ネットアップ、FlexPod®のRed Hat OpenStack Platform 8への対応を発表

FlexPod上に、Red Hatが提供する最新のRed Hat OpenStack Platformを導入することで、OpenStackをベースとした拡張性の高いハイブリッド クラウド基盤を迅速かつ簡単に構築可能

ネットアップ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:岩上 純一、以下ネットアップ)は本日、事前検証済みの統合インフラ ソリューションであるFlexPod®が、Red Hatが提供する最新のOpenStackディストリビューションであるRed Hat OpenStack Platform 8に対応したと発表しました。これにより、FlexPodが提供する企業向けの信頼性の高いインフラ上に、OpenStackをベースとした拡張性の高い、オープンなハイブリッド クラウド基盤を迅速に構築することができるようになります。

Red Hat とネットアップは、これまでもテクノロジーパートナーとして、日本市場でのOpenStackソリューションの提供で緊密に協力してきました。ネットアップのストレージ製品も、Red HatのOpenStackソリューション向けリファレンス アーキテクチャとして認定されており、導入企業が自社のニーズに合わせて最適なOpenStack環境を低コストかつ迅速に構築し、そのメリットを最大化できるよう支援しています。

今回、FlexPodがRed Hat OpenStack Platform 8に対応したことで、すでに幅広く採用されているFlexPodの適用範囲をさらに拡大できるとともに、ネットアップ、Cisco、Red Hatから提供される最高水準の技術とベストプラクティスを活用できます。また、導入企業は自社の要件や用途に合わせて柔軟な設定や構成が可能です。現在、OpenStackの導入を検討している組織は、FlexPodにより、簡単な設定や導入、ベンダーロックインによるリスクの低減、ビジネス上のメリット獲得までの時間短縮などを実現できるとともに、クラウド環境を支えるインフラ向けに、さらなる俊敏性、効率性、自動化、予測可能性などネットアップ、Cisco、Red Hatの技術によるメリットを享受できます。

FlexPodとRed Hat OpenStack Platform 8によるメリットは以下の通りです。

  • 最新のONTAP 9を搭載したNetApp FASおよびNetApp AFFが組み込まれたFlexPodを活用することで、無停止運用、スケールアウト/スケールアップ、ストレージ容量の効率化、高可用性といったクラウド基盤に求められるストレージ機能のメリットを享受
  • FlexPodのRed Hat OpenStack Platform 8向けリファレンス アーキテクチャではコンピュートノードを構成する物理サーバを信頼性の高いNetApp FASストレージからを起動することで高い対障害性、拡張性、ノード障害時の迅速な復旧が可能
  • OpenStackのブロック ストレージ ドライバーであるNetApp Unified Driver for Clustered Data ONTAP®はiSCSI, Fiber Channel(FC), NFSの各プロトコルでRed Hat社から認定を受けており、リファレンス アーキテクチャではNFS 4.1(pNFS)を使用することで高速で対障害性の高いCinderボリュームへのアクセスを提供
  • GlanceにあるテンプレートからCinderボリュームを作成する際、コピー オフロード ツールとインスタンス キャッシュによりネットワーク負荷を低減し、高速で容量効率に優れたブロックストレージのプロビジョニングを実現
  • NetApp Unified Driverによりストレージが備える重複排除、圧縮、シンプロビジョニング、遠隔地へのコピーなどの機能をCinderボリュームタイプやManilaシェアタイプと関連付け、ストレージ サービスカタログ化することで、ポリシーベースのストレージサービスを提供したり、ワークロードに合わせた効率的かつシンプルなストレージ リソースのプロビジョニングが可能
  • Swiftの物理ストレージとして高密度かつ拡張性の高いNetApp Eシリーズ上にオブジェクトストレージを構成でき、さらにNetApp Eシリーズの高い冗長性によりSwiftのレプリカ数を減らすことができるため、物理的なハードウェア数を削減可能
  • 共有ファイルシステム サービスであるManilaに対応したNetApp Manila Driverにより、OpenStackのコンピュート インスタンスやOpenStackの外にあるクライアントからアクセスできる、読み書き可能かつ永続的なファイルシステムの割り当てが可能(Red Hat OpenStack Platform 8向けに現在、Technical Previewを提供)

Red Hat OpenStack Platform 8は、OpenStackコミュニティのLibertyリリースをベースとする、スケーラブルなIaaSプラットフォームの最新バージョンです。Red Hat OpenStack Platformは、Red Hat Enterprise Linuxという実証済みの基盤とRed HatのOpenStackテクノロジーを統合して実運用対応のクラウドプラットフォームにした共同開発のソリューションで、大規模な実運用OpenStackデプロイメントの代表的基準になりつつあります。

業界をリードするCisco UCSサーバ、Cisco Nexusスイッチ、NetAppストレージで構成された事前検証済み統合インフラ ソリューションであるFlexPodにより、OpenStackベースのクラウド環境向けに、高い柔軟性を備えたオープンな統合基盤を導入できます。FlexPodは、事前にシステムの設定がされているだけでなく、さまざまな用途や要件で利用できるようサイジング/最適化できる柔軟性を備えています。また、組織は物理/仮想/クラウドなどさまざまなアプリケーション向けのインフラ基盤の迅速な導入とプロビジョニング、リスクの低減、IT関連コストの削減が可能になります。

ネットアップは、OpenStack Foundationの発足時からのゴールドメンバーとして参画し、設計や開発、導入などの取り組みをはじめ、あらゆるレベルでOpenStackコミュニティに貢献してきました。NetApp ONTAP 9 を搭載したNetApp FASおよびNetApp AFF、NetApp Eシリーズ、SolidFireは、Cinder、Glance、Nova、Swift、ManilaといったOpenStack コンポーネントと統合可能です。また、ネットアップは、NetAppストレージのコアテクノロジーとOpenStackの統合を通じて、クラウド基盤およびクラウドサービスの導入を簡易化、加速化し、さらにその拡張性を高めます。ネットアップのOpenStackに関する取り組みは下記URLもご参照ください。
www.netapp.com/jp/solutions/cloud/openstack.aspx

レッドハット株式会社 代表取締役社長 望月 弘一 様のコメント
「Red Hat OpenStack Platform 8 は、OpenStackコミュニティの『Liberty』をベースとするレッドハットの 最新のディストリビューションです。スケーラブルなIaaSプラットフォームでRed Hat Enterprise Linuxという実証済みの基盤とレッドハットのOpenStackテクノロジーを統合したソリューションです。この度、FlexPodが、Red Hat OpenStack Platform 8へ対応したことにより、お客様は、高い対障害性、拡張性、ノード障害時の迅速な復旧を可能とする、柔軟性を備えたオープンな統合基盤を迅速に導入することが可能となります」

当連携ソリューションの詳細は、シスコまたはネットアップの正規販売代理店ならびにシステムインテグレーターまでお問い合わせください。

FlexPodについて
FlexPodは、Cisco Unified Computing System™統合型インフラストラクチャとNetAppのストレージ コンポーネントの組み合わせによる、事前検証済みの統合型インフラストラクチャ ソリューションのポートフォリオです。FlexPodは、継続的なイノベーションによってITの合理化と最新化を図り、比類のないアプリケーション パフォーマンス、あらゆるクラウド戦略の広範なサポート、オペレーション効率の改善を通じてデータセンターの転換とビジネスの進化を迅速化します。FlexPodのポートフォリオには、エンタープライズのコア データセンターおよびサービス プロバイダー向けのFlexPod Datacenter、中規模企業や支店向けのFlexPod Express、データ集約型ワークロード向けのFlexPod Selectが含まれます。このポートフォリオは、先進のハイパーバイザー、OS、システム管理ツール、クラウド管理プラットフォームを使用して検証されます。

ネットアップ株式会社について
世界中の組織が、データを管理、保存するソリューションとして、ネットアップのソフトウェア、システム、サービスに信頼を寄せています。顧客は自社の現在、そして将来の成功のために、ネットアップのチームワーク、専門性、情熱を評価しています。ネットアップ株式会社は米NetApp, Inc.の日本法人です。製品、ソリューション、サービスの詳細に関しては、www.netapp.com/jp をご覧ください。

本リリースについてのお問い合わせ先
ネットアップ株式会社
担当: ダニエル・ハンソン
TEL: 03-6870-7300
FAX: 03-6870-7301
E-Mail: xdl-pr-contact@netapp.com

ウェーバー・シャンドウィック(ネットアップ広報代理)
担当: 木下 雄亮/塚越 由佳
TEL: 03-5427-7328
FAX: 03-5427-7322
E-Mail: netapp_japan@webershandwick.com