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NetApp @VMworld2013 SanFrancisco イベントレポート
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マーケティングにてアライアンスマーケティングを担当している瀧川です。8月末にUSで開催された「VMworld 2013 SanFrancisco」のイベントレポートをお届けします。

(こちらは、Daily Reportとしてブログにてご紹介させていただいたコンテンツの要約版になっています。より詳細なコンテンツとしては、こちらをご参照ください。

Defy conventions

今回のVMworldのテーマは「Defy conventions」(意訳すると、既成概念を打ち砕けとでもなるでしょうか?)ここ十年でITの仕組みを根底から変革してしまった、仮想化技術のLeading companyであるVMwareが、これから・これ以上なにを打ち砕くのだろうか?と非常に大きな興味を持って参加した本年度のイベントでした。

イベントは例年通り、基調講演でキックオフされました。CEO Pat Gelsingerさんによる講演では技術的なテーマとしての「Software Defined Data Center」を支える新製品として「VMware vSphere 5.5」及び「VMware vCloud Suite 5.5」のリリースを発表し、さらにそれらを支える4つの要素である、「Compute」「Network (NSX)」「Automation」および「Storage」への機能拡張を丁寧に説明されていました。

Software defined Storage

なかでも、「Storage」に関しては仮想化環境の要であること、だからそこ「Software defined Storage」というキーワードの元、細かい機能拡張を実現またはこれから実現していくことを表明していました。

Software defined Storage

こちらに関する改善点は簡単に言うと、より「柔軟性」、「可用性」、「管理の容易性」と 「パフォーマンス向上」を狙ったもので、具体的には

「Virtual SAN」「Virtual Volumes」「vSphere Flash」「Virsto」

と呼ばれる各種機能がインプリされてきます。こうしてみると、提供される機能をすでにほぼ持っている仮想ストレージのメーカとしては「Defy the NetAppなのですか?」と思ったりもしたのですが、とくにVirtual Volumesなどの新機能は、ネットアップのような仮想ストレージメーカー各社と共同開発を進めていくとのことですので、得意分野を持っているメーカーとは機能連携(複雑な処理は任せてしまう、等)を図るところは、以前のスタンスと変わっていないと感じました。

製品系のアナウンスのあとは、以前より話題となっていたVMware社によるクラウドサービス「VMware vCloud Hybrid Service」の説明があり、Private Cloud、クラウド事業者のCloudの 仮想化環境とシームレスに連携できるメリットを訴求していました。これこそが破壊的な提案なのか?とも思いきや、すでにUSにて展開している自社DataCenterに加えて、以前から協力関係にあったクラウド事業社である「SAVVIS」社がいくつかのVMware DC拠点として連携していることから、日本などの海外拠点では同じくローカルのクラウド事業社とのパートナーシップを活かしたビジネス展開をしていくのかもしれません。

[展示について]

[展示について]
ネットアップのブースでは毎年新しい製品、ソリューションの提案をしていますが、今年もなかなかおもしろいコンテンツ展開をしていました。

[ハードウェア関連]

FlexPod Enterprise/Express

  • FlexPod Enterprise/Express

まずは、一番目を引く製品として、メーカーとしてわかりやすい展示だったのは、Cisco さんとの共同ソリューションである、「FlexPod」シリーズでした。ネットアップはストレージの専業メーカのため、データ管理やその処理に関してはいわゆるSoftware defined storage(企業によってその意味は多少変わるものの)が目指す各種機能は高いレベルで実装していますが、サーバ・スイッチは持っていないためCisco社とのアライアンスによりサーバ・スイッチ・ストレージの垂直統合システムを構築するだけでなく、仮想化はもとより更にその上に載せるアプリケーションを含めた共同検証をすることで、主にSIパートナー様への適切な構築・サイジング情報を提供することで、システム構築期間の短縮と、連携したサポートを実現しています。今回のブースでは新たに「OpenStack」を加えたシステム提案をしていました。

[ソフトウェア関連]

  • Virtual Storage Console

まずは、VMwareの仮想化環境の統合管理ツール 「vCenterのWeb Console」版に対応した「Virtual Storage Console」がデモンストレーションされていました。vCenterのブラグインとして無償で提供されるツールですが、vCenter上からネットアップのストレージが持つ独自の機能と連携した形で、環境のProvisioning、仮想クローンの作成、バックアップからDRまで設定管理できるため、ネットアップのストレージを操作する方法を覚えなくても上記の強力な機能が簡単に使えるのがメリットです。

Project shift

  • Project shift

これは結構斬新な提案です。Hyper-Visorが何であっても、その上に乗っているゲストOSを、引越し先のHyper-VisorのFormatに合わせて変換してしまうツールなのですが、今後はより洗練されたGUIにて提供がされる予定です。こちらに関しては時期が来ましたらまた報告をさせて頂く機会を作りたいと思います。

Data ONTAP clustered mode

  • Data ONTAP clustered mode

ネットアップのストレージ専用KernelはこのData ONTAPにて統一されていますが、順調な成長を遂げ、現行のVer8.2では非常に高速で安定したシステムになっています。さらにプライベートクラウド化を行った際に重要度別にシステムの優先順位を付けられるように、たとえば仮想ボリューム単位で「QoS」をかけられる様になった事をデモンストレーションしていました。

NetApp Private Storage for AWS

  • NetApp Private Storage for AWS

こちらも、Press Release済みのソリューションとはいえ、VMworldにて展示を行ったのは 正直びっくりしました。Public Cloudの最大手であるAWSとのデータ連携を単なるDirecto Connectで実現するだけではなく、AWSのDCに併設されたコロケーション業者さんである「Equinix」にPrivateに所有するネットアップストレージを設置することで、レイテンシを極力抑えた形でハイブリッドなクラウド利用形態を提案するものです。VMwareはPublic Cloudを含めた統合管理ツールを訴求しているため、ある意味AWSもパートナーと認識しているのだと思いますが、ネットアップもその点はまるっきり同じスタンスで、お客様が求めるITインフラのあり方を、なるべく既存のデータ管理手法を変えずに実現する方法(だけではないですが)として幅広いソリューションを展開予定です。こちらもまた時期が来ましたら詳しく解説させていただきたいと思います。

(今現在の本ソリューションに関する詳細は弊社SEの田中が解説したブログをご参照ください: https://communities.netapp.com/community/netapp-blogs/netapp_japan/blog/2013/08/08/railroad-station-of-storage-nps-for-aws

今回VMworldにて発表、展示された各種ソリューションは日本版VMworldと言っても過言ではない、vFourm2013にてよりわかりやすく展開されるでしょう。ネットアップも例年通りGlobal Diamondでもセッション・ハンズオンラボコンテンツ及び展示にて、いくつかのソリューション紹介をさせていただきます。先日Officialな告知サイトがオープンになりました。(https://vforum.jp/index.html?src=)また、ネットアップのセッション枠・時間も以下の通り確定しました。

[NetApp Session 枠]
日時: 2013年11月7日、13:10~13:55
タイトル: vExpert が語る! ネットアップで実現する 「Software Defined Storage」
ベストプラクティス
vForum にお越しの方々は、是非こちらにもお越しいただければと思います。よろしくお願いいたします。


瀧川大爾(Daiji Takigawa)
マーケティング部 シニアソリューションマーケティングマネージャ
NetApp




外資系IT機器製造メーカーのフィールドサポート、インターフェースに特化したIT機器メーカーでのプロダクトマーケティング担当を経て、ネットアップ株 式会社マーケティング部に在籍。その間ノート PC からサーバーの OEM 顧客先での障害対応、プロダクトマーケティング、チャネル開拓を経験し、2006 年 2 月よりネットアップに入社。現在はアライアンス関連ソリューションを担当

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