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【検証結果から理解するネットアップのフラッシュ技術】
第 10 回
ネットアップのオール フラッシュ アレイ「EF550 」ならではの強み ~ Why EF550 編 ~
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はじめに

ネットアップは共有型インフラ向けの FAS シリーズの他に、占有型インフラ向けのEシリーズをポートフォリオとして提供しています。



Eシリーズの導入実績は65万台を超えており、世界一使われているNo.1コントローラです(ちなみに、世界一使われているNo.1ストレージOSは、FASシリーズのData ONTAPです)。オール フラッシュ アレイであるEFシリーズは、EシリーズのNo.1コントローラにSolid State Drive(SSD)を搭載したストレージで、最新の「EF550」という製品がリリースされました。


性能と信頼性のEFシリーズ

SSDにより、低レイテンシで高い性能(IOPS)を。65万台を超える導入実績(Eシリーズ)から信頼性を。そのアプローチの結果から、EFシリーズは「性能」と「信頼性」を同時に満たしており、世界一枯れたオール フラッシュ アレイ製品と言えます。



一般的にオール フラッシュ アレイは、既存プラットフォームにフラッシュを搭載するのではなく、新規にフラッシュに最適化したプラットフォームを開発することで、極めて高い性能(IOPS)を優先する傾向にあります。サーバCPU(およびメモリ)とHDDの性能ギャップが拡大している現在、そのアプローチはごく自然であり、それを改善するのがフラッシュの役割です。その一方、既存のストレージ製品ではできていた運用ができなくなることもあるので注意が必要です(例:ファームウェアのオンライン アップグレードなど)。ネットアップのEFシリーズは、性能特化型の既存プラットフォーム(Eシリーズ)にSSDを搭載することで、他社オール フラッシュ アレイ遜色ない性能(IOPS)を達成した上で、オンライン メンテナンスが可能になっています。更に、Snapshot / Remote Mirroring / Volume Copyといったデータ保護に必要な機能を実装済みであり、エンタープライズの厳しい要件を満たすオール フラッシュ アレイに仕上がっています。

IOPS」と「スループット」を両立するEF550

次に、フラッシュを語る上で避けては通れない性能についてご紹介します。



EF550は2Uのフォームファクタの中に、800GBSSD24ドライブ内蔵しています(最小構成は12ドライブから)。性能については以下の通りです。
  • 4KB Random Read 100% ⇒ 400,000 IOPS ~ 450,000 IOPS
  • 512KB Sequential Read 100% ⇒ 12GB/sec
EF550は、2Uのフォームファクタで450,000 IOPSを引き出せるのに加えて、1秒あたり12GBものデータ通信を可能とします。あえて言ってしまえば、IOPSはオール フラッシュ アレイであれば高くて当然です。一方、EF55012GB/secというスループットは、他社オール フラッシュ アレイを大きく凌ぎます。

EFシリーズのベースとなるEシリーズはシーケンシャルI/Oを得意とするプラットフォームで、それを実現する実装がコントローラにされています。そして、多くのシーケンシャル ワークロード環境で採用いただいています。EFシリーズは、元々シーケンシャルが得意なプラットフォームにSSDを活用することで、IOPSとスループットを「両立」できる製品となりました(細かく言えば、SSDの性能を引き出せる実装がコントローラに付け加えられています)。



次回の内容

EF550の強みである、IOPSとスループットの「両立」が非常に重要であり、その強みを生かしたOracle Database環境でのEF550活用法について、次回以降の連載でご紹介していきたいと思います。

岩本 知博(いわもと ともひろ)
システム技術本部 パートナーSE部 システムズ エンジニア
ネットアップ株式会社

会津大学大学院 コンピュータ理工学研究科卒、外資系データベース メーカを経て2012年パートナーSEとして入社。入社以来、パートナー支援とフラッシュ ソリューションおよびデータベース ソリューションを中心に活動。

関連情報
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【検証結果から理解するネットアップのフラッシュ技術】
第1回:フラッシュ技術をリードするネットアップの
ポートフォリオとその棲み分け


第2回:バーチャル ストレージ ティアとオール
フラッシュ アレイでオーバーサイジングを解決

第3回:バーチャル ストレージ ティアの強み
~ Flash Cache と Flash Pool の検証結果~

第4回:Flash CacheとFlash Poolの特徴(詳細編)
~キャッシュ ヒット率とキャッシュの永続性に
ご注意を!!~

第5回: Flash Poolの特徴(応用編)
~マルチ ワークロード対応の最強の
ディスク プールを構成する~

第6回:NetApp Flash PoolとOracle Database Smart Flash Cache の検証結果から理解する サーバ側キャッシングソリューションの特徴

第7回:NetApp Flash PoolとOracle Database Smart Flash Cacheの組み合わせ
~DB統合の密度を極限まで高める~

第8回:検証結果から導かれるFlash Cache、Flash Pool、Database Smart Flash Cacheの特徴

第9回:フラッシュ デバイスの特徴(基本編)
~ フラッシュ デバイス構造から理解する
書き込み量の増幅を改善する仕組み ~
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