デューク大学ゲノム科学政策研究所、ネットアップの重複排除機能を採用し、ゲノム情報のストレージ容量を83%削減

(この報道発表資料は、2008年10月8日に米国サニーベールで発表されたものの抄訳版です)

2008年10月16日(米国カリフォルニア州サニーベール) - NetApp(NASDAQ:NTAP、以下ネットアップ)は、デューク大学ゲノム科学政策研究所(IGSP)が、増大するゲノム情報のストレージ容量をネットアップの重複排除機能(Deduplication)によって大幅に削減するとともに、研究所全体のハードウェア、消費電力、管理要件を軽減したと発表しました。IGSPでは、ネットアップの技術をベースに仮想環境を整備し、ストレージ効率を改善するとともに、急増するストレージ・ニーズにも対応できるようになりました。

デューク大学の学生および教職員で構成されているIGSPは、ゲノム科学およびゲノム政策における学際的な研究などの科学的研究を通じて生命を探求することを目的としています。生命、ヒトの健康、社会政策のあらゆる面にゲノム科学が及ぼす影響を探るべく、全所を挙げての熱心な研究活動が日々行われています。

ゲノムデータの構築と解析には大容量のデータストレージが不可欠です。IGSPでは、データストレージが2年間で4TBから300TBに急増し、ゲノム情報のデータの大半は、複数の専用サーバとローカル接続ストレージで構成したOracleの大規模データベースに格納されていました。IGSPは、ストレージ容量の急増に対応するため、サーバ仮想化プロジェクトを立ち上げました。Oracle用の物理サーバを40台から3台に集約し、ローカル接続していたストレージを、「NetApp FASシリーズ」によるネットワーク接続の統合ストレージへ刷新しました。IGSPでは現在、40ノードの高性能サーバーファームにVMware® ESXサーバ3台と多目的のアプリケーション・サーバー50台を収容し、クラスタ構成の「NetApp FAS3070」ストレージシステムによって全データを一元的に管理しています。

IGSPのシステム管理者アラン・カウルズ氏のコメント:
「以前の60TB~70TBの直接接続型ストレージに比べ、現在、ストレージ容量が225TBへと増加したにもかかわらず、短時間での管理を実現しています」

サーバ仮想化プロジェクトの結果として、より管理の簡単なストレージインフラ環境が構築されました。

「ネットアップを採用したことで、VMware用のストレージを大幅に減らすことができました。VMwareを導入した際には約2.4TBを割り当てていましたが、ネットアップの重複排除機能を利用することで割り当て量を700GBに抑えることができたのです。今では、VMwareシステムに存在する冗長データが平均83%減ったことが確認できています」

ネットアップの重複排除機能は、ストレージ専用OS「Data ONTAP」の基本コンポーネントの1つで、バックアップ環境やアーカイブ環境だけでなく、プライマリ環境でも適用することができます。

以上