Tech On Tap :: Insights for Simplifying Data Management | NetApp(R) - Network Appliance
Click here to visit NetApp
TECH ONTAP 2006年3月   >   トップ

2006年の6つの予測

IT業界に最も大きな影響を与えそうな2006年の展望について、NetAppとDecru®社の識者数名に意見を求めました。彼らが今年、注目に値すると考えているトレンドは次の6つです。

  • 企業によるセキュリティの実現に向けた戦略的なアプローチの導入
    大部分の企業で完全なセキュリティが実現できない要因は、必要なテクノロジの欠如ではなく、標準的なプロセスが実装されていないことです。2006年には、企業により、伝送中のデータとディスクおよびテープに保存されているデータを保護する必要性がますます認識されることになるでしょう。企業の多くが、情報を必要な人だけに開示するためのアクセス制御、区画化、および役割分離を重要なシステムに組み込み始めると予想されています。社外へテープを送付する前にテープにバックアップされたデータを暗号化することが標準となるでしょう。
  • 統合と簡易化が引き続き進展し、SOAへ向かうITの動きが加速
    サーバおよびストレージの簡易化と現在進行中の統合化の動きは、今後も数年間にわたり、購入の意思決定を左右するでしょう。コスト削減と事業の拡大の実現により、これらのプロジェクトは次にやってくる企業ITの重大な変革への基盤を築きます。つまり、Services Oriented Architecture(SOA;サービス指向アーキテクチャ)へ新たな焦点を向けるということです。
  • データベース機能の競争が終わり、焦点が統合へと移行
    Oracle® Fusion Middleware、IBM WebSphere、およびSAP ESAベースの製品に見られるようなSOA中心のフレームワークが、アプリケーション統合への幅広い試みを促進するでしょう。今後12カ月の間に、データベース購入に関する企業の意思決定は、コア機能からアプリケーションレベルでの統合へと移行すると予想されます。データおよびアプリケーションフレームワークのレベルで強力な統合を提供しているストレージベンダーは、ますます大きな価値を提案できることになります。
  • IP SAN(iSCSI)がユビキタスなマルチOSソリューションに
    2005年に、iSCSIはWindows®サーバ環境における主流になりました。第2世代ソリューションは、高可用性への対応、高密度サーバ環境に対応したSANブートのサポート、およびパフォーマンスの強化を追加することにより、この「スイートスポット」の機能を拡張しています。2006年には、iSCSIのサポートが部門別のLinux®およびUNIX®環境まで拡張され、特にブレードサーバと小~中規模ホストに対応するようになるでしょう。第1世代のFC SANに取って代わるiSCSIについては、さらに多く話題となるでしょう。
  • Disk-to-Disk バックアップがテープライブラリを補完するものとして成熟
    Disk-to-Disk バックアップによりテープライブラリが完全になくなるわけではありませんが、ディスクベースのソリューションが好まれ、テープへの依存度が減少すると予想されています。お客様がテープからディスクへのシームレスな移行を求めているため、Virtual Tape Library(VTL;仮想テープライブラリ)は引き続き広く使用されるでしょう。NetAppでは、2006年にVTLソリューションの採用が大幅に増加すると予測しています。また2006年には、リモートオフィスでのバックアップを自動化するリプリケーションテクノロジも広く普及するでしょう。
  • ビジネス戦略における情報の宝庫として、価値の高まるバックアップ
    コンテンツの索引付け、およびアプリケーション/プロジェクト志向のアプローチ(ストレージ/リソース中心のアプローチではなく)によるデータ管理機能に関して、大幅な進歩が予想されています。2006年には、これは主にレポートシステムを通じて利用されるでしょう。ストレージ管理者は、データを手動で「階層間」移動させることによってより効果的に利用できるようになります。

    ディスク間バックアップの採用が増加し、強力な検索および索引付けソリューションが利用できるようになるため、企業は基本的なデータリカバリ以外でバックアップコピーを使用するでしょう。バックアップデータがデータマイニングや法的な証拠開示手続きといったビジネス用途に利用される一方で、オンラインバックアップイメージによってアプリケーションの開発、テスト、および品質保証体制が急速に進展し、簡易化されるでしょう。

2006年の注目すべきトレンドには、ほかに次のようなものがあります。

  • システムを停止させることなく、容量とパフォーマンスを段階的に増加させ、ストレージリソース間での負荷を分散させる、スケールアウトストレージアーキテクチャの採用
  • ストレージネットワーキングの機能拡張(インテリジェントスイッチ)
  • 地理的に分散したデータの共有と連携(WAFS))

関連情報

2006年におけるIP SAN(iSCSI)の進展

IP SANは事実上、Windows環境で標準的なものとなるでしょう。
さらに、マルチコネクションセッションやErrorRecoverLevel>0といった第2世代の機能により、iSCSIベースのIP SANでは、並列処理や耐障害性を実装した形でイーサネットネットワーキングとTCP/IPを利用できるようになるため、パフォーマンスと可用性が向上し、複雑さが軽減されることになります。複数の1 Gbパスを束ねたセッションを構築することによって高いパフォーマンスが簡単に実現できます。一方、高可用性は特殊なHBAや高価で複雑なのマルチパス専用ソフトウェアを使用しなくても実現可能になります。

IP SANは部門別のLinuxおよびUNIX環境で勢いを増します。
2006年には、すべてのUNIXおよびLinuxベンダーからネイティブのソフトウェアiSCSIイニシエータが提供される予定です。さらに、マルチパスとその他の高可用性オプションに対するネイティブのストレージスタックサポートにより、LinuxとUNIXのIP SANソリューションが推進され、主流となるでしょう。

iSCSI boot-from-SAN機能がサーバのプロビジョニングを変革します。
ローエンドサーバをディスクレスにすることで、重要な障害ポイントが解消され、サーバインフラストラクチャの経済性が大幅に向上します。プロビジョニングがこのように簡易化されると、より多くのCPUをほぼ瞬時に提供し、真の「オンデマンド」環境を実現することが可能になります。

登録情報の変更/退会 | お問い合わせ