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【真の Data Fabric に向けて】
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これから 3 回に分けて、 NetApp の Data Fabric の最新情報をお伝えします。第 1 回は SaaS 型データプロテクションである Cloud Control for Office365 (以下 Cloud Control)をご紹介します。この Cloud Control ですが 7 月上旬に US にて販売が開始されました。

はじめに:Cloud Control とは?

O365 、 GoogleApps 、 Salesforce など SaaS の利用が企業の中で一般化している中、 SaaS の中に有効なデータや機密性の高いデータが保存されるようになりました。そのため SaaS 内のデータコントロールを最適化することも企業での必須の要件となりました。 SaaS 内のデータコントロールに関する問題として、例えば、

  • SaaS 提供者が決めた SLA にてデータコントロール/データプロテクションを実現している。
  • Anywhere/Any Device で利用できるため非常に便利だが、 SaaS 内のデータコントロールが非常に難しい。
  • SaaS 間のデータ連携ができない。

といったことがあげられます。

SaaS ベンダーは自社の SaaS に適度に顧客をロックインさせながら、 SaaS 内のデータと外部のアプリケーションとの連携ができるように API を公開しています。ただし API を利用してシステムを開発し、データコントロールを行うことは、 1 企業で行うのはかなりハードルが高いことです。 Cloud Control はこのような課題を解決するために、 SaaS 内のデータプロテクションとそのデータの有効利用のために NetApp が開発した SaaS です。 NetApp の SaaS としては実は 2 つ目のリリースになります(最初のリリースは NFS ⇔ S3 の同期ツールである Cloud Sync)

Cloud Control の仕様概要

Cloud Control はから SaaS として提供されています。

https://CloudControl.netapp.com

このサイトにアクセスし、 O365 の管理者権限にて認証いただき、購入時に払い出されたアクティベーションコードを入力すると利用可能となります。

7 月上旬に販売開始した最初のリリースでは、 O365 の Exchange 、 OneDrive 、 SharePoint のデータプロテクションを AWS の S3 または弊社のオブジェクトストレージである StorageGRID Webscale に格納します。データを格納する際には、 Retention や取得間隔の要件により 3 つの Tier にわけることが可能です。

Cloud Control の仕様概要

Cloud Control の仕様概要

Cloud Control を動かしてみた!

日本に O365 の 30 日間無償のテナントを作って、Cloud Control も 30 日間無償のライセンスを発行して、動作を確認してみました。

Cloud Control の 30 日間無償のライセンスは以下のサイトから入手可能です。無償版は 100 ユーザ分が対象となります。

http://www.netapp.com/us/forms/tools/CloudControl-for-microsoft-office-365.aspx

設定は、バックアップ先のオブジェクトストレージの選択だけです。その後、バックアップ対象となる Exchange のアカウントや OneDrive のアカウント、 SharePoint のサイトを選択して、バックアップポリシーに基づき Tier1 から Tier3 に分け、スケジュールの設定を行って完了です。いくつか画面キャプチャーを取得しました。

バックアップ先のオブジェクトストレージを選択する画面

バックアップ先のオブジェクトストレージを選択する画面

Tire 毎に ExchangeOnline のアカウントを割り振る画面

Tire 毎に ExchangeOnline のアカウントを割り振る画面

設定を確認する画面

設定を確認する画面

動作確認を行う上で、日本の O365 のテナントで日本の S3 、日本の O365 のテナントで US West (北カリフォルニア)の S3 、 US の O365 のテナントで US West (北カリフォルニア)の S3 の 3 つのパターンで Cloud Control の動作確認を行いましたが、いずれも動作することを確認できました。

Cloud Control のリリース

実は Cloud Control のリリースですが、 500 ユーザから US のみで提供可能な状況です。日本でのリリースはもう少し先になります。 US での提供価格は US のドルで提示されていますが、日本でも同じ価格で提供されるか不明なため、こちらもしばらくお待ちください。US では最低 500 ユーザから販売を行っています。 AWS のマーケットプレースでは、すでに SaaS としてリリースされています。こちらは1ユーザから購入が可能で、価格は 45$/user/年になります。

Cloud Control のリリース (1)

Cloud Control のリリース (1)

CloudControl のリリース (2)

CloudControl のリリース (2)

Data Fabric と Cloud Control

CloudControl は、今後対象となる SaaS を増やし、 Salesforce や Google Apps にも対応予定です。さらにバックアップの格納先として FAS や Azure BLOG Storage などにも対応する予定となっています。 10 月上旬のラスベガスでの NetApp Insight 2017 で新しい発表があると思いますので、また皆様に新しい情報をお届けできるかと思っています。簡単ですが Cloud Control をご紹介させて頂きました。最後まで読んで頂いてありがとうございます!

NetApp Innovation 2017

池田 正一(いけだ しょういち)

ネットアップ株式会社

システム技術本部 ソリューションアーキテクト部 ソリューションアーキテクト

写真は NetApp Innovation 2017 登壇時のもの

 写真は NetApp Innovation 2017 登壇時のもの

2017年 8月

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