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2016年 8月

【IT インフラの「いま」を可視化、 成長に向けた「これから」へ ~OnCommand Insight (OCI) ~】

これから6回程度に分けて、可視化ツール 「OnCommand Insight」 (以下、 OCI )についてご紹介する予定です。

第 1 回: OCI 概要、第 2 回: DC 可視化、第 3 回:容量管理・最適化、第 4 回:性能分析、
第 5 回:レポート、第 6 回:まとめ

はじめに:可視化ツール「OnCommand Insight」

IT 資産が適材適所で有効活用されているかを把握する「見える化」は、どの組織でも共通の課題だと言えます。 OCI は、データセンター規模からお客様のプライベートクラウドまで、また仮想マシンからストレージまで End-to-End で環境を一元的に見える化するツールです。

OCI Image

OCI で見える化(可視化)可能な対象は、 VMware や Hyper-V に代表される仮想 OS や FC スイッチ、 ストレージ装置になります。 可視化対象から定期的に情報を収集することで、 性能や容量を把握します。 さらに管理対象機器に対して設定変更の管理を行うことも可能です。

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NetApp では管理製品を OnCommand ファミリとして、いくつか提供させて頂いております。NetApp の FAS/AFF シリーズのみを管理する場合は、無償の緑の列の製品をご利用いただくことも可能です。詳しい製品の内容に関しては、NetApp の営業/SE、またはパートナー様にお問い合わせください。マルチベンダの環境で、仮想環境をお持ちのお客様には OCI が有効になります。OCI はストレージの物理容量による容量課金の有償製品です。

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次にサポートされる対象のリソースになります。 主にストレージ装置、 ハイパーバイザー、 FC スイッチになります。 面白いところでは、 Amazon S3 が対象であり、 これは REST API にて S3 内のバケットを確認することができます。 NetApp は DataFabric を提唱し、 HybridCloud こそが、 お客様のビジネスを加速させる手段と考えていますので、 OCI も HybridCloud の環境でも使えるように製品開発を進めています。

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OCI で具体的に何ができるのかというと、 例えばある時間帯に、 ある仮想 OS の性能が劣化したという場合(遅くなったとエンドユーザから連絡が来た場合)、 性能劣化が見られた仮想 OS から OCI の UI にてリンクをたどることで、 性能劣化の要因を確認することができます。 OCI は取得した性能情報から、 どの対象がどの対象に影響を与えているか相関関係を付けているので、 相関関係が高いリソースや逆に影響を与えているリソースのリンクをたどることで性能劣化の原因にたどり着くことができます。 OCI を使うことでトラブル時の問題解決時間を短縮されたお客様は多数いらっしゃいます。

さらにまだ利用されていない領域を抽出したり、 容量や性能の長期的なトレンドを把握し、 次回の投資計画の参考にすることができます。 週次、 月次での性能トレンドを把握することだけでもシステム管理者にとっては有益だと考えています。 OCI では、 JAVA クライアントと Web クライアントの両方を用意し、 様々な角度から様々な情報をレポートすることができます。

OCI Image

OCI は①の OCI Server と②の DWH Server の 2 台の Windows Server が必要となります。 OCI のインストール自体は非常に簡単です。 ①の OCI Server は管理対象の設定や管理対象から情報を収集したり、 収集した情報を格納する役割を担っています。 ②の DWH Server は定期的に OCI Server から ETL ツールで情報を取得し、 Cognos を利用して様々なレポートを作成することができます。 OCI Server はデフォルトでは 7 日間の情報を保存しますが、 DWH サーバはデフォルトで1年分保管します。 レポートには標準で利用できるレポートが10数種類あるので初めは標準レポートから初めて、 徐々にレポートをカスタマイズするのがお勧めです。 OCI Server に Cassandra (性能情報を格納)や MySQL (インベントリ情報を格納)、 DWH Server にも MySQL ( DWH として利用) とありますが、 特にデータベースを意識する必要はありません。 OCI Server にも DWH Server にも OCI の機能としてのバックアップがありデータベースを含めてバックアップを取得可能です。

今回は第1回なのでOCIの概要について記載させて頂きました。 次回からはもう少し踏み込んだ部分についてお伝えします。

最後に株式会社クニエ様は、 企業の IT インフラの最適化を支援する無償アセスメントサービスを提供頂いており、 アセスメントの際にはOCIを利用して頂いております。 こちらも是非ご覧ください!!

http://www.qunie.com/press/pre160303.html
http://www.netapp.com/jp/company/news/press-releases/news-rel-20160303-311443.aspx

池田 正一(いけだ しょういち)
ネットアップ株式会社
システム技術本部 コンサルティングSE部 コンサルティングシステムズ エンジニア
国内の SIer を経て NetApp 入社、写真は 2015 年の MS FEST 登壇時のもの

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2016年 8月

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