ネットワーク・アプライアンス社、第 4 四半期および2005 年会計年度の財務報告を発表

通年での総売上は前年度比 37% 増、第 4 四半期の純利益は前年同期比 74% 増

2005 年 5 月 24 日 - Network Appliance, Inc.(ネットワーク・アプライアンス社、以下「NetApp® 《ネットアップ》社」、NASDAQ: NTAP)は本日、2005 年会計年度の第 4 四半期および 同会計年度の財務報告を発表しました。第 4 四半期の売上高は4 億 5,180 万ドルで、前年度同期の 3 億 3,700 万ドルに比べて 34% 増、今年度第 3 四半期の 4 億 1,270 万ドルに比べて 9.5% 増となりました。

第 4 四半期は、GAAP(米国会計基準)による純利益は、前年度同期の 3,640 万ドル(1 株あたり 0.10 ドル)から 74% 増の 6,340 万ドル(1 株あたり0.16 ドル)(1)でした。見積 (2) 純利益は、前年度同期 4,350 万ドル(同 0.12 ドル)から 53% 伸びて 6,660 万ドル(1株あたり 0.17 ドル)となりました。

2005 年会計年度は、総売上は、前年度の 11 億7,000 万ドルから 37% 増の 16 億ドルとなりました。また、GAAP による純利益は、前年度 1 億 5,210 万ドル(1 株あたり 0.42 ドル)に比べて 48% 増の 2 億 2,580 万ドル(同 0.59 ドル)となりました。見積純利益は、前年度 1 億 4,600 万ドル(1 株あたり 0.40 ドル)から 63% 増の 2 億 3,770 万ドル(同 0.62 ドル)となりました。

ネットアップ社 CEO のダン・ウォーメンホーヴェンのコメント:
「2005 年会計年度は、弊社にとって飛躍の年となりました。非常に堅調な売上高、市場シェアの拡大、粗利益の増加、そしてストレージ部門でも急成長中の分野に最も革新的な製品を続々と投入するといった成果を上げることができました。自社事業への投資を継続するとともに、IBM やマイクロソフト、SAP、ベリタスなどの各社との戦略的提携を深めることで基盤を固め、今後もより多くの価値を弊社の顧客にお届けしていきます」。

今後の見通し:
(2006 年度第 1 四半期)

  • 総売上は、前四半期比 3% ~ 6% 増となる見込みです。これは、前年比 30% ~ 33% の成長率を反映したものです。
  • 見積純利益は 1 株あたり 0.17 ドル ~ 0.18 ドル、GAAP による純利益は同 0.16 ドル ~ 0.17 ドル程度と予想しています。

(2006 年度通年)

  • 総売上は、前年度比 32% ~ 35% 増を達成すると見込んでいます。
  • 見積純利益は 1 株あたり 0.76 ドル ~ 0.80 ドル、GAAP による純利益は同 0.73 ドル ~ 0.77ドルになると予想しています。

四半期のハイライト:
2005 会計年度第 4 四半期は、IBM との戦略的な OEM(相手先商標製品製造)提携を通じて業界でのリーダーシップをさらに強め、ストレージ・ソフトウェアと SAN(ネットワーク接続ストレージの分野で成長し、iSCSI と NAS(ネットワーク接続ストレージ)の両市場では引き続き首位の座を維持しました。

  • IBM社とのOEM提携
    今期、ネットアップ社は IBM と OEM 契約を結びました。これにより IBM は、Network Appliance™ の統合型/オープン NAS および iSCSI/IP SAN ソリューションに基づく IBM ブランドのソリューションを提供できるようになります。これには、NearStore® や NetApp V-Series システム、関連するソフトウェア製品などが含まれます。(日本ネットワーク・アプライアンス(http://www.netapp.com/jp/ )2005 年 4 月 6 日のプレスリリース参照)

  • 米Alacritus社の買収
    また今期は、カリフォルニア州プレザントンに本拠を置く株式非公開企業、Alacritus を買収しました。この買収により、強力なデータ保護ソリューションが提供できるようになり、ディスク型バックアップの普及を一層推し進めることができます。同社の代表的な製品は仮想テープ・ライブラリ(VTL)ソフトウェアです。これは、ハードディスク・ベースのバックアップ装置でテープ・ライブラリをエミュレートし、既存のテープ・バックアップによるワークフローやプロセスに支障を与えることなく、高性能な大規模バックアップ環境を実現します。

  • 製品の拡充
    ネットアップ社は今期、データ管理製品の最新製品群として、単一アーキテクチャで SAN、IP SAN、NAS に対応する新製品「NetApp V シリーズ」を発表しました。これは、NetApp Data ONTAP™ 7G ソフトウェアが持つ次世代のダイナミックな仮想化機能を HDS、HP、IBM および Sun Microsystems を服務他社の製品で活用できるゲートウェア製品です。独自の仮想化技術により、コストの削減やビジネス・ニーズの変化に対応するインテリジェントで柔軟なストレージ資産の活用を実現します。従来のアレイに伴う面倒な管理手順に替わり、性能、柔軟性に優れた単一の管理パラダイムを実現します。

    VERITAS Software Corporation とネットアップ社は、マルチ・ベンダー環境に対応した、ディスク・ベースの新たな統合型データ保護/データ管理ソリューションを発表しました。両社は、VERITAS NetBackup™ ソフトウェアの最新バージョンを NetApp NearStore ストレージ・システムと NetApp SnapVault ソフトウェアとに統合しました。これにより、長期保管および災害時の復旧用としてテープにデータを残しながら、同時に、ディスクを利用した保護機能によりバックアップ・復旧時間を大幅に減らすことができます。しかも操作はすべて共通の管理コンソールで行えます。NetBackup 6.0 とネットアップ社製ストレージとの統合により、異なる形式のバックアップ・データの冗長部分を NearStore の単一インスタンス・ストレージ機能で消去することができます。費用が抑えられるとともに、オンラインを通じて非常に多くのバックアップを最小のストレージで保管できるようになりました。

    また両者は共同で、VERITAS Enterprise Vault™ 6.0 を NetApp NearStore と NetApp SnapLock™ とに統合しました。これにより、わずらわしい操作をしなくてもデータが保管でき、必要ときに目的の情報が素早く取り出せるようになるため、増えつつある遵守要件や規制基準にうまく対処できる強力なソリューションを両社共通の顧客にご利用いただけます。

  • ストレージ市場での成長
    ネットアップ社は、ストレージ・ソフトウェアの分野で最も大きく成長しました。米国ガートナー社発表のレポート「Market Share: Storage Management Software, Worldwide, 2004』(市場シェア: 2004 年ストレージ管理ソフトウェア世界市場)」(3) によると、ネットアップ社は、2003 ~ 2004 年の新規ライセンス収益において市場全体の成長率 12.3% を大きく上回る 73.5% という成長率を達成しました。昨年に続き 2 年連続で上位 10社 の中で最高の成長率を記録し、2004 年の総市場シェアでも 5.2% を記録して初めて上位 5 社入りを果たしました。

    一方、ネットアップ社は2004 年、NAS と iSCSI ストレージと両市場でトップの座を維持しました。IDC 社の発表した「Worldwide Quarterly Disk Storage Systems Tracker Q4 2004』(2004年第4四半期における全世界でのディスク・ストレージ・システム市場調査)」(4) によれば、ネットアップ社は 2004 年 1 月 ~ 12 月にかけて、その主力市場である NAS 市場において収益ベースで 36.9% のシェアを獲得、この分野のトップ企業であることを証明しました。また同期間に iSCSI ストレージ市場では収益ベースで 43% というシェアを得て、この分野でも独走態勢を守り抜きました。さらに同期間において、NAS と iSCSI とを合わせた IP ストレージ市場では、37.3% という市場シェアを記録し、この分野での首位の座を維持しました。

    また IDC 社によると、オープン・システム・ネットワーク・ストレージ市場全体の成長率が 11.6% であったのに対し、ネットアップ社の収益成長率は前年同期比(2003 年第 4 四半期から 2004 年第 4 四半期) 29.7% 増となっています。同様にオープン SAN 市場でも、市場全体の成長率が 9.2% であったのに対し、ネットアップ社の収益の伸びは 98.9% でした。

  • パートナーシップの強化
    ネットアップ社は今期、Microsoft® Windows® iSCSI イニシエータの最新版であるバージョン 2.0 のサポート開始を発表しました。これにより、ネットアップ社のストレージ・ソリューションと最新の Microsoft Windows ストレージ技術との迅速な統合が実現できます。ネットアップ社は、最新バージョンの Microsoft iSCSI イニシエータ にいち早く対応しており、これは顧客企業への利益向上を目的にiSCSI プロトコルを採用するという両社の継続的なビジョンを裏付けるものです。

    また今期は、ソリューションの強化や、Asigra、Filenet、Maranti、Microsoft、Mobius、Sun Microsystems などのパートナー各社との協力製品も発表し、SQL Server の統合の簡素化、コンテンツ管理、コンプライアンス、データのバックアップ/復旧、データ管理、セキュリティなど、企業のミッション・クリティカルな業務におけるデータ管理に対応するソリューション提供に引き続き取り組みました。

(脚注)
(1) 1 株あたりの純利益は、ここに提示した全期間において希薄化した株価で提示されています。
(2) 見積純利益の結果および「今後の見通し」の予測値は、無形資産の償却、株式による報酬、リストラ費用(回収額)、純投資益、これに伴う法人税、外国法払戻を含まないものとします。
(3) Gartner Dataquest 社「Market Share: Storage Management Software, Worldwide, 2004」、Carolyn DiCenzo 氏(2005 年 4 月 19 日)
(4) IDC 社「Worldwide Quarterly Disk Storage Systems Tracker Q4 2004」(2004 年 3 月)

NetAppは、米国およびその他の国における Network Appliance, Inc. の登録商標であり、The evolution of storageは、米国およびその他の国における Network Appliance, Inc. の商標です。その他のブランドまたは製品は、それぞれを保有する各社の商標または登録商標です。

1995 年米国私募証券訴訟改革法における「セーフ・ハーバー」条項
このプレスリリースには、1995 年米国私募証券訴訟改革法に定められた範囲内で、予測に基づく記述を含んでいます。予測に基づく記述にはリスクまたは不確実性を伴い、実際の結果とは異なる可能性があります。弊社の目標達成に影響を及ぼす要因には、ストレージおよび関連製品に対する消費傾向を含む一般経済情勢の他、市場ニーズに対応した新しい製品アーキテクチャおよび製品提供、価格・性能面に優れた製品開発、Spinnaker Networks社の買収の完了および同社との完全な統合における内在リスクなどが含まれます。その他、ネットアップ 社が米国証券取引委員会に定期的に提出しているレポートやドキュメント(最新の 10-K および 10-Q を含む)に記載されている重要な要因も含まれます。

ネットアップ 社における見積財務会計の採用
ネットアップ 社では経営の意思決定を行う際、GAAP (米国会計基準)に準拠しない見積財務基準を参考にしています。これは、見積財務基準が弊社の業績に関して意味のある補足情報を提供するためです。さらに、これらの見積財務基準を基に、企業の過去の経営実績との内部比較、および競合各社の業績との比較が可能になります。ネットアップ 社は見積財務基準による収益の発表も行っており、これによって投資家の皆様が、財務および経営の意思決定において経営陣が参考にする補足情報をより具体的にご理解いただけると確信しています。ネットアップ 社は以前から GAAP に準拠しない同様の財務基準を投資家の皆様にご報告しており、比較可能な数値を示すことにより、現在の弊社財務報告の一貫性が確保されるものと考えています。