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Avanade、NetApp clustered Data ONTAPでダウンタイム ゼロを達成

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Tech OnTapでは、clustered Data ONTAP®への移行が組織にもたらすメリットについてネットアップのお客様にお話を伺うシリーズを4月号から開始しました。第4弾となる今月号では、Avanade Inc.へのインタビューをお届けします。

クラウド サービス プロバイダには、コスト面、パフォーマンス面でさまざまなニーズを持つ顧客を満足させることのできるストレージが必要です。何百社というクラウド プロバイダが、ノンストップ オペレーション、セキュア マルチテナンシー、付加価値の高いストレージ サービスといった要件を満たすストレージ プラットフォームとして、Data ONTAPを搭載したNetApp® FASストレージを選択しています。

Avanadeは、Microsoftテクノロジについての知識と新たな発想、専門知識を武器にビジネス テクノロジ、クラウド ソリューション、マネージドサービスを提供している企業です。Tech OnTapは、バイス プレジデント兼グローバル インフラ サービスの主席アーキテクトであるPatrick Cimprich氏に、clustered Data ONTAPを選択した理由、7-Modeからのアップグレード プロセス、Avanadeとそのお客様にもたらされたメリット全般について伺いました。

Avanadeがclustered Data ONTAPを選んだ理由についてお聞かせ願えますか?

TOT:Avanadeがclustered Data ONTAPを選んだ理由についてお聞かせ願えますか?

Cimprich氏:clustered Data ONTAPを選んだ主な理由は3つありました。1つ目は、当社が10年以上という長期にわたってネットアップ製品を利用しているからです。当社は、新しいアレイが発売されるとアップグレードすることが多いのですが、clustered Data ONTAPでは、クラスタ内の旧ノードから新ノードにボリュームをシームレスに移行できるため、アップグレードをオンデマンドで行えることに魅力を感じました。NetApp DataMotionを使用すれば、完全に無停止でアップグレードを実行できます。

2つ目の理由は、負荷分散です。シームレスな移行を可能にする機能を使用して、クラスタ ノード間や異なる種類のメディア間でデータを容易に移動できるため、ホット スポットが発生してもすぐに対処できます。ダウンタイムを発生させずに負荷を分散できるのは、とても魅力的です。

3つ目の理由は、ネットアップがclustered Data ONTAPに非常に力をいれていることを知っていたからです。当社もその先進的な取り組みに加わりたいと考えました。数年前からclustered Data ONTAPへの移行を始め、完全にclustered Data ONTAPのみで運用するようになってからは、1年ほどです。

TOT:DataMotionをどのように使用されているか、例を挙げていただけますか?

Cimprich氏:当社は、今、古くなったストレージをアップグレードしているところで、具体的には、クラスタ内の古いFAS3170をFAS8020に変更しています。今回は、ドライブを含むアレイ全体を廃棄するため、クラスタに新しいノードを追加し、古いノードから新しいノードへデータを無停止で移動するだけで作業は完了します。古いノードがアイドル状態になったら、クラスタから削除します。

負荷分散を行うには、大半のワークロードがHyper-Vで実行されているため、Hyper-Vストレージ ライブ マイグレーションを使用してワークロードを移動します。また、ネイティブ ワークロードを実行するiSCSI LUNもいくつもありますが、こうしたLUNも必要に応じて、コントローラ間またはドライブ セット間で移動できるため、非常に便利です。

TOT:7-Modeからclustered Data ONTAPにはどのようにアップグレードされたのですか?

Cimprich氏:当社は、Microsoftのテクノロジを専門としているホスティング プロバイダです。環境内ではHyper-Vをハイパーバイザーとして使用し、SMB 3.0で実行しています。このため、移行は極めて簡単でした。Hyper-Vストレージ ライブ マイグレーションを使用して、実行中のワークロードを7-Modeプラットフォームからclustered Data ONTAPに移動しましたが、これは、日中に無停止で実行できました。Hyper-Vに標準搭載された機能を使用したため、ネットアップの特定のツールやテクノロジは必要ありませんでした。

また、clustered Data ONTAPに対応するために、チーム全員が新たな技術スキルを習得する必要がありましたが、これには物理的な移行よりも時間がかかりました。

TOT:現在導入されているネットアップ環境についてお話しいただけますか?

Cimprich氏:現在は2クラスタ構成で、本番用とテスト用のクラスタがそれぞれ1つずつあります。本番用のクラスタは4ノード構成で、FAS3270ノードが2つ、FAS8020ノードが2つ稼働し、使用可能容量は約250TBです。この環境内で約400社のお客様をサポートしています。また、Storage Virtual Machineを使用してファイル アクセスとブロック アクセスを論理的に分離しています。テスト用のクラスタは、FAS3170 2ノードで構成されています。

すでに触れたように、当社は現在、FAS3170からの移行の最中です。クラスタ内に古いプラットフォームがあることで、最大4ノードまでしか拡張できませんでしたが、今後はさらにスケールアウトできるようになります。

TOT:clustered Data ONTAPに移行してから、お客様にはどのような変化がありましたか?

Cimprich氏:お客様が日々利用されているサービスにまったく変化はありません。というのも、非常にすばらしいことに、clustered Data ONTAPはとにかく停止しないからです。7-Modeの時ですら、停止が必要なケースは非常に少なかったのですが、それでもときどきは運用を停止する必要がありました。しかしアップグレードしてからは、停止した覚えがありません。とにかく止まらないのです。これは、何百社というお客様と停止時間を調整しなくてよいため、大きなメリットとなっています。今は、誰もがシステムを利用している日中に変更を計画できます。このため、不慮の事態に備えて、システムを最新に保つことができています。

TOT:御社の環境ではフラッシュを使用されていますか?

Cimprich氏:新しいアレイには、SSDを搭載したシェルフを接続しています。現在は、Flash Pool構成とオールフラッシュ アグリゲートを試しているところで、仮想マシンをいろいろな場所に移動して、どこが最も適切かを探っています。オールフラッシュ リソースとFlash Poolを使用したハイブリッド アプローチのどちらが経済的にメリットがあるかを確かめたいのです。テスト環境で実験をしたあと、今は本番環境でテストを行っているところです。

TOT:御社では本番環境に移行する前にどのようなテストを実施されていますか?

Cimprich氏:当社は、本番環境を模したかなり負荷の高いワークロード セットを用意していますが、それでも、本番環境での運用がどうなるかは本当にはわかりません。本番環境で試すのが大事だというのが、当社の信念です。clustered Data ONTAPで運用している当社のHyper-V環境の優れたところは、稼働中のワークロードを1つずつ移動して、本番ワークロードにどのような変化が現れるかを確かめられる点です。

テクノロジが変わったことを受けて、当社は、何かを本番に移行する前にさまざまなテストを行い、あとはうまくいくことを願うモデルから、「大きな問題は起こらない」ことを検証するテストを初めに行ったあと、本番環境を少しずつ変更して、その様子を見るというモデルに移行しました。テストを一通り行うだけで十分だとごまかすのではなく、実際のワークロードで直接確かめることを重視しているのです。

TOT:clustered Data ONTAPを検討中のIT部門に対しては、どのようにアドバイスされますか?

Cimprich氏:私の考えでは、clustered Data ONTAPの大きな特長は、クラスタへのシステムの追加や削除、負荷分散のためのワークロードの移動といった変更を行える機能があること、つまり変化し続けるビジネス ニーズに対応できる機能があることです。本番の運用を変更することで、どのようなことを達成でき、仮想化レイヤなどの他のソリューションをどのように補完できるかを確かめられることは、非常に大きな利点です。

何が可能かを総合的に理解してから、適切に本番環境に適用できることは、システムの運用のあり方を根本から変えてくれます。

Avanadeの詳細については、ネットアップのユーザ事例(Avanade Improves Time to Market for Business-Critical Solutions with NetApp Clustered Data ONTAP)をご覧ください。



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