ネットアップ、クラウド統合型のバックアップ/リストア ソリューション NetApp AltaVault を発表

新発表のAltaVault ソリューションならびにサービスにより、バックアップ戦略における従来の投資を活用しながらクラウドの経済性の活用も可能に

ネットアップ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:岩上 純一、以下ネットアップ)は本日、クラウド統合型の新しいストレージ ソリューション「NetApp® AltaVault®」(旧称:NetApp SteelStore)を発表しました。このソリューションにより、プライベート/パブリック/ハイブリッドを問わない、あらゆるクラウド環境でのデータ バックアップが可能になり、自社内でデータ バックアップ環境を構築する場合と比較して最大で90%のコストを削減できます。NetApp AltaVaultは、6月1日より順次、ネットアップの正規販売代理店やシステムインテグレーター、ならびにパブリック クラウド事業者のマーケットプレイスなどを通じて提供を開始します。

今日のビジネス環境では、従来のバックアップ ソリューションは低速かつ危険性が高く、加えて高コストで手間のかかるソリューションとなっています。ユーザーは即時のデータ復旧と最小限のデータ損失を実現するソリューションを望んでいますが、情報システム部門は従来からのデータのバックアップ/リカバリ戦略のまま、今日のビジネス環境の変化に対応するために取り組まなければなりません。

企業のバックアップ ストレージのデータ量は日々増加し続けていますが、バックアップのための予算はこれまでと変わらず、より大規模化するデータセットによりコストや運用上の課題はより深刻な状況になってきています。さらに、これらの課題に加え、多くの組織が依然、テープ ストレージによるバックアップに依存しており、このことが、ストレージ媒体の移送中のデータ損失のリスク拡大に加え、ダウンタイム、データ損失、災害復旧手順を十分にテストすることができない状況を生み出しています。

新しいNetApp AltaVaultソリューションは、物理アプライアンスに加え、VMware ESXとMicrosoft Hyper-Vをベースとした仮想環境向けの仮想アプライアンス、そしてAmazon Web Services(AWS)とMicrosoft Azureのパブリック クラウド向けのアプライアンスとして提供されます。そして、企業のこれらの課題に対応すると同時に、既存のバックアップ ソフトウェアとも統合できるため、これまでのバックアップへの投資もそのまま活用できます。

NetApp AltaVaultの主な特長は以下の通りです。

  • 業界をリードするデータ効率化の機能
    インラインの重複排除と圧縮の機能により、最大1/30のデータ重複排除率を実現。クラウド上に保存するデータ量を抑え、クラウド上へのデータ移行をさらに高速化
  • ユーザーにさらなる選択肢を提供
    NetApp AltaVaultは、物理アプライアンスと仮想アプライアンスに加え、AWSとMicrosoft Azureのパブリック クラウド上で利用できるアプライアンスとしても提供されるため、高い拡張性と同時にユーザーごとのニーズに合わせた柔軟な選択肢を提供。また、NetApp AltaVaultは、クラウド統合型ストレージ市場のその他の製品と比較して6倍以上の拡張性を備えているため、ユーザーはより重要なデータをクラウドに保存でき、そして必要な時にデータを迅速に書き戻すことが可能1
    1 自社システムでのキャッシング機能と比較した場合
  • シームレスな統合
    ネットアップのバックアップ/リカバリ管理ソフトウェアであるNetApp SnapProtect®や、ユーザーが現在使用しているバックアップ ソフトウェアから簡単に利用でき、加えてNetApp AltaVaultソリューション/サービスから主要なすべてのパブリック/プライベート クラウドのストレージ ソリューションにバックアップ データを転送することが可能

新しいNetApp AltaVaultソリューションでは、さらに拡充されたサービスも提供されます。これらサービスを通じてノウハウの共有、オンサイトや遠隔でのトラブルシューティング、ユーザーごとにカスタマイズされたプロアクティブなサポートなど、バックアップ/アーカイブ環境のパフォーマンス向上のためのサポートを提供することで、ユーザーのIT運用を最適化します。さらに、ネットアップの担当者が、ユーザーのビジネス上のニーズや要件に合わせたデータ保護のためのロードマップの策定や、クラウド上での保管に適したデータの特定や優先付けもサポートします。これらのサービスを通じて、ユーザーのクラウド戦略に沿って、すぐさま実行可能な推奨ソリューションを提案します。

ネットアップやパートナーから提供されるサービスにより、NetApp AltaVaultのクラウド連携機能を最大限活用することができます。このサービスには、データ保護プロセス全体を簡素化し、バックアップ/アーカイブに関するパフォーマンスを最適化するためのシステムの設計、実装、サポート サービスに加えて、クラウド戦略策定のための研修などが含まれています。

NetApp AltaVaultの発表に際して、ユーザー企業より以下のコメントをいただいています。

コニカミノルタ株式会社 執行役 IT業務改革部長 田井 昭 様
「コニカミノルタでは事業継続性を向上させるために、日本国内での広域災害発生時にも重要システムを復旧するための確実なソリューションを検討していました。NetApp AltaVault(旧称:SteelStore)を利用することで、重要システムのデータを海外パブリック クラウドへバックアップし、システムを稼働させることが可能となりました。当社の目標を達成できると同時にコストも削減されました。既存のシステム環境を変更せずに、必要な時にクラウドとオンプレミスの両環境間で高速かつ簡単にデータをやり取りできる環境が導入できることは大きなメリットです」

提供開始時期と価格について
NetApp AltaVaultの物理アプライアンス、仮想アプライアンスは、ネットアップの正規販売代理店やシステムインテグレーターなどを通じて6月1日から販売を開始します。 また、AWSのパブリック クラウド上で利用できるアプライアンスは、AWS Marketplaceを通じてすでに提供を開始しており、Microsoft Azureのパブリック クラウド上で利用できるアプライアンスは、2015年後半にAzure Marketplaceを通じて提供開始予定です。
システム最小構成における参考販売価格は以下の通りで、価格は構成によって異なります。価格の詳細はネットアップの正規販売代理店やシステムインテグレーターまでお問い合わせください。

【物理アプライアンス】
製品名: NetApp AltaVault AVA400/AVA800* (容量やパフォーマンスに応じて2モデルを提供)
最小構成価格: 2,150万円~(税抜参考価格)
* NetApp AltaVault AVA800は、2015年第3四半期(7~9月)に提供開始予定

【仮想アプライアンス(VMware ESXとMicrosoft Hyper-V 向け)】
製品名: NetApp AltaVault AVA-v8/AVA-v16/AVA-v32(容量やパフォーマンスに応じて3モデルを提供)
最小構成価格: 480万円~(税抜参考価格)

【パブリック クラウド向けアプライアンス(AWSとMicrosoft Azure向け)】
製品名: NetApp AltaVault AVA-c4/AVA-c8/AVA-c16(容量やパフォーマンスに応じて3モデルを提供)
最小構成価格: パブリック クラウド向けアプライアンスの価格については、AWSならびにMicrosoft Azureの各マーケットプレイスにてご確認ください。

NetApp AltaVault 利用例

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各モデルの仕様詳細について

NetApp AltaVaultの物理アプライアンス、仮想アプライアンス、クラウドベース アプライアンスでは、用途に応じてそれぞれバックアップモードとコールドストレージモードを利用できます。

  • バックアップモード
    ローカルサイトでバックアップサーバーから書き出されるバックアップデータをまず内蔵ディスクに保存し、その後、そのデータを順次クラウドに書き出します。また、内蔵ディスクのデータをキャッシュとして一定期間保管して常時読み出すことができ、そのキャッシュ領域として複数の拡張シェルフを接続できます。
  • コールドストレージモード
    バックアップサーバーから書き出されたデータを順次クラウドに書き出して、AltaVaultには書き出されたデータのメタ情報だけを保存します。
    ※この機能により、AltaVault自体の容量は少なくて済むため、拡張シェルフの接続はできません。

<クラウドベース アプライアンス>
対応ストレージプロトコル:CIFS/SMB、NFS

  クラウドベース アプライアンス3
  バックアップモード コールドストレージモード
モデル AVA-c4 AVA-c8 AVA-c16 AVA-c4 AVA-c8 AVA-c16
使用可能な
ローカル容量
4TB 8TB 16TB 4TB 8TB 16TB
サポートする
クラウド容量1
20TB 40TB 80TB N/A N/A N/A
クラウドの
論理容量(最大)2
600TB 1.2PB 2.4PB 1.6PB 3.2PB 6.4PB
バックアップの
スループット(最大/時)
300GB 350GB 2.6TB 175GB 225GB 350GB

<仮想アプライアンス>
対応ストレージプロトコル:CIFS/SMB、NFS
対応ハイパーバイザー:vSphere ESXi、Hyper-V

  仮想アプライアンス
  バックアップモード コールドストレージモード
モデル AVA-v8 AVA-v16 AVA-v32 AVA-v8 AVA-v16 AVA-v32
使用可能な
ローカル容量
8TB 16TB 32TB 8TB 16TB 32TB
サポートする
クラウド容量1
40TB 80TB 160TB N/A N/A N/A
クラウドの
論理容量(最大)2
1.2PB 2.4PB 4.8PB 2.5PB 5PB 10PB
バックアップの
スループット(最大/時)
900GB 1.8TB 2.6TB 350GB 350GB 350GB

<物理アプライアンス>
対応ストレージプロトコル:CIFS/SMB、NFS

  物理アプライアンス
  バックアップモード コールドストレージモード
モデル AVA400 AVA400
使用可能な
ローカル容量
32~192TB 32TB
サポートする
クラウド容量1
160~960TB N/A
クラウドの
論理容量(最大)2
28PB 10PB
バックアップの
スループット(最大/時)
5.5TB 350GB

1 アプライアンスの使用可能なローカル容量の5倍となります。たとえば、使用可能なローカル容量が32TBの場合、最大160TBのクラウド容量がサポートされます。
2 クラウドの論理容量は、重複排除によるデータ削減率を30:1とした場合の計算値です(バックアップ モード時)。
3 Amazonマーケットプレイスでは、すべてのAltaVaultクラウド アプライアンスをAMIとして購入できます。Microsoft Azureでは、AVA-c4のみをAVMとして実行できます。

NetApp AltaVaultの詳細は下記URLをご参照ください。
www.NetApp.com/jp/AltaVault

ネットアップ株式会社について
ネットアップは、優れたコスト削減を実現し企業競争力を高めるストレージ製品とデータ管理ソリューションを提供する米NetApp, Inc.の日本法人です。製品、ソリューション、サービスの詳細に関しては、www.netapp.com/jpをご覧ください。

本リリースについてのお問い合わせ先
ネットアップ株式会社
担当: ダニエル・ハンソン
TEL: 03-6870-7300
FAX: 03-6870-7301
E-Mail: xdl-pr-contact@netapp.com

ウェーバー・シャンドウィック(ネットアップ広報代理)
担当: 木下 雄亮/塚越 由佳
TEL: 03-5427-7328
FAX: 03-5427-7322
E-Mail: netapp_japan@webershandwick.com

NetApp、NetAppロゴ、AltaVault、SnapProtectは、米国および他の国におけるNetApp, Inc.の登録商標です。その他全てのブランド名や製品名は、それを所有する企業の商標または登録商標であり、法律によって保護されています。