IT インフラの実現は、以前よりも容易になっています。ハイパーバイザには、リソースの割り当てや省電力、耐障害性などを強化する、高度な管理テクノロジと仮想化機能が搭載されるようになっています。NetApp では、ストレージソリューションに、次のような補完的機能を組み込んでいます。

  • ストレージの高可用性
  • システムを停止しないメンテナンスや負荷分散を可能にするデータモビリティ
  • 同一ストレージインフラ内の別々の仮想マシン(VM)に対する、高いサービス品質の提供
  • メンテナンスと技術アップデートの簡易化
  • 負荷分散と耐障害性
  • 安定した事業継続性と完全な災害復旧

「NetApp のストレージ仮想化ソリューションは VMware® 環境との相性が非常に良く、VMware によってサーバの効率と適応性が向上するのと同じ効果がストレージにもたらされます」
—AISO 社、創立者・最高技術責任者 Phil Nail 氏

「NetApp MultiStore の導入によって、弊社のお客様はプライベートストレージのプロビジョニングを 1 時間以内で完了できるようになりました。しかも、それらのストレージでは、災害復旧機能や拡張性など、自社専用の SAN で提供される機能をすべて利用できるのです。弊社はそれぞれのお客様ごとに仮想 SAN を提供しています。この仮想 SAN では、これまでと同じ機能をパフォーマンスを低下させることなく使用でき、さらに NetApp のすべての機能を利用できます。これをお客様にご説明すると、皆様喜ばれます。私たちにとっても、お客様にとっても競争力の強化につながるのです」
—Tier3 社、社長 Jared Wray 氏

「システムエンジニアとして、Microsoft Hyper-V を使用すれば、ほとんど何でも仮想化できるのではないかと思っています。Hyper-V と NetApp について言えば、ホストが順調に稼働しているのは、NetApp ストレージによってディスクへのアクセスパフォーマンスが大幅に向上しているからです。また、NetApp の導入によって得られる柔軟性にも非常に満足しています。パフォーマンスの向上は、NetApp の製品にあるのです」
—Avanade社システムエンジニア Andy Schneider 氏

しかし NetApp がここで歩みを止めることはありません。私たちの最終目標は、簡易性を維持しながらコストの引き下げと即応性の向上を図ると同時に、ビジネスに優位性をもたらす IT インフラの機能を増やすことです。

このために最も重要なのが統合です。Citrix XenCenter、Microsoft® System Center、および VMware vCenter でサーバを仮想化するのと同様の方法でストレージ機能を直接統合することによって、次のように、IT パフォーマンスの高速化に役立つシームレスなアプローチが実現します。

  • 仮想マシンのバックアップとリストアを瞬時に実行できる。
  • Citrixなどでの仮想マシンのプロビジョニングのように、ストレージのプロビジョニングを迅速かつ効率的に実行できる。
  • VMwareなどを使用して、災害復旧および災害復旧テストを自動化できる。

これらすべてを、仮想サーバの管理者チームがすでに使用しているツールで管理できるので、使い慣れた環境でストレージ関連のワークフローをコントロールできます。

「あらゆる重要なデータをすべて管理し、高度なセキュリティ機能を備え、将来のニーズに合わせて拡張可能なストレージシステムを構築するという目標を実現することができました」
—Mutua de Propietarios Systems and Communications 社、Francesc Cartaña Bachs 氏

「NetApp ストレージアレイの管理作業のほとんど、つまりクローニング、プロビジョニング、Snapshot™ コピーの作成などは、XenCenter で行うことができます。たとえば、新しい仮想サーバを作成する場合、XenCenter から直接 NetApp の高速クローニング機能を使って、稼働中のサーバをクローニングします。NetApp 上で直接コマンドを実行する必要はありません」
—E-Drive Technology 社、IT部長 Nadav Gebert 氏

「VMware と NetApp の統合システムに移行すれば、当社はほぼリアルタイムでの業務復旧サービスをお客様に提供することができるようになります。仮想デスクトップによるリモートの従業員の利便性の向上、モバイルバンキングのサポートに必要となるプロセシングサービスの提供、あるいはプライベートクラウドでの完全な IT サービスの提供など、弊社の機動性と革新性、および競争力を高めるテクノロジを導入することができました」
—DCI 社 CEO、John Jones 氏

しかし、仮想化を導入するそもそもの目的はコストの節約であることを忘れてはいけません。ストレージインフラの合理化や仮想化を行わず、効率が向上しなければ、サーバの仮想化で節約したコストを、増大したストレージのコストに費やすことになります。NetApp は、ストレージ要件を50% 削減できる仮想化環境の構築を支援します。

NetApp が効率性の改善に長年取り組んできた結果として、ストレージを効率化するあらゆる種類の機能が、NetApp の製品とソリューションに組み込まれています。プライマリおよびセカンダリのストレージ環境での重複排除、シンプロビジョニング、容量をほとんど消費しない仮想クローンなど、効率を上げる豊富な機能が、仮想化環境に非常に大きな効果をもたらしています。 NetApp の製品やソリューションに組み込まれているさまざまな効率化機能は、単体でも組み合わせて使用しても、他社製ストレージも含めた既存のストレージ環境の使用率の向上に優れた効果を発揮します。また、消費電力、冷却設備、設置スペースも大幅に削減できます AISO 社は、完全な仮想インフラを構築し、消費電力を 70% 削減しました)。

NetApp のユニファイドアーキテクチャを導入することによって、インフラ全体をシームレスに統合し、すべての仮想化機能を利用できるようになるため、実装が標準化され、トレーニングコストを削減できます。NetApp の仮想化ソリューションでは、サードパーティ製のストレージでも同様の機動性と効率化機能を得ることができます。調査の結果では、VMware のような仮想化環境の導入コスト、運用コスト、リカバリコストの合計額を 50% 以上も削減可能であることが実証されています。

現在の IT インフラの仮想化をお考えなら、NetApp にご相談ください。

NetApp のインフラソリューションは、ダイナミックに変化する企業のために、データ、データベース、デスクトップ、およびサーバ仮想化を含む、コスト効率の高いストレージとデータ管理を提供します。


  • NetApp 仮想化保証* プログラム: お客様の仮想化環境で保存されるデータの量はどれくらいですか?NetApp® ソリューションをご利用いただくと、ストレージ使用量が従来型のストレージと比較して 50% 削減します。ストレージ使用量を削減しながら、保護が強化された柔軟性の高い仮想化環境を構築することが可能です。