大学における研究

変革をもたらす戦略の一環として、ネットアップは、アカデミック・コミュニティ内の革新的な研究をサポートしています。CTOオフィスの1組織である先端テクノロジグループ(ATG)は、資金提供、コンソーシアムへの参加、共同研究を通じて、大学の研究関係者との交流を促進しています。

大学 / 業界によるコンソーシアム

ネットアップは現在、ATGを介して、大学と企業による以下のコンソーシアムのメンバーとなっています。

NetApp Faculty Fellowship制度

ネットアップの先端テクノロジグループ(ATG)は、データストレージと関連主題についての革新的な研究に資金を提供するために、NetApp Faculty Fellowship(NFF)制度を設立しました。この制度の目的は、ストレージとデータ管理分野における最先端の研究を奨励することであり、大学の研究者と、ネットアップのエンジニアおよび研究者との関係を強化することです。

ATGは、大学の教職員からの資金援助申請を常時募集しています。申請書には、研究者が今後1年から3年の間に実施を希望している革新的なプロジェクトについて、説明を記述する必要があります。ATGの研究者は、年に3~4回、申請書を審査し、提案されている研究の潜在的影響と、NetApp®の中核的テクノロジやビジネス上の利益との相乗効果を考慮して、資金提供の可否を判断します。

NetApp Faculty Fellowships(NFF)は、1回限りの助成であり、通常は、提案された研究の責任者と共同で研究を行う大学院生1名の1年分の資金を提供します。ただし、ATGでは助成をこの形式に限定していません。提案された内容を、さまざまな状況や期間を考慮に入れて検討します。

資金が提供されることになったNFF申請には、ATGまたはネットアップの別の部署からスポンサーが割り当てられます。スポンサーは、プロジェクトの進捗と結果を追跡し、資金提供を受けた研究者に対してフィードバックを行います。場合によっては、スポンサーがプロジェクトの共同研究者として研究に積極的に参加することも可能です。

詳細については、次の文書をダウンロードしてください。

NetApp Faculty Fellowshipsの詳細については、fellowships@netapp.comまでEメールでお問い合わせください。

NetApp Faculty Fellowship Award

2011年4月

  • マサチューセッツ工科大学、Samuel Madden、「Workload Aware Database Storage(ワークロードに対応するデータベースストレージ)」
  • ウィスコンシン大学マディソン校、Remzi Arpaci-Dusseau、「Increasing the Intelligence of Cloud-storage Gateways(クラウドストレージ・ゲートウェイのインテリジェンス向上)」
  • バージニア工科大学、Ali Butt、「Studying the Impact of Storage System Design on Hadoop Performance(Hadoopのパフォーマンスに対するストレージシステム設計の影響について)」
  • フロリダ国際大学、Raju Rangaswami、「Trade-offs in Flash (SSD) Based Storage Caching vs.Tiering(フラッシュ[SSD]ベースのストレージキャッシングと階層化のトレードオフ)」

2010年11月

  • ハーバード大学、Margo Seltzer、「Simulation Analysis of Server-side Flash Cache(サーバ側フラッシュキャッシュのシミュレーション分析)」
  • ブラウン大学、Roberto Tamassia、「Efficient Integrity Checking of Outsourced Storage(アウトソーシング・ストレージの効率的な整合性確認)」

2010年9月

  • ニューヨーク州立大学ストーニブルック校、Erez Zadok、「A Network Storage benefits using FLASH Hardware with Indexing Workloads(ネットワークストレージで索引付けワークロードをフラッシュハードウェアを使用して実行することの利点)」
  • ドルトムント工科大学、Ramin Yahyapour、「Automated Workload Mapping and SLO Creation(ワークロードのマッピングとSLOの作成の自動化)」
  • ジョンズ・ホプキンス大学、Randal Burns、「Reducing Memory and I/O Interference for Virtualized Systems and Cloud Computing(仮想化システムとクラウド・コンピューティングに使用するメモリとI / Oインターフェイスの削減)」

2010年7月

  • カリフォルニア大学サンディエゴ校、Yuanyuan Zhou、「Make Software Easy-to-Diagnose via Systematic Logging Enhancement(ロギング機能の体系的な強化によるソフトウェア診断機能の簡易化)」
  • ウィリアム・アンド・メアリー大学、Peter Kemper、「Workload Modeling for Storage Systems and Networks with Markovian Arrival Processes(マルコフ型到着過程を使用したストレージシステムとネットワークのワークロードモデリング)」
  • コーネル大学、Hakim Weatherspoon、「Toward Power-Lean Cloud Storage: Beyond Power Proportionality(電力効率の高いクラウドストレージの実現に向けて:電力の均整を超えて)」
  • ウィスコンシン大学マディソン校、Aditya Akella、「High-Performance Flash-based Indexes for Content-Based Systems(コンテンツベースのシステムに適したフラッシュベースのハイパフォーマンスな索引付け)」
  • トロント大学、Bianca Schroeder、「A unified framework for managing storage system reliability(ストレージシステムの信頼性を管理するための統合フレームワーク)」

2009年12月

  • デューク大学、Jeff Chase、「Dynamic Feedback Control for Elastic Cloud Storage(伸縮自在なクラウドストレージを実現する動的なフィードバック制御)」
  • ハーバード大学、Margo Seltzer、「Nonhierarchical Storage Systems(非階層型ストレージシステム)」
  • ウィスコンシン大学マディソン校、Remzi Arpaci-Dusseau、「HaRD Systems(HaRDシステム)」

2009 年 7 月

  • ブラウン大学、Roberto Tamassia、「Efficient Integrity Checking of Outsourced Storage(アウトソーシング・ストレージの効率的な整合性確認)」
  • カーネギーメロン大学、David Andersen、「FAWN Project: IOps Without Watts: Low Power Cluster Architectures for Seek-Bound Workloads(FAWNプロジェクト:電力消費の少ないIOPS:検索処理の多いワークロードに適した低電力消費クラスタアーキテクチャ)」

ネットアップが資金を提供しているその他の研究

ATGは、NetApp Faculty Fellowship制度のほかにも、大学で行われているさまざまな研究プロジェクトを支援しています。多くの場合、アカデミック・コミュニティとビジネスコミュニティに短期間で利益をもたらすような研究が支援の対象となります。たとえば、オープンソースの改善に対する関心を喚起したり、知識体系を強化するような研究などです。通例、ネットアップは、ネットアップから資金提供を受けた研究者に対し、研究の成果を無償または開放的なライセンス契約の下で、より広範なコミュニティに提供することを奨励しています。

ネットアップが資金を提供している進行中の研究

  • インド科学研究所、K.Gopinath
  • インド工科大学デリー校、Sorav Bansal
  • インド科学研究所、Chiranjib Bhattacharyya
  • ウィスコンシン大学マディソン校、Bart Miller、「Dynamic Instrumentation for Monitoring and Testing Tools for FreeBSD(FreeBSDの監視 / テストツールの動的インストルメンテーション)」

ネットアップが資金を提供した過去の研究

  • カリフォルニア大学サンディエゴ校、Yuanyuan Zhou、「Understanding Software Quality Challenges Throughout Its Lifecycle(ソフトウェアのライフサイクル全体における品質上の課題の理解)」
  • インド工科大学デリー校、Anirban MahantiおよびAmitabha Bagchi、「Characterizing Web 2.0 Workloads and Their Impact on Storage Architectures(Web 2.0ワークロードの特徴とストレージ・アーキテクチャに及ぼす影響)」
  • ジョンズ・ホプキンス大学、Randal Burns、「Server-Directed Adaptive Data Destaging for NFS(サーバ制御によるNFSの適応型データデステージング)」
  • マサチューセッツ工科大学、Samuel MaddenおよびDaniel Myers、「Flash Memory and Database System Design(フラッシュメモリとデータベースシステムの設計)」
  • ニューヨーク州立大学ストーニブルック校、Erez Zadok、「Storage Performance vs.Energy Consumption Tradeoffs(ストレージのパフォーマンスと電力消費のトレードオフ)」
  • カリフォルニア大学サンタクルーズ校、Ethan Miller、「Efficiently Handling Errors in Nonvolatile Memory(不揮発性メモリにおけるエラーの効率的な処理)」
  • イリノイ大学アーバナ・シャンぺーン校、Yuanyuan Zhou、「Intelligent Log Mining(インテリジェントなログマイニング)」
  • ミシガン大学アナーバー校、Jason Flinn、「File Server Utilization of Flash(ファイルサーバにおけるフラッシュの利用)」
  • ワーテルロー大学、Ken Salem、「RDBMS Storage Optimizer(RDBMSストレージ・オプティマイザ)」
  • ウィスコンシン大学マディソン校、Remzi H.Arpaci-Dusseau、「SQCK」