鳥取県情報センター、自治体向けクラウド サービス基盤に統合インフラ ソリューションFlexPod®を採用し、優れた拡張性と運用負荷の大幅な軽減を実現

ネットアップのデータ保護機能を活用したデータ同期により、岡山県のデータセンター拠点と連携した強固なDR環境も構築し、迅速なシステム復旧が可能に

ネットアップ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:岩上 純一、以下ネットアップ)は、 株式会社鳥取県情報センター(本社:鳥取県鳥取市、代表取締役社長:谷口真澄、以下TIC)が、同社が自治体向けに提供するクラウドサービス基盤に、事前検証済みの統合インフラ ソリューションであるFlexPod®を採用したと発表しました。

TICでは、Ciscoのサーバとネットワークスイッチ、ネットアップのストレージ、そしてVMware vSphere®で構成されるFlexPodを導入したことで、シンプルなシステム構成によりクラウドサービス基盤全体での運用管理負荷を大幅に軽減したほか、ネットアップの提供するデータ保護機能を活用して鳥取県と岡山県の各データセンターを連携させた強固な災害対策(DR)環境も構築しています。

TICは、前身となった財団法人鳥取県情報センターから約40年にわたり鳥取県内の自治体や民間企業などに情報システム関連のサービスを提供してきました。その後、2009年の株式会社への移行後は、自治体向けのクラウドサービスを中心に鳥取県外にもビジネスを広げるための体制を整えています。この自治体向けのクラウドサービスは、複数の自治体がシステム基盤を共有するパブリッククラウドとして、優れたコスト効率と、行政システムに不可欠な処理能力、信頼性、セキュリティを備えています。

TICが2010年から運用する第1世代のシステム基盤では、ファイバチャネル(FC)接続のストレージを含む垂直統合インフラを採用していましたが、予想を上回るビジネスの伸長により、サーバのメモリ増設やストレージの拡張など、システム基盤の度重なる拡張作業が大きな負荷となっていました。特にFC接続のストレージによる煩雑な運用や拡張作業のたびに発生するシステム停止に加え、非常に複雑な構成のバックアップシステムを要因とする長時間のバックアップなどにも課題を抱えていました。TICは、これらの課題を解決するために、第2世代のシステム基盤として、パブリック クラウドの形を維持しながら基幹系システムの稼働に耐えられる性能、信頼性、セキュリティを実現できるシステム基盤を検討していました。TICが自治体向けクラウドサービス基盤に求めた要件は以下の通りです。

  • 従来のシステム基盤で複雑かつ手間を要していたシステム拡張作業にかかる運用負荷の軽減
  • 自治体の顧客が安心して利用できるクラウドサービス基盤全体の堅牢性や信頼性の確保
  • クラウドサービス以外にもビジネスの幅を広げられるシステム基盤の構築

TICでは、ネットアップのストレージ製品の採用を前提としながら、シンプルなシステム構成や運用負荷の軽減、そしてDR環境の構築のしやすさなどの要件を満たすシステム基盤として、ネットアップとCiscoによる事前検証済み統合インフラであるFlexPodの採用を決定しています。FlexPodの導入によるメリットは以下の通りです。

  • Ciscoとネットアップが提供するサーバ、ネットワークスイッチ、ストレージの各コンポーネントを組み合わせて、事前検証済みのリファレンス アーキテクチャとして提供するFlexPodにより、シンプルなシステム構成を実現するとともに、基盤全体の運用負荷を大幅に軽減
  • 従来、長時間かかっていたバックアップに要する時間を短縮するとともに、DR環境発動時の迅速なシステム復旧を実現
  • 既にネットアップのストレージを利用する顧客のオンプレミス環境からのDRの受け入れ先として利用することが可能

TICは、2015年年7~8月に第2世代のシステム構築作業を実施しました。第2世代のシステム基盤への既存の顧客システム群の移行には、サーバ仮想化基盤として併せて採用されたVMware vSphereのライブマイグレーション機能を活用し、無停止で移行を実施しています。鳥取県内のデータセンターに設置されたメインシステム基盤には、アクティブ・アクティブ構成のNetApp FAS8020(4ノード構成)を2セット、また岡山県内のデータセンターにアクティブ・アクティブ構成のNetApp FAS2554Aを設置することで、遠隔地バックアップとDR発動時の迅速なシステム復旧を可能にしています。メインストレージは、複数のStorage Virtual Machine(SVM)からなるマルチテナント構成がとられ、2015 年10 月時点で約550 台の仮想サーバから利用されるとともに、近年ではグループウェア、文書管理など、TICが開発・提供しているSaaS型サービスや、地元のソフトウェア企業が手がけているコンテンツ管理、ふるさと納税関連、教育系アプリケーションなどの動作環境としても活用されています。

クラウドサービス基盤とファイルサーバへのデータバックアップやDRには、ネットアップが提供するデータ保護能(NetApp Snapshot®、NetApp SnapMirror®)へと全面的に切り替えるとともに、Virtual Storage Console(VSC)を導入することでVMware vCenter®上から一元的にストレージを管理し、DR発動時にも最小限の手順でシステムを復旧できるようになっています。

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本事例の詳細については、以下のWebサイトをご参照ください。
www.netapp.com/jp/media/cs-tic.pdf

ネットアップ株式会社について
世界中の組織が、データを管理、保存するソリューションとして、ネットアップのソフトウェア、システム、サービスに信頼を寄せています。顧客は自社の現在、そして将来の成功のために、ネットアップのチームワーク、専門性、情熱を評価しています。ネットアップ株式会社は米NetApp, Inc.の日本法人です。製品、ソリューション、サービスの詳細に関しては、www.netapp.com/jp をご覧ください。

本リリースについてのお問い合わせ先
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担当: ダニエル・ハンソン
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