オープンソースへの貢献

ネットアップは、オープン・ソース・コミュニティの存在意義とそのプロセスを支持しており、ネットアップの機器、資金、コードを寄付、寄与しているほか、いくつかのオープン・ソース・コミュニティに参加しています。ネットアップは、オープン・ソース・ライセンスの氾濫を懸念しており、ネットアップが寄与するコードの使用を許諾する際には、オープン・ソース・プロジェクトと同じライセンスを使用するか、または独自に寄与する際には、通常GPLBSDなどの広く使用されている一般的なライセンスを使用しています。


ネットアップが参加しているオープン・ソース・コミュニティ活動の一部を以下に挙げます。

FreeBSD
ネットアップは、Data ONTAPの土台となっているFreeBSDプロジェクトのバグの修正や拡張を定期的に行っており、同プロジェクトの年間スポンサーを務めています。

iSCSI
ネットアップはこれまで、Linuxドライバやデーモンをはじめとして、iSCSIにいくつかの貢献をしており、SNIA管理APIのリファレンス実装の定義と開発も行っています。

Linux
ネットアップは、Linuxメンテナーの1人を雇用しており、バグの修正や拡張を定期的に行っています。ネットアップは、2.6.23カーネルに貢献したことが確認されている企業の中で、最も積極的に貢献した企業の第7位にランクインしています。また、Linux Foundationの理事会のメンバーでもあります。

NDMJOB
NDMJOBは、NDMPと互換性のあるバックアップ / リストアパッケージであり、リファレンス実装、適合試験ツールでもあります。NDMJOBは、Traakan, Inc.をはじめとする企業によって、ソースコードの形で無償、無制限で一般公開されています。NDMJOBは、すぐに実行できるバックアップパッケージとして使用できるほか、他のNDMP製品と組み合わせて、新製品の土台として、NDMP製品の検証ツールとして、またはNDMPプロトコルの規格および規約のリファレンスとして使用できます。

NDMP(Network Data Management Protocol)は、ネットワークベースでバックアップを実行するためのオープンなプロトコルで、複数のベンダー製品に対応するバックアップ・ソリューションの構築を可能にします。ネットアップは、1990年代の後半からNDMP仕様の開発をリードしており、NDMPリファレンス実装のコードベースに数多くのソフトウェアコードを提供してきました。

NFS
ネットアップがNFSコミュニティを牽引していることは、ネットアップが最初のNFS開発チームのメンバーであったこと、NFSバージョン3、バージョン4の共同開発者であること、NFSバージョン4のIETFワーキンググループの共同議長を務めていること、Linux NFSメンテナーを雇用していることなどから明らかです。ネットアップのオープンソースに対する貢献の例としては、LinuxへのNFS実装、データの並行アクセスを可能にするpNFSに対応したLinuxクライアントなどを挙げることができます。

nfsdumpとnfsscan
広く使用されているNFSトレース分析パッケージであるnfsdumpとnfsscanは、ネットアップの従業員によって保守されています。

NFS / RDMA
ネットアップは、NFS / RDMAプロトコル仕様の共同作成者であり、Linux対応のNFS / RDMAクライアントとサーバの完全実装についても、開発(共同開発も含む)を行っています。また、ネットアップは、大学や業界の研究者と連携して、NFS / RDMAの改善と用途の拡大に取り組んでいます。NFS / RDMAは、クライアントとサーバのパフォーマンスを大幅に改善します。

オープンSPC-1
ネットアップは、SPC-1ベンチマークオープンソース実装を行い、一般的なクラスのサーバが稼働するコンピュータシステム環境でオンライン不揮発性ストレージにかかる負荷をシミュレーティングしています。

RDMA
ネットアップは、InfiniBandiWARPなどのすべてのRDMAトランスポートに対応する、オープンソースの共通APIを開発する組織として、DAT Collaborativeを設立しました。また、Direct Access Programming Language(DAPL)のリファレンス実装に貢献したほか、Open Fabrics Allianceのメンバー企業でもあります。

Wireshark
ネットアップは、オープンソースのネットワーク・プロトコル・アナライザであるWireshark(旧称Ethereal)のNFS v3 / v4対応機能の開発に寄与しました。また、Wiresharkの名称が "Ethereal"であった当時に、NFS v3プロトコルとCIFSプロトコルのサポートに成功しています。