インターネットイニシアティブ(IIJ)、新世代クラウドサービスを支える技術基盤にclustered Data ONTAP 8.2とNetApp FASシステムを採用

ネットアップのストレージOS最新版により、スケールアウト型マルチテナント形式のサービス基盤の無停止運用と、高いシステム稼働率を実現;ネットアップのフラッシュ製品「Flash Cache」を活用し、費用対効果の高いストレージ基盤を構築するとともに、クラウドサービスを高速化

ネットアップ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岩上 純一、以下ネットアップ)は、株式会社インターネットイニシアティブ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝 栄二郎、以下IIJ)が、同社の新世代クラウドサービス『IIJ GIO(ジオ)』のストレージ基盤にネットアップ独自のストレージOSの最新版であるclustered Data ONTAP® 8.2とNetApp® FASシステムを採用したと発表しました。
IIJは、clustered Data ONTAP 8.2とNetApp FASシステムの導入により、IIJ GIO利用者のビジネスを支える無停止のストレージ運用を実現するとともに、ストレージのデータ保護機能を活用し、遠隔地データセンター間を連携させた堅牢な災害対策環境を構築しています。

IIJは、日本初のインターネットサービスプロバイダ(ISP)としてISP事業を展開するほか、ネットワークインテグレーション、システムインテグレーションなど、多様なサービスを提供しています。特にクラウドサービス『IIJ GIO』は、新しい事業の柱として急速な成長を遂げており、幅広い業種の顧客がIIJ GIO上でITシステムを構築しています。IIJは、IIJ GIOを通じてプライベートクラウドと同等の柔軟性や高度なセキュリティを提供し、利用者のアセットレスのITシステム運用をサポートしています。

IIJでは、用途に合わせてさまざまなベンダーのストレージ製品を使い分けるなか、特にNFSやCIFS向けのアクセス用途で以前からNetApp FASシステムを採用しています。しかし、近年ではIIJ GIOを支えるシステム基盤などでマルチテナント形式のストレージ環境を提供する際、従来バージョンのData ONTAPでは、システム基盤の稼働率などに課題がありました。この課題を解決する新たなストレージ基盤の検討にあたり、IIJが求めた要件は以下の通りです。

  • マルチテナント形式のストレージ基盤を通じて提供されるサービスを停止することなく、ストレージの拡張や更新作業を実施できる安定したシステム基盤の確立
  • サービスの運用効率やサービスコストをさらに改善するため、マルチテナント形式のストレージ基盤の稼働率を最大限に高められる環境への移行
  • 東日本と西日本の遠隔地データセンター間を連携させた強固なデータ保護体制の確立

IIJは、これらの課題を解決するソリューションとして、他社のストレージ製品も比較・検討するなか、ネットアップ独自のスケールアウト型ストレージアーキテクチャであるclustered Data ONTAPの実機検証を通じて、これらの課題を解決できることを確認し、今回の採用を決定しました。clustered Data ONTAP 8.2とNetApp FASの導入による主なメリットは以下の通りです。

  • ネットアップ独自のスケールアウト型ストレージアーキテクチャであるclustered Data ONTAPにより、顧客のビジネスにインパクトを与えない無停止のストレージ運用を実現
  • ネットアップの先進的なフラッシュ技術に基づくキャッシュモジュール『Flash Cache』の導入により、投資対効果が高く、高速化されたストレージ基盤を構築
  • Snapshot™ソフトウェアやSnapMirror® ソフトウェアなど、ネットアップのデータ保護機能により、東日本と西日本の遠隔地データセンターを連携させた堅牢な災害対策環境を構築

IIJでは、clustered Data ONTAPを採用した新しいストレージ基盤を2013年9月から本格運用しています。東日本と西日本に設置された4カ所のデータセンターに1セットずつのストレージクラスタ(2ノードクラスタが3カ所、4ノードクラスタが1カ所)が構築され(2013年10月時点)、ノードを構成するストレージシステムとしてアクティブ・アクティブ構成のNetApp FAS3250AEが採用されました。また、それぞれのストレージコントローラに搭載されたFlash Cacheによるリード性能の向上を通じて、仮想マシンの起動やWebサーバのコンテンツ読み出しなどを大幅に高速化しています。
このストレージ基盤では、NetApp FASシステムのデータ保護機能を活用し、Snapshotによる多世代バックアップとSnapMirrorによる別ボリュームへのデータ同期を組み合わせ、顧客の要望に応じて個別にデータのバックアップやリストアを行っています。そして、東日本と西日本に配置されているストレージクラスタ同士でデータ同期を実施することで、大規模災害などに対する事業継続性を大幅に高めています。さらに、IIJ GIOのユーザは自社で保有するNetApp FASシステムのバックアップ先として、IIJのストレージ基盤を利用できます。

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IIJは今後、リード性能だけでなくライト性能の向上を目的にFlash Poolの導入を検討しているほか、データベースや基幹系システムなどストレージI/Oが多い領域では、上位のサーバにFlash Accelを導入することも検討しています。

本事例の詳細については、以下のWebサイトをご参照ください。
http://www.netapp.com/jp/system/pdf-reader.aspx?m=cs-6676-ja.pdf

ネットアップ株式会社について
ネットアップは、優れたコスト削減を実現し企業競争力を高めるストレージ製品とデータ管理ソリューションを提供する米NetApp, Inc.の日本法人です。製品、ソリューション、サービスの詳細に関しては、www.netapp.com/jpをご覧ください。

本リリースについてのお問い合わせ先
ネットアップ株式会社
担当: 阪口 直美
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