もたらされたメリット

DWDは、重要な気象データを速やかに緊急救援隊員に提供することによって、人々の安全と命を守っています。

ネットアップが実現する成果

15分の1に短縮


アプリケーションの応答時間を
15秒から1秒に短縮

製品とソリューション

Deutscher Wetterdienst (DWD)

ドイツの国営気象サービス機関が、気象予測にかかる時間を15分の1に短縮。重要な気象情報をスピーディに緊急救援隊員に提供することが可能に。

ドイツ気象局(DWD)は、国営の気象情報サービス機関であり、ドイツの気象業界を代表する権威です。

ドイツの空港では、すべての航空機がDWDの気象情報によって空の安全を確認した後、離陸の時を迎えます。また、陸、空、海と場所を問わず救助を行う緊急救援隊にとって、DWDからリアルタイムで配信される気象情報は、安全かつ速やかに人命を救うという任務を果たす上で欠かせない情報となっています。航空、航海、鉄道の業界も、DWDの気象予報や警報を参考にして、雨天晴天を問わずビジネスを継続しており、ドイツの国民も、DWDが発表している気象警報を頼りに、酷暑や竜巻、雷雨といった異常気象から身を守っています。つまり、DWDが危険な気象状況をいち早く察知し、国民に警告しなければ、建物の損壊はおろか、人命を損失するような事態につながりかねません。

DWDの中央データセンターでは、驚異的な数の観測拠点から提供される気象データを、24時間体制で受信しており、こうした拠点には、2,000箇所以上の観測ステーション、17基のレーダーで構成された気象レーダー ネットワーク、多数の気象衛星、約200箇所の外国機関などが含まれます。受信されたデータは複雑な予測モデルへと送り込まれ、DWDの気象視覚化アプリケーションであるNinJoによって処理されます。NinJoでは、気象予報士が衛星やレーダーから受信したデータや、気象予測データを独自に組み合わせて気象予測を行い、警報を出すことができます。

しかし、レーダーや衛星の技術が進化し、DWDで収集されるデータの量が急増するにつれ、アプリケーションの応答速度は次第に低下していき、利用者の望むスピードで情報を提供できなくなりました。中でも、一刻一秒を争う救助の現場ではこの遅延が大きな問題となりました。捜索救助にあたる操縦士が任務を安全に遂行するためには、NinJoの気象情報が不可欠だったからです。当時DWDでは、風、雲、気温などに関するデータなど、捜索救助に必要なデータを取得するのに最長15秒もの時間を要しており、複数のクエリを処理する場合は、さらにそれ以上の時間が必要でした。

しかし、NetApp All Flash FASを導入すると、DWDのアプリケーション応答速度は15秒から1秒に短縮されました。気象予測チームが、救助の現場にいる人々に重要な気象データをリアルタイムで提供できるようになったため、操縦士は従来よりも早く安全に目的地に到着し、危機的状況から人命を救えるようになりました。

お客様について

ドイツ気象局(DWD)は、ドイツ国営の気象サービス機関であり、気象、気候情報を提供することによってドイツ国民の命と資産を守ることを、その使命としています。DWDでは、航空機や船をはじめ、市民全般の安全を確保するために、気象予測や気象警報を発表しています。また、ドイツ国内に留まらず世界の気象業界を代表する先端機関として、世界気象機関などに参加しています。

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