ストレージを「もっと身近に感じる環境」、できました

ストレージの専業メーカーであるネットアップでは、データ管理のツールをさまざまな形で用意しています。が、本体外観はご覧になったことがあったとしても、、8Gb FC/Performance Accelerator Moduleといった様々なコンポーネントを実装したNetAppストレージ製品に実際に触れる機会や、これらのツール群が企業のビジネスに対してもたらすメリットを実感していただく機会は、展示会などの限定的な露出を除くと、あまり多くなかったのでは無いでしょうか?

Microsoft Technology Centerとは?

マイクロソフトの施設「マイクロソフト大手町テクノロジーセンター(以下MTC)」をご存知でしょうか?昨年の10月に満を持して公開されたこの施設は、その名の通り千代田区大手町の非常にアクセスの良い立地に、マイクロソフトとマイクロソフトを補完する関連ハードウェア・ソフトウエアのメーカー16社が協賛するデータセンター、セミナールーム、各ソリューションを紹介するための複数の会議室からなっています。実際に施設に足を踏み入れてみるとかなりの規模と清潔さに圧倒されてしまうはずです。

    

まず、1Fのデータセンターエリアには、約40本のサーバーラックに各社のシステムがぎっしりと積まれています。さらに、デスクトップPCも数百台規模で設置されており、検証用の環境としてもかなり大規模なものが組めそうです。また、13FのBriefing Centerにも、高級感漂う会議室が約10部屋ほどあります。会議室には、どこに座っていてもまっすぐ向いたままプレゼンが見られるよう複数の液晶ディスプレイが設置されているほか、家庭・オフィス・野外などを見立てたシアターもあり、マイクロソフト製品がビジネスからプライベートまで幅広く使われる様子が体験できます。

    

この施設で提供される弊社が関係するサービスとしては大きく分けて以下の3つを想定しています。

  1. 「Strategy Briefing」:比較的小規模から数10名程度規模に対してのソリューション紹介
  2. 「Architecture Design Session」:お客様にマイクロソフト仮想化技術とNetApp製品の親和性を訴求するブリーフィング
  3. 「Proof of Concept」:マイクロソフトサーバー環境とNetApp製品群の連携システムの検証サービス

実は、このマイクロソフトテクノロジーセンターは世界中で開設・運営されています。ネットアップは、最初のセンターがUSにて開設された2006年9月より、世界中に展開されている約20拠点すべてに対してストレージ機材の提供と技術スタッフによるサポートを実施しています。この施設が、ついに、2009年10月に日本上陸する事になりました!

米国シリコンバレーのMicrosoft Technology Center

余談ですが、最近、米国本社に出張した際に、米国シリコンバレーにあるMTCにもお邪魔してきました。

こちらの施設もやはり巨大で、全体像はわかりませんでしたが、ここで公開されている製品デモのほとんど全てのプレゼンテーション/デモンストレーションは、Hyper-Vによって仮想化された環境に仮想マシンの形で格納されていて、実施するセッションの内容に応じて展開・使用する形態をとっているそうです。これにより、物理的な環境に縛られることなく複数のOSやアプリケーションの環境を瞬時に呼び出すことができるといった仮想化のメリットを活用していました。



また、その環境はネットアップのストレージに格納されており、ストレージに実装されたSnapshotを使うことで、今までは十数時間かかっていた環境全体のバックアップを数十分単位にまで短縮できたそうです。

なお、こちらのMTCには個人的には初めて目にするガジェットで、未来を彷彿させる「Microsoft Surface」(一部のカジノや、ホテルにしか置いてない、知る人ぞ知るインターラクティブな情報端末と説明したらいいでしょうか)がありました!また、Xboxゲームを含むMicrosoft 製品が激安価格で購入できるCompany Storeなどが併設されていて、非常に遊び心に富んだ施設になっていたのが印象的でした。

    
                                      「Microsoft Surface」

マイクロソフト大手町テクノロジーセンターにおけるネットアップ機材について

今回、大手町にできた巨大なデータセンターには、ミッドレンジクラスのフラッグシップ機であるFAS3170(クラスター構成)と、FCのHDDを満載したディスクシェルフを8段提供しています。物理容量は約30TBを超えたボリュームになっていて、このシステム単体でFC/iSCSI/NFS/CIFS/FCoEなどのプロトコルにすべて対応しているため、今後は様々な接続環境での検証に活躍すると思われます。
さらに、最新の8Gb FCのHBAおよびデータの読み込みを高速化しストレージシステムのデータ処理を高速化するキャッシュメモリー「Performance Acceleration Module」も搭載しており、デモ環境向けとは思えない豪華な構成になっています。ネットアップでは、MTCを訪れたお客様に常に最新の機材をご覧いただけるよう、最新のシステムを常設していく予定です。

    

マイクロソフト向けネットアップソリューション

ネットアップでは、ストレージシステムだけでなく、実はマイクロソフトの様々なビジネスアプリケーションのデータ管理にかかる時間の短縮、簡素化また強固にするためのソフトウェア群を用意しています。



ネットアップでは、今後このMTC施設を活用したセミナーやイベントなど等を通して、ExchangeやSharePoint Serverなどのアプリケーションにより増加しているビジネスデータの管理が、いかに簡単で柔軟にできるかを、みなさまに直接触れていただける機会を設ける予定です。ご期待ください。

各製品の詳細情報はこちら

マイクロソフトとネットアップ


あまり知られていない事実として、NetAppとMicrosoftは技術的な共同開発を含む様々な協業を行っています。具体的にはマイクロソフトのビジネスアプリケーションのデータ管理の分野を補強・補完するツール群、また最近では重複排除、仮想クローンの技術など仮想化環境に最適なソリューションが提供できることが評価されて、マイクロソフトの「2009年パートナー・オブ・ザ・イヤー」ストレージ・ソリューション部門のパートナーとして選ばれています。

さいごに

ネットアップではデータ管理の分野で、企業のオフィス環境を強力にサポートする様々なソリューションを展開しています。こうした製品に触れる機会としてマイクロソフト大手町テクノロジーセンターを活用いただければと思います。豪華な施設は、一見の価値アリです。

※ この施設を利用するに当たっては、マイクロソフト製品を導入予定であること、などの要件があります。
※ 本施設への直接の訪問はできません。Microsoft社との共催セミナーやイベントなど等の機会をお待ちください。


瀧川大爾(Daiji Takigawa)
マーケティング部 シニアソリューションマーケティングマネージャ

外資系IT機器製造メーカーのフィールドサポート、インターフェースに特化したIT機器メーカーでのプロダクトマーケティング担当を経て、ネットアップ株式会社マーケティング部に在籍。その間ノートPCからサーバーのOEM顧客先での障害対応、プロダクトマーケティング、チャネル開拓を経験し、2006年2月よりネットアップに入社。現在は仮想およびマイクロソフト向けソリューションを担当


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