オラクル、「Oracle® Enterprise Manager Partner」を発表グリッド環境におけるシステムとサービスの幅広い管理が可能に

パートナーのプラグインによりオラクルのシステム管理機能を強化 BEA WebLogic、Check Point、F5 Networks、IBM WebSphere、Juniper Networks、NetAppの各システムでのサービスの監視と一元管理を実現

2005 年 10 月 31 日(米国カリフォルニア州レッドウッドショアーズ発) - オラクルは本日「Oracle Enterprise Manager Partner」の開始を発表しました。これは、同社のパートナー、顧客、開発者コミュニティの強い要望から生まれたプログラムで、エンタープライズ・グリッド環境を今まで以上に幅広く管理できるようにするものです。「Oracle Enterprise Manager 10g Grid Control(Oracle Enterprise Manager)Release 2」では、パートナー各社の管理プラグインがサポートされるため、オラクルのシステムとそれ以外のシステムを含む複雑なIT環境であっても、一体型のWebベース・コンソールだけで監視、管理することができます。

「Oracle Enterprise Manager Partner」は、Oracle PartnerNetwork(OPN)を通じて提供されます。加入パートナーは、エンタープライズ・グリッドの利用顧客に最高の価値を提供できる広範なサービスに、ネットワークを通じて瞬時にアクセスできます。また、このプログラムを通じてオラクルとの連携を強めて各種のプラグインや管理コネクタを開発し、オラクルの管理製品スイートの価値向上や、企業システムの管理関連費用の低減と複雑さの緩和に貢献することができます。例えば、プラグインと「Oracle Enterprise Manager 10g Grid Control(Oracle Enterprise Manager)Release 2」を組み合わせれば、ハードウェア、ソフトウェア、アプリケーションの可用性、パフォーマンス、構成を監視できます。また、プラグインによって「警告」「パフォーマンス・データの自動収集」「サービス停止」「テンプレート」など、Oracle Enterprise Managerの監視・管理機能を意識せずに活用することができ、システム・サービスを隅々まで監視してサービスの提供を徹底することができます。一方管理コネクタは、Oracle Enterprise Managerと、顧客環境内の他の管理ソリューションとの情報交換に役立ちます。

「Oracle Enterprise Manager Partner」に加入すると、こうした取り組みを通じて、開発作業関連のコストを減少し、Oracle Enterprise Manager対応のプラグインや製品をよりすばやく市場に投入することができます。また、パートナーの製品とOracle Enterprise Managerとの一体化をさらに進め、監視用、管理用のフレームワークとして使う強力な管理ツールを提供することも可能です。オラクルでは、加入パートナーに対してトレーニング、技術、マーケティング、販売サポートを提供しています。

オラクルのSystem Management Productsのバイス・プレジデントJay Rossiterは次のように述べています。「企業や団体では現在、グリッド・コンピューティング環境への移行が進んでいます。その理由は、融通がきくこと、自動化が改良されたこと、ITの利用度が高まったこと、労働コストが安いことにあります。当社では、そうしたソリューションを提供するためにはパートナーシップが大切であることを十分に認識しており、コンピューティング環境の監視、管理費用の節減、全体的なサービス・レベルの向上を目指してパートナー各社と協力し、抜きん出た総合性を誇るフレームワークを提供できるよう取り組んでいます」。

OracleのWorldwide Alliances and Channelsのバイス・プレジデントDoug Kennedyは次のように語っています。「パートナー各社から当社の開発チームやリソースに直接アクセスできるようにすることで、両者の結びつきが一層強まり、パートナーにとってはチャンスが増えます。今回のプログラムについては、OPNにProduct Focus Areaを新設して要点をまとめてあります。オンラインでサインアップすることもできるようになっています」。

詳細と要件については、Oracle Enterprise ManagerのOracle PartnerNetworkの「Product Focus Area」から「Oracle Enterprise Manager」を御覧ください(URL:http://www.oracle.com/partners/home/pf/global/emgc/unauth/index.html - 英語)。

主要なITインフラ製品をサポート
Oracle Enterprise ManagerのRelease 2では、主要な技術ベンダー各社の製品に対するサポートが強化されました。Oracle Enterprise Managerでは、パートナー製品のパフォーマンスがうまく把握できるようになったため、グリッド・コンピューティング環境における問題を、より効率的に発見し解決することができます。以下の各システムに対応した診断機能と管理機能をOracle Enterprise Managerで利用できるようにする新たなプラグインが本日リリースされます。

  • BEA Systems WebLogic(バージョン7.0以上)
  • F5 Networks BIG-IP Server Load Balancer(バージョン9.0以上)
  • IBM WebSphere(バージョン5.0以上)
  • NetApp® FAS(fabric-attached storage)システム

この他、ファイアウォール機能を一体化したCheck Point Software VPN-1® Pro用のプラグイン、およびJuniper Networks Firewalls用のプラグインも計画されています。

Check Point Software Technologies Ltd.(NASDAQ:CHKP)の事業開発担当バイス・プレジデントPaul Weinstein氏は次のように述べています。「エンタープライズ・グリッドへの移行が進むに連れ、一元管理システムがますます重要になります。当社には、Oracle Enterprise ManagerにつながるファイアウォールとVirtual Private Networkゲートウェイとがあるため、安全で簡単に管理できるグリッド環境を提供することができます」。

F5 NetworksのBusiness Developmentのバイス・プレジデントJim Ritchings氏は次のように述べています。「今回のプログラムと、当社のiControl APIを利用したEnterprise Manager用BIG-IP Plug-inのリリースにより、アプリケーションとネットワーク・インフラを一元的に監視・設定できる統合ツールを求める顧客に応えることができます。Oracle Enterprise ManagerとF5のBIG-IPシステムがあれば、エンド・ツー・エンドのアプリケーション配信ネットワークが十分に活用でき、その結果TCOが激減します。」

Juniper NetworksのGlobal Alliancesのバイス・プレジデントTony Scarfo氏は次のように述べています。「顧客は、システム管理の簡素化・低コスト化を求めています。Juniper Firewalls用のOracle Enterprise Managerマネージメント・プラグインは、IT環境全体を監視する総合的なツールとなります。」

Network Applianceのプロダクト・アンド・パートナー担当バイス・プレジデントPatrick Rogers氏は次のように語っています。「Oracle Enterprise ManagerとNetAppRストレージ・システムとを組み合わせることにより、システマティックな独自の方法でグリッド環境全体を監視することができます。弊社の製品がOracle Enterprise Managerで直接的に管理・監視できる最初のエンタープライズ・ストレージ・プラットフォームになることを非常に喜ばしく思います。顧客は、ストレージ・プロセッサの利用度とディスクI/Oのパフォーマンスを監視して、NetAppストレージ・システムの利用度を調整することができるようになったのです。これは、エンタープライズ・グリッドの管理の簡略化と費用削減に取り組む、弊社とオラクル社の共同作業の大きな成果です。」

リリース情報
マネージメント・プラグインは現在、Oracle Technology Network(OTN)(英語)のWebサイトから入手できます。

Oracle Enterprise Manager 10gについて
業界を代表する管理製品群であるOracle Enterprise Manager 10gは、Oracle環境の管理に必要なすべてが揃ったソリューションです。Oracle Enterprise Manager 10gのフラッグシップ製品であるOracle Enterprise Manager 10g Grid Control(Oracle Enterprise Manager)は、オラクルITインフラ(オラクルとそれ以外の技術が混在するシステムを含む)の一元管理とともに、ビジネス・サービス・レベルを管理する働きをします。運営、構成管理、プロビジョニング、エンド・ツー・エンド・モニタリング、セキュリティ機能を幅広く備えたOracle Enterprise Managerなら、グリッド・コンピューティング環境の管理に要するコストが下がり、その複雑さが緩和されます。

Oracle PartnerNetworkについて
Oracle PartnerNetwork(OPN)は、オラクルのソフトウェアをベースとした画期的なソフトウェア・ソリューションを提供する企業のネットワークであり、現在、全世界で1万5,000社が登録しています。OPNではオラクルの優れた製品、教育、技術サービス、マーケティング、販売サポートを通じて、今日の世界経済で成功するために必要なリソースを提供しています。オラクルのパートナー各社は、世界最大級のエンタープライズ・ソフトウェア企業であるオラクルの実績に裏打ちされた、最先端のソリューションを提供することができます。卓越した製品知識や技術的な専門知識、またオラクルとの協業への真摯な取り組みが証明できるパートナーには、「Oracle Certified Partner」の資格が与えられます。

Oracleについて
オラクル(NASDAQ:ORCL)は世界最大級のエンタープライズ・ソフトウェア企業です。詳細はWebサイトhttp://www.oracle.comを御覧ください。

商標
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