ネットワーク・アプライアンス社、アーカイブ-コンプライアンスニーズへの新アプローチにより、ストレージ業界の慣習に対する挑戦を表明

パートナーとの連携により、Eメール、ファイルシステム、SAPソリューション、企業のコンテンツ管理のアーカイブとコンプライアンスにおいて、シンプルさを極めた管理と妥協のないパフォーマンスを実現

2006 年 9 月 12 日(米国カリフォルニア州サニーベール発) - Network Appliance, Inc.(ネットワーク・アプライアンス社、以下「NetApp《ネットアップ》社」、NASDAQ: NTAP)は本日、同社のコンプライアンスとアーカイブに対する取組みについて発表を行いました。同社は、アーカイブおよびコンプライアンス両方をカバーする統一的アプローチのための包括的な戦略の概略を示しつつ、製品とサービスのポートフォリオを提供し、ユーザが直面している「増大するデータ」という課題の解決に取り組んできました。

平均で見ると、企業情報の80%は過去1年以上も前に生成されたものです。また企業の知的財産の75%は業務で使用されているEメールで、その約75%が法的な争いが発生した場合に訴訟で利用されています。業界リサーチ会社のESG社によると、ディスクベースのアーカイブ容量は2005年〜2010年の間に877%増加すると予測されています。つまり、より多くのデータをより長期にわたって、これまで注目されていなかったような幅広い業務ニーズを満たすために保存する必要があるのです。

今回のネットアップの発表は、個別のサイロ型ストレージの導入を勧める業界の慣習的なアプローチに対して挑むものです。バックアップ、アーカイブ、コンプライアンス、プライマリストレージなどそれぞれの用途に個別のストレージを導入するのではなく、統合アーカイブ/コンプライアンスソリューションを提供し、それにより時間、コスト、人的リソースの節約を実現します。ネットアップは、VeriTestによる委託調査の結果も同時に発表しました。それによると、Symantec® Enterprise Vault™を使用したEメールアーカイブ環境において、ネットアップストレージのパフォーマンスはEMC社のソリューションよりも優れているという結果が出ています(www.netapp.com/news/press/news_rel_20060912aをご参照ください)。

また、NetApp® Global Services(NGS)は、新しいネットアップのデータアセスメントサービスを発表しました(サービスは内容により順次リリースされます)。データアセスメントサービスでは、企業ネットワーク上に分散した非構造化データを視覚化でき、ストレージコストの低減とリスク管理の徹底を図るためのデータ管理戦略の開発・実施に活用することが可能です。この新しいサービスは、顧客の非構造化データレポジトリの一覧を取り込み、メタデータデータベースを構築してデータを特性化し、将来的なポリシーベースでの管理に備えます。サービス終了時には、ストレージのより効率的な管理方法と最適化に関するレポートと提案を提出します。

Leuven大学病院(ベルギーの代表的な医療機関のひとつ) インフラ&オペレーション部門ITマネージャー、Reinoud Reynders氏のコメント:
「端的に言えば、ネットアップは非常に当院のことを理解しているのです。ネットアップは、アーカイブとコンプライアンスに関する当院のニーズに応えるために、統合アプローチを提供してくれています。そのアプローチにより、当院は柔軟な体制で自らの成長を管理できるだけでなく、コンプライアンス要件も細かく監視することができます。現在のアーカイブ/コンプライアンスソリューションが将来的なニーズに確実に対応できることが、当院の最大級の関心事です。ネットアップのアプローチなら、長期的なソリューションであり、かつデータの保護もアクセスも万全なので安心です」。

ネットワーク・アプライアンス社プロダクト・アンド・パートナー担当バイスプレジデント、パトリック・ロジャーズのコメント:
「ネットアップは、コンプライアンス専用の個別のシステムを作るのは、基本的に間違ったアプローチであると考えています。これまで企業は、データストレージのコンプライアンス要件は特殊で複雑であるため、専用の特殊な、しかも高価なサイロ型ストレージが必要だと教えられてきました。しかし個別のシステムを導入し管理することは、より複雑で高価になることなのです。当社のソリューションは、特にSymantec Enterprise Vault環境におけるEメールのアーカイブでは今現在、業界で最高のストレージソリューションであることを自負しています。当社は今後も、本当の意味でのシンプルなデータ管理ソリューションを市場に提供し続けます」。

アーカイブ要件とコンプライアンス要件は類似しています。企業のグローバリゼーションによって、バックアップウィンドウとデータ復旧にかかる時間の最小化は、企業活動の最優先事項となっています。ユーザの間では、アプリケーションのパフォーマンスと可用性、訴訟のサポート、データ検索要件への関心が高まっています。そして情報の保有、セキュリティ、アクセス管理に対する社内的なニーズは、ますます重要になってきています。

コンプライアンスに対応するための標準的なエンタープライズストレージ機能

データ管理規定は、本質的には次の5つの標準的なストレージ機能に集約されます。データ分類、データ検索、データ移行、データパフォーマンス、データセキュリティおよびプライバシー(www-jp.netapp.com/solutions/archive-compliance.htmlを参照)です。ユーザは効果的にこれらの要件を満たす必要があります。

  • データ分類、データ検索、データ移行に関するニーズは、NetApp IS1200(Information Server 1200)とIS1200移行・保管ソフトウェアを組み合わせで満たすことができます。IS1200は大量のファイルを管理できる設計です。複数のサーバをひとつのシステムにクラスタ化すると、1億個以上のファイルを管理することができます。複数クラスタを全社的に展開した場合、何億というファイルを統合的に視認・管理することができます。IS1200は、視認性の向上によりユーザのリスクを最小化するとともに、規制遵守、知的財産の保護、企業情報の漏えいという新たな課題に対応します。
  • データ永続性に関するニーズは、ネットアップ統合ストレージシステム(この場合、FAS3000シリーズやNearStore® Rシリーズ)とNetApp SnapLock®およびLockVault™ソフトウェアの組み合わせで満たすことができます。こうしたソリューションは、高性能かつ上書きも消去も不可能なディスクストレージを提供し、特定の保有期限までデータを保護します。こうした構造化および非構造化データ用の追記型(WORM - Write Once, Read Many)保管ソリューションは柔軟に導入できるため、ストレージシステムをさまざまな目的に利用することが可能になります。業界標準のCIFSおよびNFSプロトコルを活用したオープンソリューションであり、データアクセスやアプリケーションの統合を簡易化します。ネットアップのSnapLock®およびLockVault™は、認証、アクセス管理、アクセス制限、送信データの暗号化、監査ログなどの強力な機能により、機密データを保護します。
  • データセキュリティおよびプライバシーに関するニーズは、Decru® DataFort™ストレージセキュリティアプライアンスにより満たすことができます。これは、軍用レベルの暗号化、認証、アクセス管理の各機能でディスクあるいはテープに保存されたデータを守ります。ネットアップ傘下のデクルーは、Decru Lifetime Key Management™も提供しています。これは、全社の暗号化キーを一元的かつセキュアに管理するキー管理プラットフォームで、いつでもどこでも必要に応じてデータにアクセスできるようにします。
  • アーカイブ/コンプライアンス用アプリケーションの統合については、ネットアップとそのパートナーによるオープン型標準アプローチで実現することができます。パートナーは、FileNet、SAP、Symantec、ZANTAZなどです。このアプローチは、統合コストを低く抑え、アーカイブアプリケーションの変更のたびに統合をやり直す必要もありません。また、カスタマイズされたアプリケーションの統合も簡単です。

ネットアップは、SATAおよびファイバチャネル(FC)ディスクストレージシステムを活用するための柔軟性を確保し、総コストを劇的に低減するとともに、一貫して優れたパフォーマンスを提供します。独自のユニークなアーキテクチャによって、複数のプロトコルへの対応とポリシーの保持、そして同一アレイ内でのセキュリティモデルを実現します。また、主要なアーカイブアプリケーション(Symantec Enterprise Vaultなど)との標準ベースの統合により、コストを最小化し管理を簡易化します。このアプローチは、今のビジネスが抱えるセキュリティ、拡張、アクセス管理、パフォーマンス、総所有コスト(TCO)に関する長期的なデータ保有ニーズに応えます。

コンプライアンスおよびアーカイブの統一アーキテクチャに関する詳細は、TechTalkポッドキャストのアーカイブ/コンプライアンス特集(www.netapp.com/go/podcasts/media/steele-goel-tt-compliance.mp3:英語)をご覧ください。

【サポートパートナーのコメント】

FileNet FileNet Corporationのチーフマーケティングオフィサー、マーチン・クリスチャン氏のコメント:
「FileNetとネットアップは、かなり以前から、ベンチマークおよび統合テスト、相互製品サポートなど顧客関連活動で協力しており、特にコンプライアンス分野では緊密な連携を保っています。ネットアップのストレージインフラが持つ高い柔軟性と価値、そしてシンプルさは、強力なデータセキュリティとコンプライアンス機能とあいまって、当社顧客のエンタープライズコンテンツ管理(ECM)の総コストの低減に役立つでしょう」。

ZANTAZ
ZANTAZ, Incのチーフ・テクノロジー・オフィサー兼製品戦略および開発責任者のロジャー・エリクソン氏のコメント:
「ネットアップとZANTAZは、アーカイブおよびコンプライアンス用のストレージおよびデジタルデータ復旧に関する全社的な統合ソリューションを提供しています。市場をリードするZANTAZのEnterprise Archive Solution(EAS)は、ファイル、Lotus Notes、Microsoft Exchange、Sharepointのアーカイブを統合するソリューションです。このEASとネットアップの統合ストレージアーキテクチャを連動させることにより、EASの導入と拡張を簡単かつスピーディに進めて、ストレージを最適化してEメールのパフォーマンスを向上するとともに、データ発掘に備えることができます」。

以上

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ネットワーク・アプライアンスについて
ネットワーク・アプライアンス(ネットアップ)は、今日のデータ集約型企業に対して統合ストレージソリューションを提供するリーダーベンダーです。1992年の創立以来、ネットアップ社は、「シンプル」なデータ管理を実現するテクノロジや製品の開発と、パートナーの開拓を行ってきました。ネットアップ社のソリューションおよびサービスに関する情報については、http://www-jp.netapp.com/をご覧ください。