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「今年も仮想化はますます熱かった!」
~VMworld2011 イベントレポート~
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こんにちは。今回はTech ONTAPの紙上をお借りして、8月29日から9月1日までの4日間、アメリカ・ラスベガスにて開かれたVMware 主催のプライベートイベント、「VMworld2011」について、ネットアップ関連トピックを中心にレポートをさせて頂きたいと思います。

 


Oracle Open Worldに迫る勢いでその規模を年々拡大しているこのイベント、今年は19,000人もの来場者・出展社数250社、ブレイクアウトセッションは合計175という1企業の主催イベントとしては日本ではなかなかお目にかかれない規模のイベントでした。

今回はヴイエムウェア株式会社が主催されたツアーでの参加をさせて頂きましたが、日本からも昨年の約2倍、約200名の参加者が来られたとのこと。仮想化のリーディングカンパニーとして世界中のIT関係者を巻き込んだ熱気あふれるイベントになっていました。

基調講演

VMworld2011にて発表された新製品に関しては、日本の様々なメディアにてすでに多数取り上げられているのでここではほぼ割愛しますが、CEOが基調講演にて強くメッセージとして打ち上げていた事の中心に「クラウド時代の到来」とその「クラウドが新しいエンドユーザーコンピューティングの橋渡しする」またそのためにはIT自体の定義が変っていくと言い切っていた部分でしょうか。一見、「仮想化先進国ならではの話し」として聞こえそうですが、実際に日本でもiPadやスマートフォン等のデバイスを「会社の業務」に対して使用する事は一般的になってきていますし、パソコン=PCという構図も崩れ始めていることが日本でも実感できる事から、こうしたメッセージにも強い説得力を感じました。また今回のイベントテーマである「Your Cloud Own It.」には、おそらく欧米ではITに対してそれが企業ユースであってもユーザー自身が我慢をせず、生産性を追求する姿勢が、IT管理者に対しても良い意味でのプレッシャーになっているのでは?と感じました。つまり、我慢しないユーザーを押さえつけるのはもう無理で、逆にクラウドの環境を構築して使い倒すことで「お仕着せでないクラウド」にてそうしたニーズにも対応していけば良い!といったメッセージが込められているような気がしました。

 


今回のイベントにネットアップとしては最上位スポンサーの「Diamond Sponsor」として協賛、その他のスポンサーもITインフラを提供するハードウェアメーカーが中心となっていました。企業ユースとして完全に定着してきた仮想化を下支えするインフラは、より強固で安定したものが必須だからなのではないでしょうか。

ところで、基調講演のなかでvCloud Datacenterパートナーが順調に拡大している事を強調していましたが、こうしたHybid Cloudを実現するパートナー企業がWorld Wideで48社にまで増えてきたとのこと。またその中でも、弊社のお客様でもあるソフトバンク様がCEOに名指しで取り上げられていたのには、思わず誇らしい気分になりました!

ソリューション エクスチェンジ

ネットアップを含む、アライアンス企業約250社がひしめき合う展示会場にて、ネットアップは下記の4つのテーマからなるデモンストレーション展示を行っていました。

 
  1. ビジネスアプリケーションの仮想環境デモ
    Microsoft Exchange2010及び、Oracle RACをvSphere5にて実装。データ管理には弊社「SnapProtect」を使用していました。 また、新たにVAAIがサポートされたNFSにてOracle環境を実装し、SRM+SnapMirror連携もDemoしていました。

  2. VDI on NetApp
    デスクトップの仮想化にコスト削減・及びパフォーマンス向上を図るため以下の製品を紹介
    • FlashCache」イベント会期中にFAS6240/80に標準コンポーネントとして採用される事が発表されました。主にRead性能を向上させ、2500シートのVMを18分で起動しきる様子を解説していました。
    • Deduplication」/「FlexClone」重複排除もしくは仮想クローン機能を使うことで使用するDisk容量を大幅に削減(70~90%削減)

  3. 統合管理ツール・監視ツール
    サーバー仮想化・クラウド環境向けに以下の各製品を紹介
    • OnCommand」以前買収により吸収した「Akori」製品をOnCommand の監視モジュール「in sight balance」として仮想化環境のモニタリングを実施
    • Virtual Storage Console」無償のプラグイン実装でvCenterからNetApp製品を管理
      (Provisioning・Clone・BU・DR)を実施していました。

  4. FlexPod」 + オーケストレーション
    VMware+CISCO+NetAppによる共同検証済みクラウドソリューション、以下の3つの特徴を紹介していました
    • 柔軟性:Smallスタートができ、Disk・プロトコルの選択も自由に構築が可能な「ユニファイドアーキテクチャ」
    • End to Endのセキュリティ向上:今回のイベントで発表されたvShield Zone+Cisco+NetApp(MultiStore:システムの論理分割)により、共有インフラのセキュリティを確率
    • 統合管理:オーケストレーターとして、「Cloupia」社製品を使った統合管理をDemo。管理端末としてはなんとiPadを使ったDemoには非常に高い関心を集めていました。
     

ハンズオンラボ

ソリューション エクスチェンジ会場のお隣には、広大なエリアに広がるセルフハンズオン・ラボが。こちらは、参加者が希望のラボをセルフラーニングで「自習」できる施設なのですが、暗い会場に数百台の端末とIT Pro達が集う姿はちょっと怖い雰囲気でした・・

 

このラボは複数のデータセンタのハイブリッドクラウド環境をvCloud Director1.5にて接続・構成しているとのことですが、ハードウェアメーカーとしてネットアップもその協力をしているほか、前述のVSC(Virtual Stroage Console)などのNetAppツールのデモもあるほか、今回は日本のヴイエムウエア社からSEが7名もスタンバイ、日本からのエンジニアの方々のサポートをしていらっしゃいました。

さいごに

今回のイベント参加で、なにより驚いたのは仮想化専業メーカ-であるVMware社が牽引するネットアップを含むアライアンスパートナー企業で形成する巨大なEco Systemと、それに関わるIT Proの皆さんの熱狂的な関心度の高さでした。
今回はこのレポートにて、すこしでも現地のこうした雰囲気をお伝えすべく、つたない文章にて試みて見ましたが、来年は是非ご自分でも会場に足を運んで見て下さい。ITの世界の変化をドラスティックに牽引するパワーと熱気にきっと圧倒されるはずです。

また11月8日~9日には、日本でもヴイエムウエア株式会社が主催するイベント「vForum2011」が開催されます。ネットアップ株式会社もUSでのイベントと同じくGlobal Diamondスポンサーとして出展させて頂きます。VMworld2011にて展開されたネットアップの様々なバリューを日本でもお伝えできればと思っていますので是非「vForum2011」および弊社ネットアップのブースにお越し頂ければと思います。

瀧川大爾(Daiji Takigawa)

瀧川大爾(Daiji Takigawa)
マーケティング部 シニアソリューションマーケティングマネージャ
NetApp


外資系IT機器製造メーカーのフィールドサポート、インターフェースに特化したIT機器メーカーでのプロダクトマーケティング担当を経て、ネットアップ株 式会社マーケティング部に在籍。その間ノートPCからサーバーのOEM顧客先での障害対応、プロダクトマーケティング、チャネル開拓を経験し、2006年 2月よりネットアップに入社。現在はアライアンス関連ソリューションを担当


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