ネットワーク・アプライアンス社、2006 年会計年度第 2 四半期の財務報告を発表

前年比 29% 増の収益成長率と記録的な営業利益を達成

2005 年 11 月 16 日 (米国カリフォルニア州サニーベール発) - Network Appliance, Inc.(ネットワーク・アプライアンス社、以下「NetApp《ネットアップ》社」、NASDAQ: NTAP)は本日、2006 年会計年度第 2 四半期の財務報告を発表しました。第 2 四半期の売上高は 4 億 8,310 万ドルで、前年同期の 3 億 7,520 万ドルに対して 29% 増、前期の 4 億 4,840 万ドルに対して 8% 増でした。

第 2 四半期の GAAP (米国会計基準) による純利益は 7,070 万ドル、1 株あたり 0.18 ドル(注 1)で、前年同期は 5,530 万ドル、1 株あたり 0.15 ドルでした。一方、非 GAAP(注 2)純利益は 7,910 万ドル、1 株あたり 0.21 ドルで、前年同期は 5,840 万ドル、1 株あたり 0.16 ドルでした。

本年度上半期の売上高は 9 億 3,150 万ドルに達し、前年同期の 7 億 3,360 万ドルから 27% 増となりました。

一方、同期の GAAP(米国会計基準)による純利益は、前年同期の 1 億 220 万ドル(1 株あたり 0.27 ドル)から 28% 増の 1 億 3,080 万ドル(1 株あたり 0.34 ドル)でした。また同期の非 GAAP 純利益は 1 億 4,130 万ドル(1 株あたり 0.37 ドル)で、これに対し前年同期 1 億 820 万ドル(1 株あたり 0.29 ドル)でした。

ネットアップ社 CEO のダン・ウォーメンホーヴェンのコメント:
「新たなミッドレンジ製品群である FAS3000 が圧倒的な評価で受け入れられたおかげで、当四半期の売上高と収益率は大きく伸びました。ネットアップ社のストレージは業界随一の稼働率であり、総所有コストの低減と投資利益率の向上に寄与しています」。

今後の見通し:
(2006年度第 3 四半期)

  • 売上高は、前年同期比 25 ~ 28% 増となる見込みです。
  • 1 株あたりの見積純利益は、GAAP ベースで 0.17 ~ 0.18 ドル、非 GAAP ベースで 0.20 ~ 0.21 ドル程度と予想して&112356;ます。

(2006 年度通年)

  • 売上高は、前年比 26 ~ 28% 増を達成すると見込んでいます。
  • 1 株あたり見積利益は、GAAP ベースで 0.70 ~ 0.73 ドル、非 GAAP ベースで 0.77 ~ 0.80 ドル程度と予想しています。

四半期のハイライト:
2006 年会計年度第 2 四半期は、Decru (デクルー)社の買収を完了してデータ・セキュリティ分野のリーダーとしての地位を固め、iSCSI、NAS、SAN の各市場で確かな成長を示し、ノースカロライナ州リサーチ・トライアングル・パークでの業務を拡大しました。

1. iSCSI/NAS/SAN 市場での成長
この四半期、ネットアップ社は、IDC社の『Worldwide Quarterly Disk Storage Systems Tracker Q2 2005』(2005 年第 2 四半期における全世界のディスク・ストレージ・システム市場調査)において高い評価を獲得しました。同調査によるとネットアップ社は(1)iSCSI の分野で市場リーダーとしての立場を守り、(2)ネットワーク接続ストレージ(NAS)の分野で、記憶容量ベースでの市場シェアのリードを拡大し、(3)ファイバ・チャネル(FC)ストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)の分野で調査対象ベンダー中最も高い成長率を記録しました。

調査結果詳細によると、iSCSI ストレージ市場におけるネットアップ社のシェアは、出荷容量(45.2%)、収益(41.6%)、台数(36%)と、いずれも首位を維持しています。iSCSI 関連製品の収益の伸び率は対前年比 120.9% で、調査ベンダー中最高となりました。また、同社の主力であるNAS市場でもリーダーシップを発揮し続け、出荷容量ベースでのシェアは前四半期から約 3 ポイント増の 44.6% を記録しました。さらに、FC SAN の収益伸び率も対前年比 130.2% で、調査ベンダー中最高となっています。

一方、IDC 社の『Worldwide Quarterly Storage Software Tracker Q2 2005』(2005 年第 2 四半期における全世界のストレージ・システム市場調査)によると、ネットアップ社は、当四半期までの 1 年間で、市場の成長率 11.8% を大幅に上回る 49.4% という成長を遂げました。また、当第 2 四半期における市場シェアも、前年同期の 5% から 6.6% に伸ばしています(詳細は IDC 社の同レポートを参照)。

2. Decru 社買収の完了
ネットアップ社は今期、カリフォルニア州レッドウッドシティに本拠を構える株式非公開企業 Decru 社の買収を完了し、業界最強のセキュリティ・オプションの提供へ向けて動き出しています。Decru 社は、ストレージ・セキュリティ業界の真のマーケット・リーダーであり、法令遵守、プライバシーの保護、セキュアな統合、外部委託などのさまざまな要件に取り組む企業や政府機関の支援をしています。同社の DataFort™ アプライアンスは、「データの暗号化」「認証」「キー管理」「細分化」というさまざま機能で構成される 1 枚のレイヤーをシームレスに追加することで、ストレージ・ネットワークの中核部を保護します。

今期中に、買収後初めての Decru 製品となる次世代型のストレージ・セキュリティ・プラットフォームが披露されました。この新製品「DataFort FC1020」(10 ポート)および「DataFort S115」(SCSI)は、従来型のテープ環境を全社的な拡張するとともに、ネイティブ・サポートを強化し、管理を簡易化し、コスト・パフォーマンスを向上することができます。

3. 業界連携の拡充
ネットアップ社は今期、IBM 主導で結成された新しいオープン・ソース・コミュニティ「Aperi」に参加することを発表しました。ネットアップ社を加え 10 団体で構成される Aperiは、ストレージ環境の管理をより柔軟に行える、オープンソースのストレージ・ソフトウェアの管理プラットフォームを開発・提供することを目的としています。

また今期前半には、Oracle® Database 環境に対応した NetApp® SnapManager® を発表しました。これは、Oracle Automatic Storage Management (ASM)を使用しているオラクル ユーザー向けのソリューションで、NetApp Snapshot™ 独自の技術を生かし、ディスク・ベースのバックアップときめ細かい復旧を実現します。これにより、オンライン・バックアップを実行中でもシステムを稼働し続けることが可能なだけでなく、1 台のホスト・マシンからシンプルな 2 つのステップだけで、手順が複雑なバックアップや復旧も実行できます。

4. パートナーシップの強化
ネットアップ社は今期、ソリューション強化およびBus-Tech Inc.、Cisco、NeoPath Networks、Network Intelligence、NuView、Oracle、SAP、Symantec の各社との共同開発製品をそれぞれ数種類発表しました。いずれの製品も、データに関するさまざまな問題を解消するために設計されています。それらの問題には、エンタープライズ・グリッド環境の管理と監視、データの複製、法令遵守、ILM の管理、データの分析、ファイル・ストレージの管理と利用、メインフレーム用テープ装置の後継機、ストレージの仮想化、ROBO(Remote Office/Branch Office)データの統合などがあります。

またネットアップ社は今期中、企業向けの情報分類ソリューションおよび情報管理ソリューションの大手プロバイダである Kazeon 社と、OEM、開発、販売に関する契約を締結しました。この契約によりネットアップ社は、Kazeon 社の Information Server の持つ高度なデータ分類機能とデータ検索機能を Network Appliance™ ストレージ・システムに統合することができるようになります。また共同販売の一環として、ネットアップ社は Kazeon 社の Information Serverを販売します。

5. 企業ニュース
ネットアップ社は、ノースカロライナ州リサーチ・トライアングル・パークに新たな施設をオープンしました。キット・クリーク・ロードに新設されたこの施設では、現在 360 名の従業員が、グローバル・サービスおよびサポート・センター(1 日24時間、年中無休)と、数ペタ・バイトもの容量を持つ最先端のデータ・センターで勤務しています。

1995 年米国私募証券訴訟改革法における「セーフ・ハーバー」条項
このプレスリリースには、1995 年米国私募証券訴訟改革法に定められた範囲内で、予測に基づく記述を含んでいます。これらの記述には、ネットアップ社に有益な市場および市場動向、同社製品に対する顧客の継続的な支持、および「今後の見通し」に関する記述が含まれます。予測に基づく記述はリスクまたは不確実性を伴い、実際の結果とは異なる可能性があります。弊社の目標達成に影響を及ぼす要因には、ストレージおよび関連製品に対する消費傾向を含む一般経済情勢のほか、市場ニーズに対応した新しい製品アーキテクチャおよび製品提供、価格・性能面に優れた製品開発における内在リスクなどが含まれます。その他、ネットアップ社が米国証券取引委員会に定期的に提出しているレポートやドキュメント(最新の 10-K および 10-Q を含む)に記載されている重要な要因も含まれます。

脚注:
(1) 1株あたりの純利益は、ここに提示した全期間において希薄化した株価で提示されています。
(2) 見積結果および「今後の見通し」に記載した予測は、無形資産の償却、株式による報酬、リストラ費用、純投資損益、これに伴う法人所得税、外国法払戻を含まないものとします。

NetApp、ネットアップ社のロゴおよびデザイン、SnapManager、SnapRestoreは、米国およびその他の国におけるNetwork Appliance, Inc. の登録商標であり、Decru DataFort はDecru Inc.の商標です。Network Applianceは、米国およびその他の国における Network Appliance, Inc. の商標です。Oracleは、Oracle Corporationおよび関連企業の登録商標です。その他のブランドまたは製品は、それぞれを保有する各社の商標または登録商標です。

ネットアップ 社における見積財務会計の採用
ネットアップ 社では経営の意思決定を行う際、GAAP (米国会計基準)に準拠しない見積財務基準を参考にしています。これは、見積財務基準が弊社の業績に関して意味のある補足情報を提供するためです。さらに、これらの見積財務基準を基に、企業の過去の経営実績との内部比較、および競合各社の業績との比較が可能になります。ネットアップ 社は見積財務基準による収益の発表も行っており、これによって投資家の皆様が、財務および経営の意思決定において経営陣が参考にする補足情報をより具体的にご理解いただけると確信しています。ネットアップ 社は以前から GAAP に準拠しない同様の財務基準を投資家の皆様にご報告しており、比較可能な数値を示すことにより、現在の弊社財務報告の一貫性が確保されるものと考えています。