ネットアップ社のテクノロジ、『キング・アーサー』製作に貢献


2004 年 8 月 4 日 (米国カリフォルニア州サニーベール発) - Network Appliance, Inc.(ネットワーク・アプライアンス社、以下「NetApp《ネットアップ》社」、NASDAQ: NTAP)は本日、タッチストーン・ピクチャーズの映画『キング・アーサー』のポストプロダクション会社であるシネサイト社が、『キング・アーサー』製作における何百もの視覚効果の格納庫として、ネットアップ社のストレージ・システムを活用したと発表しました。

ロンドンに本拠を構えるシネサイト社では、3Dと2Dの映像化方式を組み合わせて、アイルランドで撮影したアクション・シーンに約500件の視覚効果を盛り込みました。同社では、当初、既存のシステムで対応していましたが、作業時間が短縮される中、『キング・アーサー』をはじめとするその他映画製作への着手による処理業務量の拡大が生じたため、方向転換の必要に迫られていました。そこで、シネサイト社では、膨大な視覚効果を納期までに仕上げるための能力と性能を備えたネットワーク・アプライアンスに注目しました。

シネサイト社のテクニカル・サービス・マネージャであるピーター・ロバートショー(Peter Robertshaw)氏は次のようにコメントしています。「2Dと3Dとでは、映像スタッフやそれに附随したレンダー・ファームに求められるものが、まるで違います。ネットワーク・アプライアンス社は、ファイラとキャッシュという形で、2Dと3Dと両方にソリューションを提供していました。弊社では、2D画像用にネットアップ社のストレージ・ソリューションを購入しました。以前は多数のLinuxサーバーとIrixサーバーを使っていたのですが、これでは『キング・アーサー』の2D処理に必要な速度と性能が得られませんでした。『キング・アーサー』の製作では、2Dだけで、ピーク時には約50名の映像スタッフが作業していました。合成処理では、複数の画面を重ね合わせて、1つの画像を製作しています。フィルムは1コマが12.5メガ・バイトで、それが24コマつながって1秒間の映像が出来るので、大容量のストレージが必要となります。弊社ではリアルタイムの映像は不要ですが、映像スタッフのコンピュータ群と、大型高速レンダー・ファームの両方の需要に同時に対処することが求められており、大量のデータとリクエストの両方の対応することのできる極めて高性能のストレージ・システムが必要だったのです」。

同氏はさらに次のように続けています。「弊社は、2003年12月末に初めてネットアップ社のストレージ・システムを導入しました。これはストレージ容量が6TBでしたが、『キング・アーサー』での処理量の増加を見越して、今年2月には14TBに拡張しました。ネットアップ社のソリューション導入により、スループットが4倍に上がり、レイテンシ(システム遅延)は激減しました。ネットアップのソリューションがなければ、我々は『キング・アーサー』の作業を完了出来なかったでしょう」。

シネサイト社ではネットアップ社のNetCache® DNFSキャッシュも利用しました。この導入によって、Linuxボックスに格納していた3D映像をキャッシュに蓄えておけるようになったので、3D映像が以前よりもすばやく取り出せるようになり、レンダリングの時間が短縮されました。「この2つのソリューションの組み合わせで、作業時間が劇的に短縮されました」と、ロバートショー氏は付け加えます。

ネットアップ社北部EMEA(ヨーロッパ、中東、およびアフリカ)地域のシステム・エンジニアリング・ディレクターのスチュアート・ギルクスは次のように述べています。「シネサイト社の課題は作業のスピードアップでした。このソリューションでは、最短のレイテンシで素早いデータ・アクセスを提供して、映画製作の厳しい締め切り厳守に対応することが重要だったのです。この映画は、イギリス映画産業の水準の高さを示す素晴らしい作品です。その製作に、わずかながら一役買うことができたことを嬉しく思います」。

『パイレーツ・オブ・カリビアン』を手がけたジェリー・ブラッカイマー(Jerry Bruckheimer)氏製作の『キング・アーサー』は、従来の解釈とは異なり、アーサー王伝説の魔術的な側面ではなく剣による戦いを強調して、歴史的・政治的にも正確な背景を基に物語が組み立てられています。

視覚効果をこれほど多用したブラッカイマー作品のポストプロダクションがイギリスで行われたのは、今回が初めてです。シネサイト社は今年すでに、夏の超大作である『トロイ』『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』のポストプロダクションの仕事で大きな成功を収めています。

ロバートショー氏は最後に次のように述べました。「シネサイト社では、すでに次の映画に取り掛かっていますが、その作業でも、技術的に優れたネットアップ社のストレージ・ソリューションを引き続き活用しています。難しい仕事を大量に抱えることになりますが、データが万全に保護されているだけでなく、常に利用できる状態にあるので安心です」。

シネサイト社について
イーストマン・コダック社の100%子会社で、あらゆる視覚効果を提供する世界最大級の企業です。ロンドン、パインウッド・スタジオ、シェパートン・スタジオにそれぞれオフィスがあります。同社では、デジタル効果、視覚効果の監督、高解像度フィルムのスキャニングと録画、物理効果、模型製作、模型ユニットの撮影など、長篇映画用の幅広いサービスを提供しています。同社で進行中または進行予定のプロジェクトは次の通り:『銀河ヒッチハイク・ガイド』『チョコレート工場の秘密』『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』『キング・アーサー』『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』『トロイ』『サハラ』『エイリアンvs.プレデター』『アルフィー』。目下、ブラッカイマー/ディスニー製作の大作映画『キング・アーサー』のデジタル効果と視覚効果の監督作業の総仕上げを行っています。

ネットワーク・アプライアンス社について
ネットアップ社は、今日のデータ集約型企業に対して統合ストレージ・ソリューションを提供するリーダー・ベンダーです。1992年の創立以来、ネットアップ社は、ストレージの進化を推進するために、テクノロジや製品の開発と、パートナーの開拓を行ってきました。ネットアップ社のソリューションおよびサービスに関する情報については、www.netapp.comおよび www-jp.netapp.comをご覧ください。

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NetAppおよびNetCacheは米国およびその他の国におけるNetwork Appliance, Inc.の登録商標であり、Network Appliance、The evolution of storageは、米国およびその他の国におけるNetwork Appliance, Inc.の商標です。その他のブランドまたは製品は、それぞれを保有する各社の商標または登録商標です。# # #

本リリースについてのお問い合わせ先

日本ネットワーク・アプライアンス株式会社 担当: 三原
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