日立建機、製品設計を支える3次元CADを稼働させる仮想デスクトップ環境に オールフラッシュ構成のNetApp FASシステムを採用

オールフラッシュ構成のNetApp FASシステムとCiscoのサーバ/ネットワークスイッチを組み合わせたFlexPod®構成のVDI基盤の導入により、効率性とアクセス性能に優れ、将来のシステム拡張にも柔軟に対応可能なストレージ基盤を構築

ネットアップ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:岩上 純一、以下ネットアップ)は、日立建機株式会社(本社:東京都台東区、代表執行役 執行役社長:辻本雄一、以下日立建機)が、製品設計を支える3次元CADを稼働させる仮想デスクトップ基盤(VDI)にオールフラッシュ構成のNetApp FASシステムを採用したと発表しました。

日立建機では、SSDのみで構成されたNetApp FASとCiscoのサーバ/ネットワークスイッチを組み合わせた事前検証済み統合インフラ「FlexPod®」の構成を採用し、VDIのアクセス性能と効率性を向上したほか、HDD/オールフラッシュ/ハイブリッドのそれぞれのストレージ特性を活用することで、将来的にはVDI、ファイルサーバ、バックアップなどのさまざまな用途や柔軟なシステム拡張にも対応可能なストレージ環境を実現しています。

日立建機は、建設機械分野のパイオニアとして業界をリードしており、独創的な技術や発想を通じて、油圧ショベル、ダンプトラック、ホイールローダー、クレーンなどの建設機械に加え、同社の総合力を生かした環境製品やリサイクルシステムなど、幅広い領域を支援する製品を提供しています。

日立建機では、これら製品の開発・生産のための設計や解析を支えるエンジニアリング端末として、3次元CAD向けの約400台の端末を含め、合計500台以上のクライアント環境を運用していました。しかしながら、製品ラインナップの多様化や設計スタッフの拡充、そして大型ワークステーションによる設置スペースの増大などの課題がありました。加えて、スタッフ拡充に伴う端末台数の増加によりクライアント端末の管理工数が増えていたことや、端末自体の稼働率の低下なども課題も抱えていました。日立建機では、これらの課題の解決に加え、機密性の高い設計データを保護するためのセキュリティ対策やWindows XPのサポート終了、そして仮想GPU(vGPU)の進化なども勘案した結果、3次元CADを稼働させるVDIの導入を決定しています。日立建機が3次元CADを稼働させるVDIのストレージ基盤に求めた要件は以下の通りです。

  • 従来のワークステーション導入時の設置スペース、稼働率、運用管理に関する課題の改善
  • 新たに構築した3次元CADが稼働するVDIについて、将来のシステム拡張に柔軟に対応できるストレージ環境の構築
  • 性能要件の厳しい3 次元CADアプリケーションのワークロードにも耐えられる高性能ストレージ

日立建機では、さまざまなストレージ製品と比較・検討した結果、VDI環境での運用実績やマルチプロトコルへの対応、導入コストなどを総合的に判断し、SSDのみを搭載したオールフラッシュ構成のNetApp FASシステムを採用しています。また、オールフラッシュ構成のNetApp FASとCiscoの物理サーバやネットワークスイッチを組み合わせることで、事前検証済み統合インフラ「FlexPod」の構成をとっています。ネットアップ製品の導入によるメリットは以下の通りです。

  • オールフラッシュ構成のNetApp FASを採用したことで、アクセス性能と効率性に優れたストレージ環境を構築
  • 将来的にHDD構成やフラッシュとHDDを組み合わせたハイブリッド構成、そして新たに採用したオールフラッシュ構成のそれぞれのストレージ特性を活用することで、VDI、ファイルサーバ、バックアップなどさまざまな用途での共用にも対応可能
  • SnapMirror®を導入して拠点間を連携させることで、事業継続のための災害対策環境へとスムーズに発展可能

日立建機では、2018年度までにすべてのワークステーションをVDI上で稼働する3次元CAD環境へと移行する計画で、今回、オールフラッシュ構成のNetApp FASを採用したVDI環境は、2015年8月末にサービスインを果たしています。ストレージシステムとしてアクティブ・スタンバイ構成のNetApp FAS2552A(2ノードHAクラスタ)を導入し、12台の400GB SSDでオールフラッシュ領域(実容量1.7TB)を確保しています。加えて、ボリューム全体でNetApp Deduplicationを適用することにより、約64%(2016年3月時点)のデータ重複排除率を達成しています。

さらに、今後はVDIへの完全移行に向けたサーバ増設計画に伴い、ストレージのさらなる拡張も検討しており、加えてファイルサーバの更新時期も間近に控えることから、追加でネットアップのストレージを導入し、オールフラッシュ、HDD、ハイブリッドなどネットアップのみのストレージ クラスタを構成することで、VDI、ファイルサーバ、バックアップなどそれぞれのストレージ特性を生かした用途での共有も視野に入れています。また、遠隔地の拠点にバックアップ用のストレージを配置し、ネットアップのSnapMirrorを活用した災害対策環境への発展も検討しています。

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本事例の詳細については、以下のWebサイトをご参照ください。
www.netapp.com/jp/media/cs-hitachi.pdf

ネットアップ株式会社について
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