ネットワーク系展示会とNetAppの意外な関係

「Interopと言えばネットワーク関係のイベントだよね」と言われるほど、ネットワーク系関連企業が一堂に会する日本最大級の展示会として有名です。しかし、今年は、Internetの普及とともに爆発的な発展を遂げきたネットワーク関係技術も成熟期に入ったのか、「次世代ワイヤレス」、「IPv6」といったネットワーク技術の王道テーマに混じって、仮想化、クラウドコンピューティングなどのテーマも扱う様になっており、時代の変化を感じてしまいました。

今月のTech Ontapでは、Interop Tokyo 2010のイベントレポートをお届けします。「あれ?NetApp出てたっけ?」とお感じの方、そうです。実は参加しておりました。今回は、アライアンスパートナーとの協業という形で参加させて頂きました。レポートでは、写真を交えながら、今回の展示を行った製品やソリューションをご紹介します。
来場されていない方々はもとより、来場されていても「数ある出展製品の中に埋もれてしまって気がつかなかった!」という方もいらっしゃると思いますが、どんなところでお邪魔していたかをご紹介します。

Interopと言えばShowNet

Interopと言えばShowNet会場の入り口付近、ほぼ中央に鎮座しているのが、Network Operation Centerのショーケースです。PODと呼ばれるこの展示コーナーには、各社の最新機種が並んでおり、実際に接続・稼働した状態になっています。これは会場のブース間、会場から外部へのネットワーク接続環境のバックボーンや、相互接続互換性をアピールするデモ機材の集まりなのですが、この展示機材がちょっとした企業のデータセンターに匹敵するほどの規模で度肝を抜かれます。100Gb/secのネットワーク接続を実際に稼働させ、さりげなく展示しているだけでなく、各社の最新機能を盛り込んだ製品が相互接続されている様子は圧巻でした。

 ShowNetの詳細はこちら


今回、NetAppではブロケード コミュニケーションズシステムズ(以下Brocade)のご尽力により、このShowNetにデビューいたしました。具体的には、BrocadeのFCoEスイッチである「Brocade 8000」および、シスコシステムズ(以下Cisco)のFCoEスイッチの「Nexus5010」の両方に接続がされ、スイッチのクラスター構成を実現しています。

BrocadeとCiscoに同時接続?
はい、現実にはそうした構成は組まないとは思いますが、ShowNetの面白いところは、通常はライバル関係にあるメーカーが、その垣根を越えて相互接続検証に取り組むという文化があるところなのです。

Interopと言えばShowNet

ShowNetでのFCoE実機展示

蛇足ですが、このShowNetでは事前に大学生のボランティアを募集し、幕張メッセの展示会開場前の非常に短い期間での機材セットアップの手伝い、運営の補助などをSMTメンバーとして行うというユニークな体制を敷いています。ShowNetの展示物周辺にはそうした大学生の皆さんが思い思いの紹介文を書いてらっしゃいます。NetAppもデカデカと社名・ソリューション名を書いていただきました!ちょっと不思議なコメントも書かれているのですが(笑)。

実は、このFCoEこそが、InteropでNetAppのようなストレージメーカーが製品展示させていただく事になった理由なのですが、今回Interopにて、ネイティブなFCoEス

トレージを動態展示していたのはNetAppだけでした。ただ、今後は、メリットも多い次世代プロトコルであるFCoEに対応したストレージ製品を各社が追従して提供してくることで、ますます市場が盛り上がってくるものと考えています。


Tech OnTap5月号で、FCoEの解説記事をご紹介しています。
そちらもご覧ください。

Brocadeブースにて実践的なFCoEソリューションの展示

ShowNetでの実機環境構築だけでなく、BrocadeブースにもFCoE接続したNetAppストレージを展示していただきました。

Interopと言えばShowNet

Brocade ブースでのNetApp FCoE 対応製品展示の様子

Brocadeのブースでは、NetAppストレージ-スイッチ間の接続を単にFCoEで行うだけでなく、Microsoftの仮想化ソフトウェアであるHyper-Vを組み合わせた、「次世代仮想化パッケージ」としてご紹介頂きました。仮想化環境にFCoEが使われることで、サーバー・ストレージだけでなくネットワークのスリム化も今後は急速に進んでいくのではと感じました。


Secure Multi Tenancy (SMT)環境の初お披露目

今回はさらにCiscoブースの一部に、NetAppがVMwareおよびCiscoと共同で検証したクラウド環境に最適なセキュリティ・SLAの担保を訴求するSecure Multi Tenancy(SMT)のライブデモを実施しました。

ソリューションの詳細はこちらをご覧ください。

3社によるセキュア・マルチテナンシー・ソリューション

3社によるセキュア・マルチテナンシー・ソリューション

CiscoブースにおけるSMT環境

CiscoブースにおけるSMT環境


DDTKには、運用を容易に開始できるよう、さまざまなデフォルト設定やスクリプトが含まれています。こうしたデフォルト設定やスクリプトは、そのまま使用することも、ウィザードベースのインターフェイスを使用して変更することもできます。このため、クラウド環境を容易に拡張してサードパーティ製品を含めることができます。また、サードパーティベンダーも、その製品を容易に統合できるため、お客様は付加価値のある機能を最大限に活用できるようになります。

Brocadeブースにて実践的なFCoEソリューションの展示

SMT環境を使ったデモの様子

Brocadeブースにて実践的なFCoEソリューションの展示

SMTの概要説明の様子


まとめ

ネットワーク技術専門イベントの域にとどまらず、そのカバーエリアを拡大しているInteropですが、個人的には、ストレージも含めてすべての機器がネットワーク化していく「近未来」が垣間見られるイベントでした。ふたを開けてみれば、のべ来場者数131,000人を超える大盛況なイベントとして幕を閉じました。

今回はInterop Tokyo 2010におけるNetAppの様々な出展の模様をお伝えいたしましたがいかがでしたでしょうか?今回ご紹介した内容についての詳細をご希望の方や、ストレージに関する課題をお持ちの方は、お問い合せフォームからお気軽にご連絡ください。Tech OnTapに関する感想もお待ちしています!

瀧川大爾(Daiji Takigawa)
マーケティング部 シニアソリューションマーケティングマネージャ

外資系IT機器製造メーカーのフィールドサポート、インターフェースに特化したIT機器メーカーでのプロダクトマーケティング担当を経て、ネット アップ株式会社マーケティング部に在籍。その間ノートPCからサーバーのOEM顧客先での障害対応、プロダクトマーケティング、チャネル開拓を経験し、 2006年2月よりネットアップに入社。現在は仮想およびマイクロソフト向けソリューションを担当


 
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