シスコ、ネットアップ、VMwareが、ダイナミック・データセンターを実現する新機能の提供で協業

~仮想エンタープライズ・クラウド環境で共有するデータセンター リソースのセキュリティを向上する新しいマルチテナント デザイン アーキテクチャを提供開始~

本リリースは、米国シスコ、NetApp, Inc.、VMware, Inc.より1月26日に発表されたリリースの抄訳です。

2010年1月27日- シスコシステムズ(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ: CSCO、以下シスコ)、 NetApp(本社:米国カリフォルニア州サニーベル、NASDAQ: NTAP、以下ネットアップ)ならびに、VMware Inc.(本社:米国カリフォルニア州パロアルト、NYSE: VMW、以下VMware)は、多くの企業が完全に仮想化されたデータセンターへと移行している現状を踏まえ、仮想データセンターの効率と柔軟性の向上およびセキュリティの強化を可能にする新しいデザイン アーキテクチャの提供に取り組むことで3社間の長期的な協業関係をさらに拡大すると発表しました。3社は、エンドツーエンドの「セキュア マルチテナント デザイン アーキテクチャ」を提供開始します。このアーキテクチャにより、ITとアプリケーションを共通のITインフラストラクチャで使用するクライアント、事業部門や部課ごとに切り分けてクラウド環境のセキュリティ向上を図ることが可能になります。また、本提携の一環として、統合的な仮想インフラストラクチャの迅速な構築を支援する目的で、事前テスト済みおよび検証済みのデザイン アーキテクチャを提供する3社共同のサポート体制を確立します。

■ 仮想化とエンタープライズ・クラウドのセキュリティ要件に対応する新マルチテナント環境
「セキュア マルチテナント デザイン アーキテクチャ」は、共有の仮想エンタープライズ クラウド環境において、ITリソースを分割してセキュリティを向上させるエンドツーエンドの検証済みデザイン アーキテクチャです。企業、システム インテグレータ、サービスプロバイダは、クライアント、事業部門、部課、あるいはセキュリティ ゾーンごとに切り離した社内および社外クラウド サービスを構築することができます。その結果、コンピューティング、ネットワーキング、ストレージ、管理のすべてのレイヤにおけるセキュリティが強化されます。「セキュア マルチテナント デザイン アーキテクチャ」では、アーキテクチャの実装と設計に関する詳細のほか、シスコ、ネットアップ、VMwareが提供するソリューションを構築、管理するためのベストプラクティスも提供されます。IT管理者は各リソース レイヤに適したサービス品質を確立し、各アプリケーション レイヤに一貫したパフォーマンス・レベルでサービスを提供できるため、ビジネスの即応性が飛躍的に向上します。

「セキュア マルチテナント デザイン アーキテクチャ」は、Cisco Nexus スイッチおよびCisco Unified Computing System、MultiStoreの機能を有したNetApp FASストレージ、VMware vSphereおよびvShield™ Zones で構成されます。このアーキテクチャは3社によるテスト済みで、Cisco Validated Designの認定を受けています。お客様は自社のニーズを迅速に評価して、ダイナミック データセンターの厳しい要件に対応する3社の統合ソリューションを導入できます。Cisco Validated Designガイドは、www.netapp.com/jp/cisco-vmware/ でご覧いただけます。

■ ITaaSを実現する共同プロフェッショナル・サービスおよびサポート
ITaaS (IT as a Service) へのお客様の取り組みを支援するため、シスコ、ネットアップ、VMwareは共同でプロフェッショナル・サービスを提供します。優れた顧客経験価値 (Customer Experience) を実現し、チャネル パートナーがお客様の既存環境に最小限のリスクで「セキュア マルチテナント デザイン アーキテクチャ」を導入できるよう支援します。

共同サービスの一環として、24時間体制のグローバルなサポートモデルも導入します。シスコ、ネットアップ、VMwareのさらに効率的な対応が可能になり、「セキュア マルチテナント デザイン アーキテクチャ」で使用するソリューションの潜在的な問題を速やかに特定し、解決します。これにより、お客様は製品やテクノロジーのサポート要求に費やす時間とリソースを削減できます。

ネットアップ 社長兼CEO トム・ジョージャンのコメント
「シスコ、ネットアップ、VMwareの3社には、データセンターに真の変革をもたらすきわめて大きなチャンスがあります。我々は、ダイナミック データセンターこそが クラウド コンピューティング の基礎となり、企業、インテグレータ、サービスプロバイダによるサービスとしてのITaaSの提供を可能にするという考え方で一致しています。このシナリオでは、ITが変化の激しいビジネスニーズにも適応できる効率的で動的な資産となります。このようなIT新時代のインフラストラクチャには厳しい要件が求められますが、我々3社が協力し合うことですぐにその要件に対応できます」

VMware 社長兼CEO ポール・マリッツのコメント
「ネットワーク、サーバ、ストレージ インフラストラクチャの仮想化は、今日のデータセンターにまったく新しい形態をもたらします。VMware vSphere™と、シスコおよびネットアップのテクノロジーをベースとして構築されるダイナミック データセンターはプライベート クラウドとパブリック クラウド双方の基盤となり、これらのクラウド間でデータとアプリケーションの移動が可能になります。共有の仮想インフラストラクチャではリソースはテナントごとに分離されている必要があり、同時に、保証するサービスレベルも満たさなければなりません。VMwareは、当社のテクノロジーとシスコおよびネットアップのテクノロジーを統合し、お客様のデータセンター移行を促進するだけでなく、優れた利便性および新たな価値をお客様に提供致します」

シスコシステムズ エンタープライズ、コマーシャル& スモール・ビジネス担当シニア・バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャー トニー・ベイツのコメント
「統合アーキテクチャ手法の重要性はこれまでになく高まっています。我々3社は、完全な仮想データセンターの設計と構築を可能にする統合アーキテクチャの提供に重点を置くという共通のビジョンのもとで、お客様の業務の合理化とビジネスの回復力向上を支援していきます」

■ 提供可能時期について
「セキュア マルチテナント デザイン アーキテクチャ」を構成する統合ストレージ、統合コンピューティング、ネットワーキング、および仮想化ソリューションは、本日よりシスコ、ネットアップ、VMwareから提供が開始され、世界中で稼働するデータセンターに導入していただけます。共同プロフェッショナル サービスおよびサポートは米国では本日より、各国では順次提供を開始します。シスコ、ネットアップ、VMwareの詳細について、また、お客様のダイナミック データセンターの構築と設計を支援するチャネル パートナー、システム インテグレータ、サービスプロバイダを含む3社相互のパートナー・エコシステムの詳細については、www.netapp.com/jp/cisco-vmware/ をご覧ください。