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【検証結果から理解するネットアップのフラッシュ技術】
第17回:
速報! Data ONTAP 8.3RC1検証結果 ~ 8.2.2から8.3RC1での性能向上 ~
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Data ONTAP 8.3RC1リリースと従来バージョン(8.2.2)からの性能向上

11月14日(金)にData ONTAPの最新バージョンであるData ONTAP 8.3RC1がリリースされました。Data ONTAP 8.3の魅力の1つは、従来バージョン(8.2.2)と比較して性能向上が期待できる点です。目玉となる機能は竹谷さんの記事におまかせするとして、本内容ではベンチマーク結果をご紹介します。

検証環境




検証内容(NetApp SIOで生成したI/Oワークロード)

  • Random Read 100% / Random Write 100%
  • I/O サイズ:8KB
  • スレッド数:20、40、…、300スレッド
    • 1 サーバの SIO スレッド数を 5、10、…、75スレッド まで増加
    • 4 サーバで SIO を実行するため、合計 20、40、…、300スレッド

検証結果

次のグラフは、8KB Random Read 100%および8KB Random Write 100%における、clustered Data ONTAP 8.2.2と8.3RC1の性能(IOPS)の傾向です。

  • 緑色の棒グラフ:8.2.2の性能(IOPS)
  • 赤色の棒グラフ:8.3RC1の性能(IOPS)


検証結果の通り、clustered Data ONTAP 8.3では8.2.2と比較して、読み込み、書き込みいずれの処理も性能向上することを確認できました。本検証結果では、Random Readで約15%、Random Writeで約10%の性能向上を実現しています。更に、よくありがちな最大性能(IOPSの最大値)の向上だけではなく、中負荷(FASコントローラが限界性能ではない状態)での性能(IOPS)も向上しているのがポイントと言えます。

岩本 知博(いわもと ともひろ)
ネットアップ株式会社
ソリューション技術本部 パートナーSE部
システムズ エンジニア

会津大学大学院 コンピュータ理工学研究科卒、外資系データベース メーカを経て2012年パートナーSEとして入社。入社以来、パートナー支援とフラッシュ ソリューションおよびデータベース ソリューションを中心に活動。写真はFY15 Flashtronaut of the Year(フラッシュ大賞)受賞の様子から一枚。

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