IIJがクラウド型ストレージサービスのプラットフォームとしてネットアップのストレージシステムを採用

~ 総物理容量約2 PBの大容量ストレージが低価格で高品質なクラウドサービスの基盤に ~

2010年8月4日 - ネットアップ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:タイ・マッコーニー)は、株式会社インターネットイニシアティブ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 幸一、以下IIJ)が提供するクラウド型大容量ストレージサービス「IIJ GIO ストレージサービス」のプラットフォームとして「NetApp FASシステム」が採用されたことを発表します。

「IIJ GIOストレージサービス」は、IIJのクラウドサービス「IIJ GIO」の主軸サービスのひとつとして今月より提供開始されており、企業がストレージを用意することなく1TB単位で大容量のストレージをネットワーク経由で活用できる新サービスです。東日本、西日本に分散配置されたIIJのデータセンターに、アクティブ・アクティブ構成の「NetApp FASシステム」が複数セット導入され、1GBあたり月額48円*という低価格で高品質なクラウド型ストレージサービスの基盤となります。

IIJでは、本サービスの基盤となるストレージシステムを選定するにあたり、総合的なコストパフォーマンスの高さを評価しました。単一のストレージシステムでCIFS、NFS、iSCSIなど複数の接続形態をサポートしていることや、SnapMirrorやSnapshotなどストレージ管理機能の充実はもとより、柔軟な冗長構成による高い信頼性や実運用上での性能劣化や機能制限の少なさなど、総合的な安定性と性能が評価されました。

機能面では、災害時に物理的なストレージ設置環境に依存することなく効率的なデータ保護と災害復旧の自動化を行うデータレプリケーション機能「SnapMirror」を有効活用し、シンプルな運用が可能となるバックアップ環境を構築しました。また、プライバシーとセキュリティを確保しながら単一ストレージを複数のユーザーが同時に使用できるマルチテナント機能「MultiStore」を活用することで、ストレージリソースの利用効率を向上させ、サービスの低価格化を実現しました。

IIJは膨大な数のサーバやストレージの効率的な運用管理には今後自動化が重要になると考えており、ネットアップ独自のソフトウェア開発環境(SDK:Software Development Kit)によってAPI(Application Programming Interface)が豊富に提供されることも大きな採用理由となりました。C言語やJava、Perlなど様々なプログラミング言語がサポートされると同時に、ストレージ管理に重要なプロビジョニング機能やスナップショット機能などのAPIライブラリも無償提供されるため、他社の統合運用管理製品との連携や運用管理の自動化を容易に実現しています。

今後IIJでは、データのアクセスを停止することなく、データ格納環境を素早く簡単に別のストレージに移動できる機能「Data Motion」の導入を検討するなど、ネットアップの豊富なストレージ管理機能を有効活用し、高いサービスレベルと低価格化の両立によって国内におけるクラウドサービスの普及を促進していく方針です。

またIIJは本日、ネットアップのストレージシステムを既に利用しているお客様が企業内にストレージをあらたに導入することなくIIJ GIOのストレージ上にバックアップを行う「IIJファイルサーバ リモートバックアップ for NetAppソリューション」を2010年10月より開始することを発表し、災害対策をはじめ事業継続計画(BCP: Business Continuity Plan)をサポートするサービスメニューの拡充を行いました。

*10TBご利用の場合。ご契約容量によりGB月額単価が変動いたします。

以上