NetApp E5400データ管理ソフトウェア

NetApp SANtricityソフトウェアを使用すると、機能が豊富でわかりやすいインターフェイスを介して、NetApp Eシリーズ ストレージ システムを管理できます。 

パフォーマンスのカスタムチューニング機能と、非常に柔軟な構成機能を備えるNetApp® SANtricity®ストレージ管理ソフトウェアは、ストレージのパフォーマンスと利用率を最大限に高めます。ワークロードニーズやパフォーマンスニーズにばらつきがあり、その差がきわめて大きいことも少なくないハイパフォーマンス環境では、この2つの機能を兼ね備えていることがとりわけ重要です。この点で、SANtricityソフトウェアは一線を画しています。

SANtricityソフトウェアは、最高レベルのデータ可用性、整合性、保護を実現する設計で、アプリケーションのアップタイムを最大限に向上させます。I/Oパスの自動フェイルオーバー機能と、オンラインで構成、再構成、保守を実行できる豊富な機能が99.999%の可用性を支え、 さらにプロアクティブな監視機能、バックグラウンドでの修復機能、幅広い診断機能といった先進的なテクノロジによって、ストレージシステム上のデータを完全に保護します。

すべてのEシリーズ システムで利用できるSANtricityソフトウェアの標準機能については、以下の表をご覧ください。 

機能  製品 / テクノロジ 説明
管理 ストレージ管理 SANtricity Storage Managerソフトウェアは、Eシリーズストレージの管理機能を提供し、Eシリーズストレージをグラフィカルに表示します。また、使いやすいインターフェイスで、カスタマイズや継続的な運用を支援します
Enterprise Management Window EMWは、管理ドメイン内のすべてのEシリーズ ストレージ システムを包括的に表示します。管理者は、ホストやストレージシステムの追加と削除、ストレージの健常性の監視と全般的な状況のレポート作成、アラート通知の設定を、EMWから行えます。また、スクリプトを実行して管理タスクをバッチで実行したり、一部のストレージ システムに対して、専用のArray Management Windowを起動して、詳細設定や管理操作を行うことができます
Array Management Window 個々のストレージシステムは、専用のArray Management Windowを使用して管理します。AMWでは、ボリュームの構成と再構成(サイズ、名前、修正の優先順位、キャッシュ設定、セグメント サイズなどの属性を含む)、ホストとホスト グループの定義、ホストとホスト グループに対するボリューム セットへのアクセス権限の付与(ストレージ パーティション)、システム コンポーネントの健常性の監視、イベント ログとストレージ プロファイルの表示、ホット スペアの割り当て、ストレージ システムのパフォーマンスの監視を行えます
高可用性 I/Oパスの保護 負荷分散機能とマルチパス機能を提供し、接続、HBA、サーバに障害が発生した際に、パスをフェイルオーバーします。
オンライン管理 すべての管理タスクは、ストレージがオンラインで実行でき、データの読み取り / 書き込みアクセスへの影響もまったくありません。このため、ストレージ管理者は、接続先ホストに対するストレージのI/Oを中断せずに、ストレージの設定変更、保守(ファームウェアのアップグレードなど)、容量の拡張を行えます。
データ保護 RAID 0、1、10、3、5、6、DDPをサポート 複数のRAIDレベルをサポートしているSANtricityソフトウェアは、さまざまなパフォーマンス要件や容量要件、サービス レベルに対応する柔軟性を備えています。Dynamic Disk Pools(DDP)は、ドライブ プール全体にデータ、パリティ情報、スペア容量を分散することで、従来のRAID管理を簡易化するだけでなく、容量拡張も容易にします。優れたパフォーマンスを保ちながら、障害が発生したドライブを迅速に復旧できるため、データ保護が強化されます。
プロアクティブなドライブ健常性監視 プロアクティブなドライブ健常性監視機能は、完了したすべてのドライブI/Oを検証し、エラー率や、ドライブによって返された例外状況を追跡します。また、ドライブのパフォーマンス低下によって、レポートに現れないドライブ内部の問題が発生していないかどうかを検証します。SANtricityソフトウェアは、障害予測分析テクノロジを使用して、エラー率またはパフォーマンス低下がしきい値を上回った場合、つまり障害が迫っている兆候をドライブが示した場合に、クリティカルなアラートメッセージを送信し、データを保護するために必要な修正措置を実行します
バックグラウンド メディア スキャン バックグラウンド メディア スキャン機能は、ドライブの不具合をプロアクティブにチェックし、問題を未然に修復します。たとえば、適切に書き込まれなかった可能性のあるセクターの再書き込み、不具合のあるセクターの再割り当て、パリティの不整合の検出と修復などを行います
データ整合性 SANtricity Data Assurance T10 DIFの保護情報をサポートするデータ保証で、データ整合性を強化します。
問題の解決 AutoSupportTM ネットアップのAutoSupportは、設定、パフォーマンス、ステータス、例外など、迅速な問題解決に必要なデータを収集してカスタマー サービスを強化する機能です。毎週または毎日などの定期ベース以外に、何らかの現象が発生した際にも、ネットアップに自動でメッセージが送信されるため、担当者がお客様に迅速かつ効果的にサービスを提供できます。
Recovery Guru Recovery Guruはトラブルシューティングに役立つ機能で、適切なリカバリ手順が判断できます。このため、最短時間で業務を復旧することが可能です。Recovery Guruを使用すると、特定の問題に関する詳細な情報と、業務復旧のためのリカバリ手順を確認できます。
システム効率 SSD Cache NetApp SANtricity SSD Cacheは、ホットなデータ サブセットを特定してSSD上に格納する、インテリジェントな読み取りキャッシュ機能を提供します。このキャッシュ機能のアプローチは、データ主体でリアルタイムに機能するため、いつでもキャッシングが可能です。複雑なポリシーを設定して、階層間でデータを移動するタイミングを定義する必要はありません。SSD Cacheを利用するボリュームを最初に一度設定するだけです。
シンプロビジョニング シンプロビジョニング機能は、実際のストレージの割り当てと、ホストに報告される見かけ上の割り当てを分離することで、ストレージ容量を大幅に削減します。未割り当てのストレージを複数のボリュームで共有できるため、オーバープロビジョニングによる未使用容量の発生を回避し、ストレージの総容量が大幅に削減されます。

拡張ソフトウェア
システムの標準的な機能を強化する、手頃な価格のアドオン ソフトウェア製品については、以下の表をご覧ください。

機能 製品 / テクノロジ 説明
データのセキュリティ SANtricityのドライブ暗号化機能 AES-128ビット暗号化と、シンプルな鍵管理によって、パフォーマンスに影響を及ぼすことなく、ドライブのライフサイクルを通じてデータを保護します
論理コピー SANtricity Snapshot® Snapshotソフトウェアを使用すると、ストレージボリュームの「ポイントインタイム」イメージ、つまり論理コピーを作成できます。セカンダリサーバからサスペンド状態の本番環境データにアクセスして、バックアップ、アプリケーションのテストや開発、情報分析、データマイニングなど、さまざまな用途にこの論理コピーを利用できます
クローニング SANtricityのボリューム コピー ストレージシステム内にボリュームの完全な物理コピー(クローン)を作成します。クローン ボリュームは任意のホストに割り当てて、本番環境データの完全なポイントインタイム コピーが必要な用途(バックアップ、アプリケーションのテストや開発、情報分析、データ マイニングなど)に使用できる一意の
エンティティです。本番環境ボリュームのパフォーマンスに影響を与えることはありません。
ディザスタ リカバリ SANtricityのリモート ミラーリング 同期および非同期のデータ レプリケーション ソフトウェアです。
ビジネスクリティカルなアプリケーションのリモート ディザスタ リカバリ(災害復旧)をシンプルに効率よく柔軟に実現します。